ちょっとした問題提起
我が家ではDVR-DT95というHDDレコーダーを利用しているのですが、
搭載容量400GBも残り僅かとなってしまった為、
必要な内容のバックアップを行うことにしました。
ところがコピーワンスの為データが丸々移動してしまうにも関わらず、
HD→SDと画質劣化してしまう点から、なかなか整理が進みません。
(貧乏性というか往生際が悪いんですね。)
バランス的にはもうちょっとHDDに余裕があれば、割り切って
回せそうなんですが、私としては400GBはちょっと足りないようです。
切迫した残量からあまり考える時間はありません。
根本的な解決にはなりませんが緊急用にHDDを増設することにします。
(皆さんも取敢えずの急場凌ぎで問題を先送りすることがあるでしょう。
誰だってそうする。俺もそうする。)
とは言っても実はそんなに難しいことではありません。
実はこのレコーダーには外部増設HDD用のコネクターが付属しており、
専用HDDであれば簡単に増設が可能なのです。
しか~し400GBの増設ディスク(HDD-S400)は現状実売3~4万円。
「時は金なり」としたって痛すぎる出費です。
■本題・定番のLINUX実験シリーズ
さてマエフリも終わり本題です。
イキナリですがLINUXでTVを見てみましょう。
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※新機軸ですのでお気になさらずに。
まだ光彦さんが現地の警察署で取調べを受けてるところに
本庁人事部長から電話がかかってきて正体がばれるあたりのところですが
マエフリに興味がある方は文末の解決編までお待ちください。
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というのも私自身、キャプチャーに関してはWINDOWSで十分な感じでしたが、
今後LINUXサーバーを構成する際マルチメディア機能を付加する場合など、
TV録画が出来れば便利です。
(録画したものをポータブル機器用にエンコードして溜め込んで
置くなんてのも便利そう。すぐ溜め込むからね。)
※別に「Windows Home Server」がMSDNでダウンロードできなくて悔しいと
思ったからではありません・・・。
取り急ぎさわりだけですがお馴染みのUBUNTUで試してみましょう。
※因みにバージョンは7.04です。7.10は未だ不安ですので・・・。
今回搭載するチューナーカードはこちらです↓
搭載チップがFUSION 878Aということで安心して実験できます(笑
尚、基本的に前回作った構成と同じですが(※前回記事)
HDDだけ250GBのMAXLINEに変更しました。(←伏線)
よって再度インストールからスタートです。
前回は画像も少なく無駄な口上ばっかり多くよくわからん・・・との
ご指摘も受けましたので簡単にそしてビジュアル中心で紹介していきます。
まずはインストール。
(ようこの「子」は子袋の「子」です。)
東京じゃないけどtokyoを選択。
心熱き98ユーザー以外で日本語を使うのならこのまま。
ここは前回と違いおまかせ設定にします。
※前回はファイルサーバー用に共有領域等マニュアルで作りました。
特にインポートしなければそのまま次へ。
テストなので危機感ゼロのバレバレアカウントにバレバレパス。
手牌を再確認してリーチ。
パーティションを切ってインストール。
カケラ集めを繰り返したくないなら再起動。
※CDは再起動直前にイジェクトされます。
再起動しました。登録したアカウントとパスワードでログインします。
次にアップデートをしておきます。
・・・さすがに前回より増えてますね。
再起動してアップデート完了。
TV視聴用のアプリをセットアップしましょう(KdeTV)
パッケージマネージャーを起動します。
KdeTVを探します。
パッケージを検出。
選択してインストールします。
インストールが終わったので「Alt」+「F2」で開いた窓に「kdetv」と入力して
プログラムを起動します。
あれれ、怒られちゃいました。
きっとオンボードビデオが使えてないに違いない。
Nvidiaですので超お手軽ENVYをあててみましょう。
・・・エラーはなくなったのに真っ暗だ。
オンボードビデオ(430)はやっぱりキビシソウなので、
計画変更。別途ビデオカードを用意しました。
↑ELSA GLADIAC 544(GeForce6200/TC/64MB。とっても無難な選択。)
れっつりとらい。
エアチェック&日本設定。
テストしたのはケーブル経由なので(アンテナ直ならB-CASを選びましょう)。
なぜかJAPANでは上手く受信できなかった・・・。何故?
↑の設定で受信できたチャンネルです(ちょっと少ない)。
バッチリ映りました(モザイクは大人の事情です・・・)。
■今回の反省・・・。
一部素材に頼りましたがTVを見るだけは何とかできました。
あとは番組表とリンクするソフト等と組み合わせて、自動録画なんかも
良いかもしれません。
教訓:できなかったら諦めて使えるものを探しましょうorz
おまけ
■解決編
なんちゃって小学生やフリーライターに事件解決を頼るようではいけません。
試しにこんなのを買ってみました。
2台の容量を合算できるので1TB以上もいけるみたい。
※HDDは同型、ひとつは前回UBUNTUが入っていたものです。
(伏線→)やっぱりちょっと勿体無いので、本来在るべき使い方へ戻します。
設置するとこんな感じ。
認識しました。
フォーマットもできた。
とりあえず1台つないで設定(シングルモード)
2台で設定(スパニングモード)。
バックアップテストしてみます。
やった。つかえてるみたいですね。
(モザイクは大人の・・しつこい。)
ここで素朴な疑問が。
このケースはハードウェアレイドを構築してくれちゃうわけですが、
ミラーにするとコピーワンスなのに同じものを2つ作れちゃうのでは?
結果は・・・
ハードディスクのモードを変える際に、レコーダーでの再フォーマットが要求されてしまうのでした。
(PCで取り込めればってのはありますが、ちょっと厳しそうです。残念。)
しかし汎用機だとPCでも使い倒せますし、キットなので換装を続ければ
比較的安価なHDDの増設だけで10年(?)は戦えますね。
※そして問題は先送り・・・・。