昼夜、汗ばむ季節になってきました。
もうすぐ、夏がやってきますね

夏大好き、Logicsです!

部屋の気温が暑くなって来たのかどうか定かではないですが
我が家のお子様(機械)が駄々をこね始めました。

前回の記事のリモート君
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まず、一人目は2008Late のMacBook Pro
Core 2搭載なのですが、グラフィックにGeforce 8600GTを搭載しており
そこから出る熱と、クラムシェルモードにて使っているため
ラック内の排熱に耐えられなかったのか
轟音とともにフリーズしておりました。

取り出してみると
やけどをするくらいの熱さ。
これは、まずいと思い 急冷することに。
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これなら、よく冷えろーもん。
※濡らさないように、注意してください

かといって、こんなことを毎回フリーズするたびにできる訳ありません
やはり、ここは静粛さを犠牲にし、常にファンをぶん回して
冷却効果を高めるしかないわけです・・・。

ということで、Logicsのイチオシアプリ
MacFan Controls」をご紹介。

このアプリは、MacとBootCampWindows用でリリースされており
Mac内のシステムボードの温度センサーを検知し起動するアプリのため
BootCampじゃないと起動できないようになっています。
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操作はいたって簡単。起動させて、「Custom」をクリック
表示窓が出てきますので、そこで回転数を一定値にし
いい塩梅のところで設定するだけです
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ひとまず、これで「勝つる!」と思ったのが運の尽き
結果は、惨敗。冷えきれません・・・・。

回転数をモニタリングしてみたのですが
回転数が上がらない・・。?! ソフトのバグ?!
いろいろ、考えてるうちに面倒くさくなり
エアダスターで、排気口あたりを噴射してみました。
出てきたんですよ。「あれ」が・・・

■パソコンの中はほっかほか、ぬっくぬくの綿だらけ?!

環境にもよりますが、綿のような埃が
本体の中にぎっしり詰まっていることがよくあります。
これがファンの風を妨げ、布団のように熱を保温するのが原因です。
粉ぼこりなどは、ファンの羽にくっつき、回転数を落とす原因にもなります。
しっかり、エアダスターで吹き飛ばし、風通りを良くしましょう。
これで、エアフローも確保でき、回転数も上がったところで
ちょっと、心配になりました。

そういえば、空気の悪いところで使っている本体は
夏の準備はできているのか?と

そうです。メインで使っているRetina 15インチのMacBook Pro
これは、現場用として様々なイベントなどに持ち運びをしているMacです
もちろん、スモークやタバコの煙を沢山吸って冷却している本体のため
汚れやすいはずです。

最近鈍い動きや、熱も結構出ることから、気になってしまい
分解をしてみようと、一大決心しました。
よし、サポート外になっちゃうけど、やってみよう!!
※Apple在宅修理サービス・プログラム対象機種以外の分解は認められていません
 Retina/Airなどはサポート外の分解行為になります。予めご注意ください。

ということで、手持ちの工具でネジ穴が合うかどうかを合わせてみたところ
合いません・・・。どれも帯に短し、たすきに流し。
大きすぎるか小さいか、小さくても歯が合わず、潰してしまうような感じです
やはり無理かということで、諦めていたのですが
さすが、A○azonさん。最大級の品揃えでびっくりデス。
じゃんぱらも、見習わなければいけないですね・・・。(汗
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ひとまず、こちらをゲットし早速分解
裏からネジを全て外します。
中心部にマグネットで留っている箇所がありますが
力を入れなくても簡単に外れます。
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やっぱり、汚いorz

お食事中の皆様すみません。
ドアップでお届けします
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ついでなので、SSDも外して掃除します
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掃除方法なのですが、エアダスターをかけるまえに
一回、乾いた柔らかい歯ブラシでファンの汚れを予め落とすのをおすすめします
やはり、埃の質にもよりますので、ヤニ汚れなどでこびりついた埃は
こすり落としてから吹き飛ばすほうが効率よく落とせます。
ファンを軽く押さえ、羽を歯ブラシで優しく撫でて汚れを落とします

ついでに、「イオンで臭いを分解!」という触れ込みの
クリーナーを用い、綿棒などで綺麗に拭き上げます
粗方の臭いはこれで取れました。

After↓
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さて、綺麗になったところで
ネジを閉めようとした時異変に気づきました
外した際に、安易に同じ長さに見えたので全部同じだと思ってたのですが
2本、長さが微妙に短いものがありました

昔の本体から、通気口側のネジは他と違うことが多かったApple製品
今回もまさかと思ってみたのですが、大正解
この部分のネジ2本が微妙に短いものになります。
分解した時適当に締めないでくださいね。ネジの脱落やネジ穴の破損につながります
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さて、ソフトウエアアップデートしながら、ファン周りの臭いが
ある程度とれたので、これを使って本体のヤニ臭いのを取ろう
とファンを拭きあげたクリーナーで本体を掃除してたら、問題が・・・・。

これが、また大きな問題に発展するとは思いもよらずです・・・。

■iTunesアップデート問題

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今まで単色のアイコンだったものが
いきなりカラフルになって登場!
しかし、このiTunesのバージョンより大きな問題が一部のユーザーに発生しています

そう、PCDJの皆さんには、大変大きな事件のようで
いままで、DJソフトメーカーもアップデートの時は特に動きませんでしたが
このバージョンは、アップデートをしないようアナウンスしています

アップデート後に起きる問題として

■iTunesライブラリーが同期できなくなる
→環境設定の詳細にある、iTunesライブラリXMLを
ほかのアプリケーションと共有にチェックを入れて回避できる
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■iTunesにて作成したスマートライブラリ(ライブラリーフォルダ)の構成が
共有しているアプリケーションで管理できない

→フォルダー内に収納できず、すべてオープンの状態のまま表示される。
対策は共有側のソフトで今後対応予定
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↑この画像で言うとClassic年代順と書いてある左端に▼の印がついて
ここをクリックすると年代別に小分けされた部分がカラム内に収納されます
しかし、不具合で収納されなくなっています。

■iTunesライブラリーを読み出しに行くのに時間がかかる
※多少おそくなっているという書き込みがサポートスレッドでされています。

PCDJ界だけを揺るがすわけではなく
なんと、カーオーディオ界にも影響が出てしまっているようです。
やはり、プレイリストがらみはあるようですね。
elmarさん宅では、アップデート後
iTunesプレイリストが同期できるカーステから
リストが見えなくなってしまったとのこと・・・・。

しかしながら、アップデートをしてしまった以上
iTunesライブラリーの根本である、iTunes Library.itlが
アップデートされてしまい、ダウングレードすることが不可能になります。
Time Machineでアップデート前のライブラリとアプリまで戻らないといけません。
ご注意くださいね。

さて、それがなければ新機能「AppleMusic」が搭載され
興味が湧いてきそうだったのですが、この新機能については
アップデートして困った仲間が助けを沢山求めに来てるため
追求どころではありません(汗)

ということで、新機能については手にした皆さんが
色々開拓していってみてください。

と言いながらも、続々と助けを求めにやってきてますので
これにて、Logicsがお送りいたしました。