日々、時間に追われる現代の人類には癒しが必要なのかもしれません。
仕事や学校から帰って来た時、家で出迎えくれるペットって愛おしいものですよね。
彼(彼女)達も一生懸命アピールしてきます。
今回はそんなペット達をかわいく撮ってみようと思います。
カメラはマイクロフォーサーズ機の【OLYMPUS OM-D E-M5】をチョイス。
小型なのでペットさんたちに威圧感を与えにくいのでは?
レンズは【M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8】【フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980 F8】を主に使用しています。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 露出補正+0.7EV
Kさんの【ホオミドリアカオウロコインコ】「かぼす」さん(♂)。
つぶらな瞳と目の周りの白い模様がカワイイ。
毛づくろいに余念がありません。グリーンの羽が美しいです!
elmarも子供の頃、文鳥からセキセイインコやカナリアなど飼っていた事もあり愛らしさはよくわかります。
どんな鳥でも翼は素晴らしく機能的で無駄が無いのにも関わらず究極の美しさを秘めているようです。
今回、使用しているレンズの一本をつついてます。
OLYMPUS OM-D E-M5 フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980mm F8
e:こ、壊さないでください。
鳥類は恐竜の直系の子孫と考えられるそうですがこうしてクローズアップしてみると納得できるかも。
逆光で露出を切り詰めて撮影してシルエットを強調した一枚。
なんとなく物思いにふけっているような。
翼を拡げ、空気を捉えて飛べる鳥たちは本当にすばらしいわけで。。。
躍動感を出すため翼がぶれるように撮影。タイミングよく飛び立ってくれるわけではないので根気よく待ちました。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 露出補正+0.7EV
クローズアップレンズ 37mm No3併用
ご主人さまになでられてウットリ。
ポートレート風に仕上げたかったので露出はオーバー目に振り、クローズアップレンズを装着してぐっと近寄りました。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 露出補正+0.7EV
スッとご主人さまの肩に乗ります。
撮影中に時折、噛み付かれたりもしましたがなついた時の可愛さはいいものですよね~。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
おやつをもらってゴキゲンになったご様子。またね!
続きましてはSさんのワンコ「クロエ」さんです。
チワワとダックスフントを交配させた【チワックス】という犬種だそうです。
小型犬は細かな動きが多くなかなかじっとしていてくれません。
カメラをずっと出しておいてにおいをつけさせるなど慣れさせる事も大事ですね。
大きめの耳と愛くるしい目が印象的!
画面右上に写っているのは視線をひきつけるためのティシュペーパーです。
OLYMPUS OM-D E-M5 フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980mm F8
おやつに夢中!
フィッシュアイレンズでぐっと寄ってみるとまた違った印象になります。
目や鼻が大きくデフォルメされて写ります。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞りを開放付近にして瞳の可愛さを浮き立たせます。これはポートレートと同様の手法ですね。
一眼カメラならではの表現ですからぜひとも単焦点レンズで撮影してみる事をオススメします。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4-5.6 R
こちらは飼い主さんに撮影していただいたもの。望遠レンズを使って少し離れて狙っています。
距離をとったせいか視線が落ち着きますね。
ちょっと走り疲れたところをご主人さまに抱いてもらっての一枚。
モノクロームに変換することによってノスタルジックな雰囲気を演出してみました。
今回は撮影当日が大雨のため屋内での撮影となりました。いつか太陽の下で走り回る姿を今度は撮影してみたいですね。
鳥、犬ときましたので最後は猫をご紹介。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 露出補正-0.7EV
elmarが飼っている黒猫の「そら」さんです。
洗面台ですずんでいるところ。白バックに黒猫なのでまるで切り抜いたようにみえます。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 露出補正-0.7EV
猫はふとんやベッドなどやわらかいところが好きなようでよく寝床を占領されます。
黒猫に限らず黒いものを撮影するときはマイナス側の露出補正をかけておきましょう。最近のカメラはかなり良くできていますが結局は無難な設定になりがちです。
よりよい仕上がりを目指すならメインの被写体に対して補正を加えて撮影してみましょう。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 露出補正-0.7EV
絞りは開放付近のF2.2に設定。開放F1.8だとピントの合う範囲が浅くなりすぎますので顔がぼけた印象になる場合があります。
1から2段絞る事によって画質の向上も望めますしピントもくっきりします。特に正面から撮影する場合は注意しておきましょう。
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 露出補正+1.3EV
ベランダの外にやってきた小鳥たちをじっと見つめる「そら」さん。
瞳だけにピントを持っていきたかったので絞りは開放値F1.8に設定して「視線」を強調しています。
一眼カメラでペットや動物を撮影するコツ
・動物はカメラのレンズを嫌がる事もあります。しばらく視界にいれておいて慣れさせる事が必要です。
もちろんにおいも重要なのできちんとレンズガードをして触らせてあげましょう。
・フラッシュ/ストロボは過敏な反応を生む事がありますので避けたほうがいいでしょう。
・体全体を入れるのもいいのですがアピールポイントを目立たせるためアップで狙ってみましょう。
・ピントは目に合うように注意します。ペットに限らずですが目線の方向に空間を空けるように構図をとると安定します。
・ぶれに注意する事はもちろんですが躍動感を出すため積極的にぶらしたり、動きに合わせて流し撮りをすると面白いです。
皆さんもペットと一緒の楽しいひと時をキレイに残してみませんか?
以上、elmarがお送りしました。