It becomes the wind of 1000

さて最近はHDDの大容量化も進み、大切なものからいらないもの
よくわからない戴きものや、大きな声ではいえない拾いものまで
押入れや物置のごとく詰め込んで、
もうどうにもならなくなっている方も多いと思います。

また保守という意味では大切なデータが無くなってしまわない様に
バックアップ等努めることも必要ですが、
それよりも怖いのは「情報の漏洩」であると思います。
勿論個人情報だけではありません。
あなたも他の人(意外と身内の方とか・・・)に見られたくないデータを
こっそりお持ちではありませんか?

※某巨大掲示板などでも書かれていましたが
貴方自身の「もしも」のときに、ばれずに所有PCのデータを
消去してくれるサービスなんてのも
以外にニーズがあるかも知れませんね。
(結構笑えない話かもね。)

まあそんな遺言じみた考えは捨てて、「自分のことは自分で」と
予め対策を考えておきましょう。
と、今回はそんなお話。

■凄い。予告通りですね。

さていつものマエフリでしたが
前回の予告通り、謎のセキュリティーボードのご紹介です。
(といってもジャンクで拾ったものなので良い物だったとしても
お分けすることはできないんですけどね・・・。

取敢えずこちら(↓)です。

2008021501

写真中央がボード本体。左側に並んでいるのがドングル(鍵)のようです。

さて前回記事のメーカーのホームページに記載通りだと
ハードディスクそのものに暗号をかけセキュリティを
強化するボードのようです。
http://www.enovatech.net/products/reference/secureide_raid.htm

それでは効果の程を検証してみましょう。

■実験キット紹介

実験ように最近アレンジしたテスト専用PCを使ってみます。
見た目はNECのValueOneですが・・・

2008021502

実際はケースだけで中身はいつも使っているGA-M61PMでした。

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※最近のMicroはスイッチ配線が同じ場合が多く、今回もそのまま
流用させていただいてます。

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但し、マザーボードに電源端子が足りないので
現在背面ファンはお休み中です。

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(CPUはSempron2800+にダウングレード&水冷ファンですし
ビデオもオンボードなので大丈夫でしょう。)

いずれにしてもPCIスロットが使えてIDEポートのある
PCであれば問題ないので早速装着してみましょう。

このかたち(↓)でPCに接続してみます。

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※今回の被験者はWD製WD400BB(40GB/ATA100/7200rpm)です。

組み込んで完成(↓)。電源を入れてみましょう。

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フォーマットをしていませんでしたね。

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領域を確保してみます。

あれれ。ハードディスクが認識されていないようです。

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BIOSを見ても見当たらず・・・。

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ああっ。ドングルを付け忘れていました。

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装着して再起動です。

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今度はBIOSでも確認が取れましたね。

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それでは領域を確保して。

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バッチリ認識いたしました。

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折角なので画像データを書き込んでおきます。

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さて、ここまででドングルが無いとハードディスクが
認識しないことがわかりました。
それでは、このハードディスクを取り外し、
別の環境で繋げてみたらどうなるでしょうか?

・・・と、やはりハードディスクは見えないですね。

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(CとDは既存のドライブです。)

なるほど、領域が認識されないようですね。

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それでは、この環境で領域を再設定してから
元のPCに戻すとどうなるでしょう。
※折角なのでデータも入れておきます。

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やっぱり見えないのでした。

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どうやら装着したHDDの領域確保時に暗号化処理を行い
HDDフォーマットの認識レベルでの互換性を無くしているようです。
※LINUXで見てみてもダイレクトにマウントできませんでした。
・カード経由

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・カード非経由

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これなら埴輪と一緒に埋めるのは、ドングルだけと安心(?)ですね。

次にポテンシャルへの影響を確認してみます。
1GBのデータを対象のハードディスクについてテストしてみます。
先ずはカード非実装の場合。

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次にカード装着・接続を行った場合。

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誤差が発生しておりますが、殆ど問題は無いようです。
(影響がでるような仕組みでもないですしね。)
BigDriveやRAIDにも対応しているようですので、
動画キャプチャーのストレージ間に挟んでも良さげです。

さて、良い物が手に入りました。
早速先日作った自作のLINUX-NASに組み込んで
安心して余生を過ごそうと思います。
おっとドングルは忘れずに金庫へ・・・。

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