今年の冬は全国的に寒いですね。
先日は東京にも雪が降りましたが雪国の方々には申し訳ない程度の積雪でしたが。
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お久しぶりです、elmarです。

さて、まずは前回の続きから参りましょう!
後半は新製品目白押しの【CP+2012】レポートをお送りしますので最後まで読んで下さいね!
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このTrandAudio製真空管ヘッドフォンアンプ【PA-10】で遊んでみます。
前回の記事に書いたようにこのアンプは12AU7および6DJ8がジャンパー切換えで使用可能です。
標準で付属していたのはGE製の12AU7の高信頼管「5814」でした。

随分前に導入した真空管搭載マザーボード「AOPEN AX4GE Tube Japan」を未だに動体保存しているのですがこのマザーボードで使用する真空管が「6DJ8」で購入当時にいくつか集めた記憶があります。

発掘したらいくつか出て来ました・・・。

今回はこの「6DJ8」を使用して球種変更してみたいと思います。

マニュアルによると内部ジャンパ切換えと電圧調整で差し替え可能なようです。
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まずは上部のパネルを外します。前後2本づつのネジを外すだけでOKです。
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ジャンパは合計4カ所あります。
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リアパネルに近い方の二つは狭いのでピンセットかラジオペンチが必要かもです。

今回試すのはこの2種類。
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SIEMENS E188CC 7309
Philips 6922
どちらも6DJ8の上位の軍事、高信頼性管です。
まずはPhilips 6922 から装着してみます。
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使用していた真空管を外して、差し替えます。

電源投入後10分程度暖機運転したあと、マニュアルの指示にしたがい左右の電圧調整を行います。
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ここでテスターを使用します。DCレンジを選択し、アースポイントに黒のテスト棒、チェックポイントに赤のテスト棒をあてて確認します。
※この時点で不明な点があれば手を出さない方が無難です。感電や故障の危険もありますので自己責任でお願いします。

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電圧は+16.5Vに設定します。ある程度の誤差はあると思いますのでぴったりでなくても問題ありません。
これは真空管ごとに異なりますので必ず差し替える度に行ってください。
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チェックポイントはL3とL13です。テスターをあてたらこのポテンシャルメーターを回して合わせます。
Lch +16.54V,Rch +16.49V
だいたいこんな感じかな。

それでは早速、試聴です。
今回はiPhoneから聴いてみましょう。
Dockコネクタから出力したほうが良い結果が得られるのでこんなものを用意しました。
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AudioTrak iPod Plug
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Dockコネクタから3.5mmミニジャックに変換します。好みのケーブルに変更できるので使い勝手がいいです。
じゃんぱらでの在庫はこちら
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前回も聴いた「2Cellos」からスタート!

おっと、これはいきなり音場が広い!
楽器の周辺の距離感がとてもクリアに見えるようです。チェロを叩くところもあるのですがこの響きが実にいいです。
6DJ8系は真空管がトランジスタに切りかわる時代(1950年代後半)に生まれたどちらかといえば
新しい世代のものだからなのかな?
しばらくいろんなソースで鳴らしてみますがどれも非常に好印象です
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次にSIEMENS E188CC に差し替えてみましょう。
ソケットが金メッキ仕様のちょっと高級品なので期待大です。
差し替え後、電圧調整を行って同じソースを鳴らしてみます。
ん、これはまた違った印象です。
6922が左右に拡がるワイド型とすればこちらは中央に固まったナロー型といった感じ。同じようにしばらく鳴らしてみましたが変化は少なかったので球の特性なのかアンプとのマッチングなのか。。。
好みは6922の方だったのでまた戻して聴き込んでみます。
前回の記事でVan Halen の「1984」を試聴していたのですが実はelmarはハードロック/ヘヴィーメタルも大好物であります。
オリジナルヴォーカルのデイヴ・リー・ロスが復帰しスタジオアルバムが発表されました。
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A Different Kind of Truth
iTunesから先行されてたので速攻でDLして聴いています。ギタリストのエディー・ヴァン・ヘイレンはその昔、市場にあったブランド真空管を買い占めてしまった
という伝説もありましたね~。
そんなわけでしばらくはこの球で運用していこうと思います。
一点、ご注意ですが、真空管アンプの宿命ではあるのですが「マイクロフォニック・ノイズ」が乗ります。
これは筐体やケーブルへの物理的な振動を真空管が拾ってしまう為に発生するものですので故障ではありません。
スピーカーからの音圧でいい感じに”唄って”くれる真空管オーディオアンプの世界もありますがそれはまた別の話。

さて話はガラッと変わりますが2/9からパシフィコ横浜で開催されているカメラと写真の見本市
【CP+ 2012】に行ってきました!
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今年は各メーカーからかなり力の入った新製品が発表されています。
じゃんぱら最強(?)を目指すカメラおじさんのelmarとしては参戦しないわけには参りません。
早速、横浜まで高速を飛ばしていってきました。
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まずは大注目の【Fujifilm X-Pro1】を見ようとブースに向かいますが既に大行列!触れるまで30-50分待ちとなっています。
他のメーカーもチェックしなければならないのでカタログをもらってショーケース越しに展示機を撮影しました。
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このカメラはレンズ交換式のデジタルカメラですが光学ファインダーを持っていますので一般的なミラーレス機とは
構造が異なります。ライカに代表されるレンジファインダー機のよい所をうまくデジタル化したカメラといえるでしょう。
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こちらはX100の限定版。ブラック仕上げが美しいです。
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数日前に発表になったばかりのフルサイズ機【Nikon D800】も同様に実機に触るまで60分待ちとか。
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【Nikon D800E】はフルサイズ機D800のローパスフィルターの効果を薄くした高画質モデルです。中判デジタルカメラの迫る解像感を実現するとの事。
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Nikon D4】フラッグシップ機D4は2/16発売予定でしたが3月に延期されました。D800系は画質重視で連写速度がそれほど稼げませんので報道、スポーツ写真の分野ではやはり
このD4が主流になるでしょう。
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CanonブースはEFレンズをずらりと並べてシステムでアピール。
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こんなカメラもあって個人的には興味津々。
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【Canon EOS-1DX】3月発売になるフラッグシップ機です。
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PENTAX/RICOHはまず【PENTAX K-01】が一番人気。
従来のレンズを使用しながらミラーレス化したデジタル一眼で同時発売予定の
パンケーキレンズの驚異的な薄さが評判です。
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こちらは【RICOH GXR】の新ユニット。24-72mmF2.8という大口径標準ズームレンズです。
ボデイのサイズに対してレンズが大きすぎる気もしますがキャンディッドフォトの草分けのエルマノックスがあの大きなレンズですのでRICOHとしては正しいことなんでしょうね。
そして懐かしい名前が帰ってきました。
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OLYMPUS OM-D E-M5
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マイクロフォーサーズのミラーレス一眼ですがボディ形状を往年の名機「OYMPUS OMシリーズ」に近いものとしています。
SIGMA からはFoveonX3センサー搭載のデジタル一眼レフ【SD1Merill】の発表がありました。
旧型をすでに購入したユーザーに自社製品の購入ポイントを還元するという素晴らしい英断で拍手を送りたいですね。

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そしてコンパクトデジカメのDPシリーズもMerill版が発表されコンパクトデジタルカメラとしては恐らく最高の画質を実現してくれるでしょう。
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そのほか、普段あまり触る事のできないハッセルブラッドなどの中判、大判カメラもあります。
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デジタルバックなどもプロの世界では重要な機器ですね。
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こちらはマウントアダプタで有名なKIPONのブース。世界一の品種を誇らしげに掲げていました。
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GIZMOSHOPさんからは各種トイデジや写真のiPhone用ケース(!)などが出品されていました。
RED ARMY CAMERA Fed 5B(旧ソ連時代の35mmレンジファインダーカメラ)なども出品されていました。

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カメラメーカーばかりではなく写真用品メーカーも多数出展していて見ているだけで楽しめます。

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見ていて楽しいといえばやっぱりコンパニオンさんですね~。

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ソニーのブース。

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CASIOのブース脇から。

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横浜観光親善大使の方だったようです。(汗)

震災や洪水、超円高、ライバルの台頭と日本を取り巻く環境は予断を許しませんが日本らしい高性能なカメラや電気製品を作り続けて生き残っていきたいものです。
もちろん、じゃんぱらではご不要になったカメラ、レンズの買取を行っています。新しいカメラ購入のための資金作りにお役立てください。
買取価格表はこちら → http://www.janpara.co.jp/buy/search/
以上、elmarがお送りしました。