タブレットを中古で手に入れるなら今が最も面白いときかもしれません。使い勝手のよい端末を一時期より安い価格で入手でき、運用コストも安くなっています。今回は中古タブレットの選び方について解説します。
スマホに続く2台目なら安く運用するタブレット
タブレットを中古で買うメリットは、まずiPadやXperia、Nexus7といった人気のタブレットが少しでも安く手に入るこ とが挙げられます。1世代前のモデルなら価格もさらに安くなります。最も安いのは海外メーカー製の旧世代タブレットで、製品によっては1万円を切るものも あります。加えて、モバイルネットワークに対応した高機能なキャリア専用のモデルを、契約に縛られず安価に購入できるところも魅力です。
また、タブレットは大画面で操作でき、インターネットで調べ物をしたり、動画や画像を見たり、マンガを含む電子書籍を読んだり、ゲームをしたりといった用途に向いています。またホームユースなど同じ画面をみんなで見るような場面に適しています。
すでに持っているスマホに続く2台目として使用するのも効率がよく、スマホは音声通話をメイン、中古タブレットはMVNO業者が提供するデータ通信専用の格安SIMで使えば月々のランニングコストも低く抑えられます。
Wi-Fiモデルか、SIM対応モデルどちらを選ぶか！
タブレットには、SIMスロットを備えていてキャリアのモバイルデータ通信でインターネットに接続できる「セルラーモデル」と、 SIMスロットがなくWi-Fi接続のみで利用する「Wi-Fiモデル」があります。さらに最近ではセルラーモデル同様にSIMスロットを備えていなが ら、キャリアによるSIMロックがかけられていないSIMフリーモデルも普及してきました。
タブレットは家や会社のWi-Fi環境下で使用することが大半という人なら、Wi-Fiモデルで満足できるでしょう。端末価格も安く、すでにパソコンなどを使うのに無線LANルーターを使用しているのなら追加の通信費もかかりません。
一方、モバイル端末としてタブレットを外に持ち出すことが多い人なら、今はSIM対応モデルがおすすめです。とくにSIMフリー端 末は格安SIMと相性がよく、Wi-Fi接続に縛られることなくどこでも使うことができて、月額通信料金も安く抑えられます。またキャリアのSIMを使用 する場合も割引サービスが充実してきているため、以前よりWi-Fiモデルとの価格差は小さくなっています。
iPadでは、Wi-FiモデルとSIM対応モデルの違いにGPS機能の有無があります。iPadのWi-FiモデルにはGPS機能が搭載されていないため、タブレットをカーナビやモバイルナビに使う予定があるならSIM対応モデルしか選択肢はありません。
安定人気のiPad、利用範囲の広いAndroid、ビジネスに強いWindows
中古で売られているタブレットの種類は、iOS搭載のiPad、各社からさまざまな機種が出ているAndroidタブレット、最近ではWindows8.1を搭載したWindowsタブレットなどが代表的です。
iPadは持ち主を選ばない使い勝手の良さで定番化していて、旧機種でもそれほど価格が下がりません。すでにiPhoneを使っているという人にとっては、iPadが使いやすいと言えます。
AndroidタブレットではソニーのXperiaは品質の良さで評価が高く、ASUSのタブレットもコストパフォーマンスの高さ で人気があります。Googleの7インチタブレットであるNexus7はファンも多く、あらかじめSIMロックがされていないので格安SIMと相性が抜 群です。また、AmazonのFireタブレットも独自仕様ではありますがAndroidタブレットの仲間に入ります。
Androidタブレットは10インチ、7インチのほかに6.4インチ、8インチ、9インチなど様々で、家族で使う、外に持ち出して使うなど用途に合わせて使えます。
WindowsタブレットはOfficeが標準で付いてくるのが魅力です。ビジネス用としても充分活用でき、キーボードを装着して ノートPCと変わらない使い方ができる機種もあります。マイクロソフトのSurface Proは10万円超の高価格帯製品ですが、モバイルノートPCからの乗り換え組にも人気が高いです。また、やや意外なのは、「Office欠品」のために 安くなっているWindowsタブレットがFlashベースのゲームを楽しむために買われていることです。
iPadや最近のAndroidではFlashが動作しないため、ブラウザゲーム用のマシンとしてWindowsタブレットを選ぶ人も多いようです。
じゃんぱらでは、各種タブレットを取り扱っています。人気のタブレットは入荷後すぐに売れてしまう事もありますので、欲しいタブレットがある場合は、ホームページをこまめに確かめてみることをおすすめします。
