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中古パソコンを選ぶ時には、新品を選ぶ時とは少し違った観点からの注意が必要です。今回は中古パソコン購入時に注意すべき点をまとめます。

中古でも保証が付いているマシンを選ぼう


中古パソコンを買う時に最も気になるのが保証の有無ではないでしょうか。

新品であれば通常1年の保証期間があり、購入後1年間は無償で修理サービスを受けることができます。中古の場合はメーカー保証はすでに切れていることが多く、まれに延長保証を含めた保証が残っていることがある……という程度に考えておいたほうがいいでしょう。

ただ、中古販売店で買う時には、販売店による保証が付いていることがあります。その場合は購入時に保証規定が書かれた紙などが渡さ れるはずなので、必ずチェックしておきましょう。保証期間は大抵、通常1カ月、商品によってはもう少し短いものあります。これらは購入前に店員に確認して おくことも大切です。

保証期間中の故障については、メーカーではないため修理はできないことがほとんどです。大抵は同等製品との交換か、返金ということになるでしょう。また保証範囲にはバッテリーなどの消耗品は含まれないことが多いのでこの点も注意が必要です。

付属品が揃っているかまで必ずチェック


中古パソコンを店頭で選んで買う時には、見た目でわかる状態は当然、チェックしておくべきです。キーボードのヘタリ具合、液晶ディスプレイのドット欠け、本体のキズなどについては、状態についての説明書きとも見比べながら目で見て判断をすることが必要です。

見逃しがちなのは付属品が揃っているかどうかです。リカバリーディスクやドライバディスク、添付ソフトウェアのディスクも揃っているかどうか確認します。OSについてはライセンスキーがちゃんと付いているかどうかも要確認です。取扱説明書もあるに越したことはありません。

とくに格安品の場合はリカバリーディスクなどが付属していなくて、深刻なトラブルが起きたときなどにリカバリーができなくなることがあります。
また、AVパソコンなどで専用のリモコンや特殊な形状のケーブルが欠品しているようなケースも要注意です。必要な場合はネットオークションなどで丹念に探すしかありません。格安品は必ずなぜ安いのかを確認しておきましょう。

中古でも用途によってスペックを重視


新品を買う余裕がないから格安の中古を選ぶ…という人は多いでしょう。しかし、スペックに関して安易にハードルを下げてしまうのは 考えものです。パソコンはまず利用目的ありきです。安さだけでマシンを選んでしまうと、あとからこれができなかった、使えることは使えるけれど動作が遅 い、といった不満が出て結局は買い替えを考えざるを得なくなってしまいます。安くすませるはずがかえって高くついてしまったといったことがないように気を つけましょう。

インターネットで調べ物をしたりメールが使えればそれでいいのか、エクセルやワードなどOffice製品をストレスなく使いたいの か、動画のエンコードまで行いたいのか、3DのPCゲームを堪能したいのか、といった目的によってCPUの性能、グラフィックボードの有無、メモリと HDDの容量が変わってきます。自分の目的を叶えるためにはどの程度のスペックが必要かは、事前に目安だけでも調べておくといいでしょう。

そのうえで、デジタル家電を専門に扱っている中古店であれば、店頭のスタッフに利用目的を伝えて、適合するスペックのパソコンをす すめてもらうのが手っ取り早い方法です。もしも予算が足りないなら、デスクトップであれば最低限、CPUだけでもスペックを合わせておいて、メモリやグラ フィックボードなどはあとから増設することも可能です。それができるかどうかも含めて店頭で相談してみれば、どれを購入するかの指標になるに違いありませ ん。

じゃんぱらでは、ノートPCのほか、タブレットPC、デスクトップPCを数多く取り揃えています。分からない事がありましたらお気軽にスタッフまでお声掛けください。