このタイトルを見てピーンと来たそこのあなた。
飽きたから、じゃんぱらに売りにいこうと思ったでしょっ!!
ども、MS製品はすべてにおいてニガテなLogicsです。

ですが、買い取りご希望でしたらぜひ私がいるお店にお願いします・・・。欲しいんで

春宴会の余興はこれくらいにして、本題に行きたいと思います。
前回に引き続き、初音ミクネタですけどね・・・

音楽を作ることとミクに歌わせるとは別作業なので前回参照
複数台パソコンを立ち上げないとできないわけです。
これは電気の使い過ぎで環境に優しくない。
環境保護を目指す私には由々しき問題だ!と言うことで立ち上がりました。

今までMacとWindowsマシンを2台立ち上げて
Windows側でミクさんの作業した後、
オーディオファイルにコンバートしてLANでMacに転送して
再調整をかけながらやっていたのを、もっと簡素に出来ないんだろうかと
一歩踏み込んだ使い方をやってみます。

松竹梅でコースを作って、楽しみ方をお教えしようかと思ったんですが
Windowsの技量が梅以下のため、松より上、特上になってしまったことを
まず始めに、ご理解くださいますようお願いいたします・・・・。

■魔法のインターフェース「VST」

打ち込み音楽の根底から覆したVSTは
すべてコンピューター内でシンセサイザーから
エフェクターをシミュレートするソフトインターフェースのことを指します。
ちなみに私は、VSTが出る前から音楽をやってましたので
機材の山に埋もれながら音楽をやっておりました

それが、パソコンとオーディオインターフェースとこのVSTさえあれば
普通に音楽が出来てしまう・・・。そんな時代になった訳です。

ちなみに、ミクさんもVSTi(インスツルメンツ)に対応し
リアルタイムで楽器のように使用出来ることですので
こちらにチャレンジしたいと思います。

今回は、手持ちのソフトの都合上

・AbletonLive6
・emagic LogicAudio Platinum5.5
・digidesign Protools7 M-Powerd
・Cakewalk SONAR6.2 ProducerEdition

にて実験します。
LogicとProTools以外は実に無駄遣いとなっていたので
今回使用することもありウキウキ気分でインストールしました。

前回使用したノートパソコンは、見事MacBookに化けてしまったので
4~5年ぶりに自作したパソコンを使ってみることにしました。
ソフトをたくさん入れるのでハードディスク容量が必要ですので、
デスクトップに昇格です。

CPU:Core2DuoT7200 2GHz
MEM:2GB(PC2-667 1GBx2)
HDD:320GB(S-ATA 7200rpm)

また、モバイル系かっ!という突っ込みは無しで・・。
環境保護を目指す人間としては省電力が基本です。(爆)

■最後のボタンが肝!押し忘れたら動作しない!

下調べとともに、この中で間違いなく動作すると書いてあった
・Cakewalk SONAR6.2 ProducerEdition
まず、これにて確認してみましょう。
2008032101
まず、プラグイントラックを作りましょう。
音源は、VST項目内の「VOCALOID2_Realtime」を選びます。
そうするとシンセラックが開いてコントローラーが出てきます。
そして、LYRICSEDITボタンをクリックすると、歌詞入力画面が出ます。
歌詞を入力した後に、レンダリングボタンをクリックしてください。
そうしないと発音しません!
2008032102JPG
ここ重要とあるように、本当に重要です。(笑)

レンダリング完了後は、青文字の一部が白地に変わります。
その後は発音OKの状態ですので、MIDIキーボードで鍵盤を
弾いてみてください。一つ押すたびに白地の文字がかわって
歌詞を自動的に歌い始めます。

ちなみに、結構CPU使用率が上がりやすいVSTのようです。
私のCore2では、26%ぐらいで歌っていました
ほかのVSTを併用で使うと、気持ちきついかもしれません。

さて、この要領でほかのソフトでも試してみました。

・AbletonLive6

動作問題なし。きちんと発音します。
ソフト自体が軽いので、CPUパワーは12~20%止まり

・emagic LogicAudio Platinum5.5

動作問題なし。きちんと発音します。
ただ、昔からソフトが安定しない←家の環境だけ?
凝ったことをやったら、とたんに画面が真っ青になり
私の顔も真っ青になります

・digidesign Protools7 M-Powerd

元々、VSTには対応しない独自のRTASと言うプラグインを
使用しているソフトですが、昨今VST-RTASアダプター
と言う変換ソフトがリリースされ、使いやすくなりました。
モノは試し。これに変換しても動くか試してみることに・・・。
2008032103
RTASにラッピングします。
2008032104
その後、インスツルメンツ(Wrapped)プラグインから同じように
Vocaloid2_Realtimeを起動させます。
変換される都合上、すべてVOCALOIDとなってますので
Realtimeと同じ画面をとなるように手探りで探します。
2008032105
同じように設定を行い発音させてみました。

これでも発音したとです。

案外、相性云々言われてソフトを買いそうですが
こんな感じですと大概のソフトでも良さそうな気がします。

現在、オーディオインターフェースを購入すると
廉価版タイプのCUBASISと言ったソフトが、付属してきます。
実は、こちらもVSTに対応しているので
このVOCALOIDで遊ぶことが出来ます。

また、なにげにパッケージに惹かれて買っちゃっても
フリーの音楽作成ソフトでVSTに対応した物であれば
動くと言うサイトも少なくありません。

この機会にぜひ、試してみてはいかがでしょうか?
アイドルマスターへの道は少なくとも遠くは無いようですよ。