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購入して2~3年以内の人気機種であれば良い値段が付くはずです。ただ、同じ機種なのにモノによって査定価格に差が出てしまうこともあります。一体どこが違うのでしょう? 今回はパソコンを高く買取ってもらうためのポイントをご紹介します。
問題なく動作するパソコンであること
パソコンに備わっている機能がすべて正常に働けば買取価格は高くなります。査定の段階で不具合のある箇所を指摘されて初めて気づくようなことがないよう、事前にパソコンの状態をチェックしておきましょう。故障箇所によっては自分で直すことができるかもしれません。
OSの挙動がおかしかったり、インターネット接続ができなかったり……といった問題を抱えていても、付属のリカバリーディスクなどを使ってOSの再インストールを行うと正常に戻る場合があります。また、DVDドライブが動作しないときなどはドライバを最新のものに変えてみましょう。
複数あるUSBポートが全部使えるかも要確認です。認識しないUSBポートはパソコンの電源を落とし、電源ケーブルも抜いて放置し、放電させると復活することがあります。
液晶ディスプレイやノートパソコンの液晶画面は、ドット落ちや色ムラがないかを確認します。ドット落ちは一般的には分散した5点以内なら許容範囲で減額対象にならないようですが、気になるなら買取先に問い合わせてみましょう。
ノートパソコンはバッテリーがちゃんと使えるかも問題です。ある程度劣化しているのは仕方ありませんが、まったく使えないよりは1時間程度でも使えるほうが高く買取ってもらえます。
購入時の付属品が揃っていること
パソコン購入時の付属品がきちんと揃っていれば高価買取りの対象になります。
とくに重要なのはWindowsなどOSのリカバリーCDやDVD、OSのインストール時に必要になるプロダクトキー、取扱説明書、ファーストステップガイドなどです。プリインストールされていたMicrosoft Officeやその他のソフトのディスクもあれば一緒に査定に出しましょう。
箱も取ってあればそれなりに評価してもらえます。
掃除がされた「美品」であること
タバコのヤニや手垢などの汚れ、大量のホコリなどは買取価格に響きます。キズは直せませんが、汚れは掃除で落ちることがほとんどなのできれいにしておきましょう。
デスクトップ本体は、表面のプラスチック部分は乾いた布に中性洗剤をつけて固く絞って拭きます。裏側の端子の差込口などホコリが溜まりやすい部分はエアーダスターで吹き飛ばします。
ケース内部もホコリを吸い込んでいます。扱いに慣れている人はカバーを外して内部も掃除しましょう。ただ、ケース内の掃除は気をつけて行わないと壊してしまうことがあるので、作業は自己責任で。作業を行う前には静電気防止のためにも電源ケーブルは必ず抜き、周辺機器も取り外してしばらく置きます。手も念のため一度金属に触れて電気を逃しておきましょう。
ファンなどに付いているホコリは柔らかいブラシなどで取り、取れたホコリを掃除機で吸うようにします。直接掃除機を突っ込むと基板などに掃除機の先が当たって壊したり、静電気が起きる恐れもあるので要注意です。細かい部分のホコリはエアーダスターを使います。
キーボードはキートップを外して中性洗剤を入れたお湯などでキートップを洗うことができます。その場合はキー配列がわからなくならないよう、事前にデジカメでキーボード全体を写真を撮っておくのが賢明です。
少しでも高くパソコンを売るには、以上のことに注意して準備します。また基本的に、パソコンは売りたいと思ったら早めに行動するほど高く買取ってもらえることも覚えておきましょう。
買取相場やパソコンの動作状況の確認など、不明点がありましたらぜひ全国のじゃんぱら店頭までお持込みください。