連休も残りわずか、お仕事に励んでいらっしゃる方も、
連休で張り切って家族サービスをされている方も、
家で引きこもってボーっとされていらっしゃる方も
おとなもこどももおねーさんも。(これは違うか)
そろそろ連休疲れになっては居ませんか?
みなさんいかがお過ごしでしょうか?Androidです。

今回はかつてのCDのように複雑怪奇化するSDカードの規格についてのお話です。

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カセットテープ、CD、MD、MMD、そしてSD
記録媒体は小型大容量、そして高速化してきました。

各メーカーは消費者を2万マイルほど突き放して規格化大戦争を始め
CLASS2,CLASS4,CLASS6,CLASS10
コンパクトフラッシュ界ではUDMAなる規格も・・
話を戻し、SDには、UHS-Iなる速度規格まで誕生してしまいました。

こうなると大変なのは我々販売員と実際に使用するお客様です。
既に皆様の中には

わけがわからないよ!

となっている方も多いと推測しておりますので、
簡単に規格と速度をまとめてみました。
お客様の選択材料となれば幸いです。

まずは名称について

・SDメモリーカード
容量 ~2GB まで

・SDHCメモリーカード
容量 ~32GB まで

・SDXCメモリーカード
容量 ~64GB まで

どの容量までが必要かによって、名称が異なりますので
知っているとそこそこ便利です。

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続いて速度についてです。

SDメモリーカードはデジタルカメラ
MicroSDカードは携帯電話で主に使用されることが多いと思います。
メモリーカード上で現在主流の速度表記は「CLASS」というものとなっており
自分の用途ではどの程度の速度が必要になるのか分からない方も多いと思います。

あくまで目安としてですが、以下に速度目安表を作成させていただきました。
もちろんお値段との兼ね合いもありますが、
ご参考としていただければ幸いです。

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「倍速」が最高速度、最大瞬間風速のような捉え方で間違いありません。
「CLASS」「UHS」は最低保証速度、これ以下の速度にはなりません。
ということをメーカーが保証している数値です。

例えば、150倍速 CLASS10 と表記があれば、
10MB/sec~22.5MB/secでの転送速度を保証しますよ。という意味になります。

最近のカメラを例に上げましょう。
デジタル一眼ではRAWで25MB。コンパクトデジタルカメラでも
(4,896×3,672) 1枚18MBなど当たり前の世界になってきています。
メーカーの仕様表に最大記録サイズ、または○○モード(○MB)などの
表示がありますので、一度確認してみると良いかもしれません。

先ほどの図表で当てはめると、150倍速 CLASS10のSDカードは
最新式のデジタルカメラ、かつ最高画質で保存をすると
理論値で1枚の画像保存に1秒~2秒かかる計算になります。
CLASS 6ですと、さらに倍程度かかってきます。
これでは実用に耐えられませんし、
最低でも10は欲しいかも。という判断になります。

一方、携帯電話でも多くSDカードは使用されていますが
こちらではどうでしょうか。

docomo NEXT series GALAXY S II LTE SC-03Dを例に
上げてみましょう。

docomoの仕様表を参考にすると、最大の静止画記録サイズで
3264×2448(8MB)です。

CLASS 10のSDカードを使用すると
端末側の能力が十分であれば、
必ず1秒以内に画像が保存出来ると思いますが
その分お値段が上がってしまいます。

携帯電話で連写をすることなども少ないと思いますし、
内部データ転送速度もそれほど高くありません。
それであれば、CLASS6で十分かな。といった判断をします。

また、現在のところUHSに対応した機器というものが普及しておらず、
UHS-1とCLASS10は、現段階で同義であり、
UHS-1対応!だから買いというものではありません。

USB3.0と同じような状況ですね。
お客様がUHSに対応した機器をお持ちでなければ
高いお金を払っただけ無駄となってしまいます。
(とか販売員が言っちゃいけませんよね。ホントは)

今後UHS対応機器が発売された際には
価格もこなれてきますので、
UHS-1対応の商品を視野に入れる必要はありますが
スルーしてしまっても良いのではないでしょうか。

じゃんぱらでのフラッシュメモリ在庫一覧はこちらからご確認ください
→ クリック

さて、実用的なお話はここまでとして、
最近Androidは某所で有名となっている悪用厳禁アプリ
AndroidLost」を自分の端末に導入テストしてみました。

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まだベータ版ではありますが、実用度が非常に高く
一時期妻子持ちの旦那さん、彼女をお持ちの男性を恐怖のどん底に陥れた
カレログの比ではありません。

俗世の垢で汚れたAndroidには悪用方法しか思いつきませんが、
機能としては非常に面白いため、しばらくの間ロードテストをしてみたのち、
Black Androidとして黒い記事を書いてみたいと思います。

それでは予告も兼ねてAndroidがお送りしました。