全国的に曇り模様でどんよりした日々になっておりますが
皆様いかがお過ごしでしょうか。

頭の中はいつも天気!
Foutainでございます。

いきなりですが皆さんは
投影型キーボード、と言うのはご存知でしょうか。
今回は面白ハイテクなキーボードを見つけましたので
ご紹介したいと思います。

投影されたキーボードを叩き
デバイスを操作する・・・。
そんなSF映画さながらのような出来事が
ついに実現するのです!

これがあればアイ○ンマンのトニー○タークのように
スタイリッシュにタイピングができる!
そんなアイテムをご紹介しましょう。

この投影型のキーボード。
見た目はなんかよくわからない四角形の物体。
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しかし、こちらの四角い物体。
MiniUSBでPCでつなげてから
背面のスイッチを入れると…
ドン!!

2015090402
なんと、机の上に赤外線でキーボードのキーが投影されます!!
SFチィック…
(BGM:未知との遭遇)
ちゃんとキーを押すと対応したキーがPC上に表示されます。
我々男の子としてはこういったロマンを感じる品物には
グっと心を揺さぶられるものです・・・

必要な時に電源を入れておけば本来キーボードを置いていた場所に
別の物を置くなどし、スペースを有効利用することも可能!
カッコいいだけではなく省スペースにも貢献できる上に
商品によってはBluetooth接続できるものもあるので
タブレットやスマートフォンなどのモバイルガジェットにも
併せて使う事ができるとてもクールでイケてるヤツ!

しかし、この投影型のキーボード。
どういう原理なんでしょうか。

まずここから赤外線を発し机の上にキーボードを投影します。
2015090403
その後、対応したキーをタップすると
指に赤外線が反射し、その反射した光をセンサーが読み取り
文字入力として反映させるという仕組み。
2015090404
従来のキーボードと違い、キーそのものがないので
タイピングする時に
カチャカチャカチャッ…ッターン!
のような音がしないのもメリット。
機種によってはタイピングの際に音を出す事もできるので
文字入力の際に「ピピッ」と音を出す事も可能です。
2015090405

タブレットやスマートフォンとペアリングして
外付けキーボードとして利用する事も可能!
では実際に我が愛しいXperiaZ3ちゃんに接続。
今までの記事でもご紹介していたような感じで
bluetoothに接続します。
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接続完了。
では実際にタイピングをしてみましょう!

タイピングした感じですが
指で反射した赤外線を読み取る仕組み上
通常のキーボードに慣れてしまっている場合には
少し違和感を感じるかもしれません。
いつもより一文字一文字しっかりとタイピングする感覚で
打ち込むとミスもなく文字入力ができると思います。
慣れてしまえば普通にタイピングが可能ですので
持ち運び可能なキーボードとしては
軽量場所取らずでとってもナイスなアイテムとなります。

しかしすごいですね、赤外線…。
Foutainは赤外線だと古くはガラケーのメアドの交換や
コタツなどが一番馴染み深ったものですが
赤外線も時代とともに進化しているんですね…。

ちなみにFnキーとカーソルキーを操作する事によって
キーボードの輝度やタップ音量調節なども可能です。

ご覧の様に赤外線を照射してるだけで
超カッコイイクールなアイテム。
タブレットでBluetooth接続し
カフェなんかでタイピングなんかした日には
マジかっこよくてスタイリッシュな事うけあい!!

しかし、この投影型のキーボードですが
基本的には机の凹凸のないフラットなところ。
つまりは平らな部分で使用が前提となりますので
布団の上や、他にモノが置いてある散らかってる机などでは
使用する事ができません。
またガラス板など赤外線が透過してしまうものや
鏡や大理石のように表面がツルッツルでテッカテカの机には
利用する事ができません。

では、平らと言ってもどのくらいまでなら利用できるのか。
ここは思い切って検証してみましょう。

まず色々な場所においてキーボードが認識するのか。

●壁に設置してみる

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これくらいの凹凸のある壁であれば
問題なく認識するようです。
テープか何かで固定して設置すれば
壁をたたいて文字入力というスタイルは
一番SFチックでイメージもカッコイイんじゃないでしょうか!?

●人体に設置してみる
さて、それでは今回の大トリ。
以前の記事でもiPhoneの強制徴収提供や
無意味なアクションを動画に撮影していたスタッフSくんの登場です。
実はこの記事を執筆するにあたり
Foutainがどこまで設置にチャレンジできるか悩んでいた所
颯爽と現れたSくん。

Sくん
『背中に設置してタイピングできたらすげーCoolじゃないっすか!?』

謎のノリで現れたSくん。
そのままの流れで彼の背中を借りる事に。
彼の背中に投影型キーボードをそっと置き
スイッチを入れる。
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…違う。
Foutainが考えていたCoolでスタイリッシュとは
あまりにも違いすぎる…。
なんでこの子は背中に
投影型キーボードを表示させながら
orzのポーズをとっているのか。
FoutainがカメラアシスタントのYくんと
「なんかちょっと違う、コレは何かCoolじゃないね…」
と言わんばかりに顔を見合わせていた所、

Sくん
『早く!早く自分の背中でタイピングをしてください!!』

もうそういうプレイかなコレ。

とりあえず彼の頑張りも無駄にしない為にも
レッツ検証。

ぐにぐに…。(タイピング)
ぐにぐに…。
…(うんともすんとも言わない投影型キーボード)

電気を消してチャレンジをしてみますが…。

ぐにぐに…。(タイピング)
ぐにぐに…。
…(うんともすんとも言わない投影型キーボード)
最後に平手打ちをしてみましたが
やはり、キーボードはほぼ無反応。
Sくんの「イテェ!」って声が聞こえた気がしますが
尊い犠牲とします。

以上、色々検証してみましたが
実際に使うのであれば
「平らな机の上で使うのが一番!」
と言う事に落ち着くと思います。

実は投影型キーボードそのものは
そんなに新しいジャンルの商品ではなく
数年前から商品として存在していました。
ただ価格も当時は30000円弱していたのですが
現在では種類も増え、安いものでは5000円前後で買えてしまいます。
安価で使いやすくなっているのも時代の流れ
技術の進歩と言うものかもしれませんね。

今はまだ机などの場所でしか使えませんが
そのうち、SF映画のようにデバイスから
空中に投影されたキーボードを操作する時代が
そう遠くない未来のお話になるのかもしれません。

以上、最近某アメコミヒーロー集結映画の2作目を見て
興奮が抑えきれないFoutainがお送りいたしました。

尊い犠牲。
2015090410