近頃、急に寒くなって参りましたね。
つい先日では、都心でも初雪が見られたくらいです。

 

秋は一体どこへ…(´・ω・`)コウヨウ

 

どうも、megです。

今回のネタは、Fujifilm X-マウントへ移行後、買ったはいいけど
なかなか陽の目を浴びなかった望遠レンズを使おう!
といった形で進めていこうと思います。

さて、望遠レンズとは端的に遠くのものを大きく写すレンズです。
普段使いであろう標準画角のレンズと違い、画角の狭さからくる
使いづらい1面はあるものの、景色の「ある1部分」だけを
切り取ることができるこの画角は、使ってみると
案外その存在意義を感じることができます。

 

例えば、こういう作例はいかがでしょうか?

dscf4440

使用カメラ:Fujifilm X-Pro2
使用レンズ:Fujifilm XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR + XF 1.4X TC WR
モード:シャッタースピード優先
シャッタースピード:1/250
ISO感度:200

サーキットを疾走するドリフトカーをアップで撮影してみました。
中望遠以下のレンズでは決して撮影できない作例かと思います。

 

次は2枚の比較作例です。

img_0064

広角から標準域で撮影すると↑の作例のような広い範囲を撮影をするわけですが、
これを望遠で切り取ってみると↓のようになります。

dscf0051

使用カメラ:Fujifilm X-Pro2
使用レンズ:XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR
モード:絞り優先
絞り値:F5.6
ISO感度:200

紅葉景色のほんの一部ですが、これも秋を感じられる1枚となっています。
背が届く距離に上手いことあれば、標準や中望遠レンズでも
撮影可能な作例ではありますが、望遠レンズであれば
このような大胆な切り取りも可能なわけですね。

今回のブログネタ含めて、ドリフトカーや秋の紅葉を
『望遠レンズ』で撮影してきましたので、
以下しばらくお付き合いください。

■ロケ場所
・お台場-D1GP TOKYO DRIFT-
・吉祥寺-井の頭恩賜公園-

cimg3599

■使用機材
Fujifilm X-Pro2 + XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR

 

dscf4912

使用カメラ:Fujifilm X-Pro2
使用レンズ:Fujifilm XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR + XF 1.4X TC WR
モード:シャッタースピード優先
シャッタースピード:1/250
ISO感度:200
一言コメント:疾走していく2台のドリフトカー達です。
背景を流すとさらに臨場感が出るのですが、動体撮影初心者のmegには
これが限界でした(´・ω・`)デモカッコイイ

 

dscf4337

使用カメラ:Fujifilm X-Pro2
使用レンズ:Fujifilm XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR + XF 1.4X TC WR
モード:シャッタースピード優先
シャッタースピード:1/125
ISO感度:200
一言コメント:シャッタースピードを少々落としてみました。
これでもまだ速いようですが、車輪がちゃんと回転してくれています。
これは1歩前進です。

 

dscf5266

使用カメラ:Fujifilm X-Pro2
使用レンズ:Fujifilm XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR + XF 1.4X TC WR
モード:シャッタースピード優先
シャッタースピード:1/320
ISO感度:640
一言コメント:これはシャッタースピード速くて正解だったと思う作例です。
ドリフトによる白煙で臨場感自体は出てくれています。

dscf0036

使用カメラ:Fujifilm X-Pro2
使用レンズ:Fujifilm XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR
モード:絞り優先
絞り値:F4
ISO感度:200
一言コメント:やはりFujifilmの色作り・発色はイイ(*´∀`*)
俗に言うRGB、三原色の赤・緑・青の再現がしっかりしているカメラは
撮影に安心感を生んでくれますね。
RAW編集はせず、カメラ内設定のみ微調整した作例です。

 

dscf0018

使用カメラ:Fujifilm X-Pro2
使用レンズ:Fujifilm XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR
モード:絞り優先
絞り値:F2.8
ISO感度:400
一言コメント:こちらはあえて、紅葉部分とそうでない部分を
フレーミングして撮影しています。
紅葉への移り変わりが感じられる1枚に仕上がっています。

 

dscf0042

使用カメラ:Fujifilm X-Pro2
使用レンズ:Fujifilm XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR
モード:絞り優先
絞り値:F4
ISO感度:200
一言コメント:最後に今回のロケで異様に印象深かったため抜擢。
夕日を見て何を思うのでしょうか・・・。

 

とこのように望遠レンズで1景色を切り取ると、
意外な1景色を主題にできたり、迫力ある画が撮れるのは
望遠レンズの魅力の1つですね。
フルサイズ用やAPS-C用の望遠レンズはどうしても大きく、場合によっては
重くなりがちですが、それを補って余りある望遠レンズでしか撮影できない
写真というものは間違いなくあります。
スナップメインのお客様もぜひ手頃な価格帯でもいいので、一度望遠レンズを
手に取ってみてください。
きっと撮影の幅が広がって写真ライフをより満喫できるはずですよ♪(*´∀`)b

 

何やら〆の空気を醸し出していますが、まだもう少し続くんじゃ。
題名にもある通り、今回新たにサブ機を購入しています。

サイトリニューアル前からご購読頂いているお客様がいましたら、
「またかよっ!?」と声が飛んできそうです。

そう言ってやらないでください・・・(´;ω;`)
こうなったのにはちゃんと事情があるんですよ?

実はですね。
上記作例でも紹介したお台場D1GP前に、
すでに愛機X-Pro2がすでに不調な状態だったのです。
修理期間上、D1GP前に修理に出すということができず、
そのままD1GPに駆り出しましたが(苦笑)

いや、それはいいのです。
つまりですね、D1GP明けにX-Pro2を修理に出したがために、修理期間中手元にカメラがなかったのです!

 

V1?GR?・・・知らない子ですね(※自宅除湿機内にて待機中)

 

そうなれば、普段の通勤・お出かけの際には
必ずと言っていいほどに忍ばせているカメラがなくて、
もうmegは通勤前に自宅の鍵を閉め忘れたかの如く、
不安に苛まれるわけですね。

そこで見つけてしまった。
下手するとポケットサイズのAPS-CミラーレスのCanon EOS M10君が
こちらをジーっと見てるじゃないですか。

 

「あ、これを買って次回のブログネタにしようかな・・・。」

 

なんていう大義名分(謎)を得てしまったが最後、即お買い上げ。
こうしてmegと愉快なカメラ達の仲間入りを果たしてしまった
Canon EOS M10をご紹介します。

 

■Canon EOS M10 -4万円で始めるカメラライフ-

img_0185

実は今回のブログネタ、本当はこれのみに絞ろうと思ったくらいでした。
とはいえ、カメラデビュー機であるCanon EOS Kiss X5以降
ほとんど使っていなかったメーカー、かつレンズが1本しかなく、
作例足らずで今回のX-Pro2含む記事ネタになった次第です。

 

まずは、EOS Mシリーズについてですね。
11/25にEOS Mの最新機種であるM5の販売がされています。
このEOS M10は、そのM5より1つ前に発表されているM3と一緒に
廉価版として登場。
APS-Cミラーレスとしては、最小クラスと言えるほどコンパクトなのが特徴です。
下手するとマイクロフォーサーズ規格のカメラよりも小さいのに、
大型センサーの恩恵を得られるとは時代は進歩したのだと遠い目。

また縦方向180度チルト式タッチパネルにより、ハードウェアスイッチが
少ないデメリットを補い、直感的な操作が可能です。
チルトは縦方向に180度のみの可動ですが、ローアングル撮影が
出来るのはありがたいところです。

cimg3652

そしてレンズはもちろん、コンパクトでよく写ると
巷で専ら評価の高い「EF-M 22mm F2 STM」を装着。
M10のコンパクトさを活かすならこれ以上はないでしょう(*´ω`*)

そんなM10の作例はこちら。

img_0087

使用カメラ:Canon EOS M10
使用レンズ:Canon EF-M 22mm F2 STM
モード:絞り優先
絞り値:F5.6
ISO感度:800
一言コメント:やはり一番最初に気になったのはモノクロ描写でした。
試しに撮影してみましたが、いい意味で期待を裏切ってくれました。

 

img_0093

使用カメラ:Canon EOS M10
使用レンズ:Canon EF-M 22mm F2 STM
モード:絞り優先
絞り値:F2.5
ISO感度:1250
一言コメント:モノクロがOKとわかれば、次は高感度テストをするのが
カメラ好きの性です。
等倍付近まで拡大すると少々ノイズが見え隠れしますが、特に破綻せず
空気の澄んだ冬のトワイライトタイムを美しく描いてくれますね。

 

img_0038

使用カメラ:Canon EOS M10
使用レンズ:Canon EF-M 22mm F2 STM
モード:絞り優先
絞り値:F2
ISO感度:1000
一言コメント:ここまでやってくれるなら、きっとこんな撮影状況でもイケる!
と確信して撮影した1枚です。
予想通りでしたが、APS-Cセンサーらしく広いダイナミックレンジですね。
正直な感想「ここまで写るのか!さすがCanon!」と関心させられました。

 

img_0044

使用カメラ:Canon EOS M10
使用レンズ:Canon EF-M 22mm F2 STM
モード:絞り優先
絞り値:F2
ISO感度:1600
一言コメント:ここまで広いダイナミックレンジならば、
モノクロ時の階調もいいのでは!?と思い撮影してみたらやはりそうでした。
簡単に白飛び・黒潰れせずに粘り強い描写ですね。
オーバー気味、アンダー気味の作例と幅広い撮影が期待が持てる1枚です。

 

img_0062

使用カメラ:Canon EOS M10
使用レンズ:Canon EF-M 22mm F2 STM
モード:クリエイティブフィルター(トイカメラ)
一言コメント:ちょっと趣向を変えて、クリエイティブフィルターにて撮影。
色温度を寒色方向に振ることでアンティーク調仕上げです。
このモードだけでもわりといいかもしれません(苦笑)

 

img_0068

使用カメラ:Canon EOS M10
使用レンズ:Canon EF-M 22mm F2 STM
モード:絞り優先
絞り値:F5.6
ISO感度:200
一言コメント:X-Pro2だけで紅葉というのは寂しいので、M10でも実はパシャパシャ。
こちらの赤も飽和せずに優しい赤という印象です。
このあたりもさすがCanonの一言。

 

いかがだったでしょうか?
廉価版の機種とはいえ、この写りは侮れません。

コンパクトで持ち出しやすいカメラは、1台あると日常スナップ撮りには
非常に重宝致します。
今回の機材のようにレンズ込みで4万円程度(ちょっとお高めの約レンズ1本分相当)で
手に入れることも可能ですので、ぜひ一考してみてはいかがでしょうか。
もちろん、サブ機といわずともメイン機であると言っても過言ではありません。
紅葉は長くは続かないかもしれませんが、これからイルミネーションの季節ですので、
それに合わせて買うというのも大いにアリです♪(*=∀=)b

Let’s enjoy camera life!!

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以上、megがお届け致しましたm(_ _)mペコリ

 

追伸:M10購入後、その2日後にX-Pro2が元気な姿で戻ってきました…(´-ω-`)アレ?