どうもGAhackです。
久しぶりにスマホを追加したのでレビューをしていきます。
ハイエンドばかり使っているGAhackですが、サブとしてミドルレンジを使うこともあります。
今回は発売日初日に購入したReno9 Aをレビューしていきます。
ちなみに、Renoは「レノ」ではなく「リノ」と読むらしいですよ。

Reno9 Aが分身した!?

さて、今回レビューしていくReno9 Aですがスペック的にはミドルレンジスマホ筆頭とも言えるスペックです。
と、いうのもCPUは「Snapdragon 695 5G」を採用しており、去年のミドルレンジと同じスペックです。
つまりOPPOの去年のモデルReno7 Aとほぼ同じスペックということですね。
違いとしては背面がガラスになって高級感が増したことでしょう。
また、メモリの量が2GB増えて8GBのメモリを搭載しています。←これが強い!
ミドルレンジで8GBを搭載しているのは希少です。
ひとまずスペック表を載せておきます。

項目 スペック
CPU Snapdragon 695 5G
ストレージ 128GB
メモリ 8GB
外部メモリ microSDXC対応(最大1TB)
画面サイズ 約6.4インチ
パネルタイプ 有機EL
リフレッシュレート 最大90Hz
バッテリー 4500mAh
生体認証 指紋認証・顔認証
メインカメラ 約4800万画素(F値:1.7)
超広角カメラ 約800万画素(F値:2.2)、画角120°
マクロカメラ 約200万画素(F値:2.4)
インカメラ 約1600万画素 (F値:2.4)


外観は側面下部にイヤホンジャック、充電端子、スピーカーが揃っています。

右側面には電源ボタンがあります。

左側面にはボリュームボタンがあります。
配置的にはiPhoneと同じなのでAndroidに乗り換える時に違和感を少なくすることができるかもしれません。

上部はマイク端子が1つついているだけです。


そして、背面はカメラ周りがツルッとしたガラスで、手に当たる部分はスリガラス仕様(OPPO Glow(オッポ グロウ)と呼ぶらしいです)になっています。
おかげで肌触りも良く滑り止め効果もありそうです。

外観はこれくらいでReno9 Aの最大の売りであるメモリ部分です。
なんと、メモリ拡張機能を使うことで搭載メモリと合わせて16GBにすることができるんです。
メモリ16GBといったらハイエンドモデルでも一部の機種だけの特権です。

メモリ拡張ってなに?という方もいらっしゃるかもしれませんが、要はストレージの一部をメモリとして使うことで快適さを向上させようという機能です。
展開しきれなくなったバックグラウンドのアプリは古いものから終了させることで、メモリの確保を行います。
メモリが沢山あることで終了させることなく保持することができるので、次回のアプリ起動が高速になる効果があります。
アプリによっては搭載メモリに合わせて使用メモリ量を調整しているようなので、快適に使うためには多いに越した事はないですね。

メモリの拡張ですが、標準では6GBが割り当てられています。

設定の変更方法は「設定」→「デバイスについて」→「RAM」と選択していくと「RAMの拡張」のON/OFFと4GB.6GB,8GBから選択ができます。
8GBを選択する事で本体メモリ容量を擬似的に16GBとして使うことができるようになります。
※変更後は再起動をする事で有効になります。

このメモリ拡張がどれくらい影響が出てくるのかは不明な部分が多いですが、この後のフローティング機能を活用した時に少しだけ快適に感じました。
そもそものメモリが8GBなので体感的に大きな違いを感じないという可能性もあります。
この辺りは今後長く使っていくうちにアプリの求めるメモリ容量が大きくなると生きてくる機能だと思われます。
前モデルのReno7 Aはチェックでしか触っていませんでしたが、快適さは確実にReno9 Aの方がアップしています。

このメモリお化けなスマホが生き生きしてくるのがフローティング機能です。
フローティング機能とはアプリの上に小さい画面でアプリを起動して両方を使えるようにするAndroidの標準機能です。
が!機種によって制限されているものも多く、一部の機種だけの機能です。

そんなフローティング機能ですがReno9 Aでは使うことができて、これの何が便利かって放置ゲーをしながら放置ゲーができるんです。
普通の使い方であればマップを開きながらブラウザで周囲の観光地を調べるなんてことができますね。
使い方次第では色々活用ができる便利機能なのでReno9 Aを手に入れたら使ってみてください。

フローティング機能の使い方は色々ありますが、一番簡単なのが同時に使いたいアプリを起動してアプリ履歴の部分に表示させます。

アプリの上にあるメニューボタンを押すと対象のアプリであれば「フローティングウィンドウ」と出てくるのでタップします。

すると小さなウィンドウでアプリが表示されます。
ウィンドウをタップすると画面が大きくなるので、操作ができるようになります。
放置ゲーの周回設定が終わったら、ホームボタンを押すことで画面が小さくなります。
あとは大きな画面で使いたいアプリを開いて使うだけです。

試しにGAhackが最近遊んでいる「崩壊:スターレイル」で周回戦闘をしながらブラウザを起動してみました。
※崩壊:スターレイル自体の画質設定は最低にしています。


え、結構普通に使えるんですけど!?

ゲーム自体はかなり重たい部類なのですが、8GBメモリ(+メモリ拡張8GB)のおかげか普通にブラウジングができてしまいます。
多少ゲーム自体はカクつきつつ動いていますが、落ちることなく普通に戦闘をこなしてくれています。
長期間放置が必要な周回ゲームなんかは良い感じに消化することができそうですね。
ちなみに、フローティングウィンドウ状態でも小さな画面になりますが普通にゲーム自体をすることができるので、攻略情報を見ながら遊ぶことができます。

このほかの特徴としてはIPX8・IP6Xの防水・防塵性能ですね。
防水・防塵がしっかりしているのでバイクのナビとしても最適です。
しかも、カメラ機能に光学手ぶれ補正がないので振動で壊れやすい部分がありません。
※ほかの部分の影響は考えられるのでナビスマホとして使う場合は自己責任でお願いします。

最近はスマホをナビとして使う人が増えてきているので、スマホホルダーに振動吸収の機能がついたものも出てきています。

例えばこの「GUARDAMPER」など各社から色々出てきています。


GAhackのトリシティは昔ながらのスマホホルダーなので下手に光学手ぶれ補正機能のついたスマホを取り付けると振動でカメラ機能をダメにしてしまう可能性があります。
そこで、Reno9 Aのように手ぶれ補正がついていないことが逆にメリットになることもあります。

さて、カメラというワードが出てきたので、最後にカメラの性能をまとめていこうと思います。
全て特に記載がなければメインカメラのオート撮影です。

晴れた日の撮影です。
福島県の震災遺構・浪江町立請戸小学校に行ってきたのでその時の画像です。

こちらがReno9 Aで撮影したものです。

こちらがLEITZ PHONE 1で撮影したものです。
色合い的にはLEITZ PHONE 1の方が実際に近いですが、思い出として残すのであればReno9 Aの方が写真映えしますね。
この辺は好みの問題になってきそうです。

次に食べ物を撮ってみました。

こちらがReno9 Aで撮影したものです。

こちらがLEITZ PHONE 1で撮影したものです。
Reno9 AはWBをかなり調整してきて食べ物本来の色を再現しています。
多少白飛びをしてしまっていますが、美味しそうに見えるのでSNSに上げる際は好まれそうです。
LEITZ PHONE 1の方が見た目の色重視といった感じでしょうか。

我が家の愛猫を撮ってみました。

こちらがReno9 Aで撮影したものです。

こちらがLEITZ PHONE 1で撮影したものです。

こちらがPixel 6aで撮影したものです。

正直違いがわからないレベルです。
しかし、拡大していくと違いが出てきます。

こちらがReno9 Aで撮影したものです。

こちらがLEITZ PHONE 1で撮影したものです。

こちらがPixel 6aで撮影したものです。

LEITZ PHONE 1(定価:18万円)がやっぱり一番写真風になっておりピントが合っていない部分のボケが綺麗です。
Pixel 6a(定価:5万円)は毛の1本1本まで正確に描写しています。
Reno9 A(定価:4万円)は拡大してしまうと細部はぼやけてしまいますね。

それぞれの端末の価格を比べていくとReno 9Aがすごく健闘しているのがわかるかと思います。
普通にSNSにあげて楽しんだり、思い出として残すための写真であればReno 9Aの画像は十分だと思います。
むしろ、この価格(定価:4万円)でこれだけ撮れるのであればコスパは抜群でしょう。

あとはReno9 Aで撮影したものをいくつか紹介していきます。

太陽を少しだけ入れつつ撮ってみました。
銅像のディテールもしっかりと残しつつ撮れています。


立川の大きな猫を撮影してみました。

そして、これが6倍ズームで撮影した猫です。
結構綺麗に撮れていてビックリしました。


まずは広角で撮影

2倍ズームで撮影

6倍ズームで撮影
良い感じに補正してくれますし撮影後の補正も早めです。


夜の駅を撮ってみました。
ゴーストも発生しておらず、陸橋の上部に付けられた光る看板の文字も読むことができます。
これだけ撮影できていれば十分でしょう。

CPUスペック的には去年のモデルと同じですが、メモリが増えていたり背面の高級感が増していたりで満足度が高い仕上がりとなっています。
重たいゲームをするにはチョット厳しい性能ではありますが、普段のブラウジングやSNS利用などであればハイエンド機種と遜色ない動きをしてくれます。
価格を抑えつつ快適なスマホを選ぶのであれば、このReno9 Aはかなりオススメできる1台です。
国内SIMフリー版とワイモバイル版が存在しますが、違いは物理SIMが2枚なのか1枚なのかの違いくらいで、eSIMと併用することでデュアルSIM運用も可能です。
細かなところではプリインストールアプリがワイモバイル版の方が多いというのがありますが、アンインストールや無効化ができるので気になることはないでしょう。
あとは付属品の違いですね、ワイモバイル版にはケースが付属しません。

じゃんぱらでも未使用品の取り扱いが増えてきているので、この辺りの違いを参考に国内版SIMフリーとワイモバイル版を選んでみてください。
※SIMカードによってはワイモバイル版は使えない可能性もあるので、購入前にスタッフに話をして通信を試してみてください。

久しぶりにミドルレンジスマホで遊んでみたら楽しかったGAhackがお送りいたしました。