皆様おはこんばんちわ!
どうも、megです(^-^)/

今回のネタはカメラネタ。
現メインマウントであるNikon Zマウントで面白レンズを見つけたのでそのご紹介。

 

さて、今回購入したレンズはこちら。

 

TTArtisan 50mm f1.4 Tilt

 

焦点距離だけ見ると大口径の標準レンズとなっていますが、見慣れない文字があることにお気づきでしょうか?

 

「Tilt」

 

これなんなん?って感じですが、たぶん恐らくだいたいの人は知らない機構が組み込まれています。

 

よくよく使われる方法では、Tilt(以降チルト)はミニチュア撮影などが有名どころ。
(※ティルトとも読みますが意味は同じ、今回はややこしくなるので一括してチルトとします。)
風景などをジオラマっぽく撮影できるわけなんですが、それをするための専用機構を備えたレンズ、それがチルトレンズというわけです。

 

一般的にチルトレンズというのはお世辞にも使いやすいレンズではありません。
位置的には特殊用途レンズであるため、常用するにはちょっと厳しい、というのが実状でしょう。

オートフォーカスなどはなくマニュアルが当たり前、さらに明るくてもf2.8までのものが多いので、大柄な大口径とは裏腹に思ったようなボケが得られないというのが個人的な見解。

 

だがしかし、今回ご紹介するこのレンズは別で、これの良いところは常用レンズとしても使える、という点。

まずフルサイズフォーマット対応の50mm f1.4というのは単焦点使いとしてはマストなレンズであること。
ブツ撮りにおいて、ボカせる大口径とはそれだけで表現幅も広がり楽しいレンズです。

 

テスト撮影してみましたので、見ていってみましょう。
■開放で撮影
思ったよりも滑らかなボケでビックリしました。
開放でも周辺解像度が悪くなく、開放から普通に使える現代らしいレンズという印象です。

 


■2/3段程度絞ってニコンストアにて
開放で解像度が高いため、絞りは被写界深度調整に使う、といっても過言ではないですね。
(※撮影終わってから気づきましたが、これ下方向のチルト撮影ならピント範囲調整できましたね・・・orz=3)




■F5.6程度まで絞って、新宿の穴を撮ってみた
ここまで絞っても画質がピークになっている感覚がないのは、誇張なくよいレンズ(確信)
新宿にも穴がある、って書きたかっただけです、ハイ。

 


■階段下からチラリ
今回の撮影でずっとvivid(高コントラストモード)を使っていたせいか赤が目立ちます。
前ボケを軽く入れつつ、視線誘導的な作例にしてみました。

 


■なんか目を引いたので・・・
ちょうど時間帯なのか天気なのかビル窓が良い感じに反射していたのでスナップ撮り。
こういうの見つけると嬉しくなります。

 

いかがでしょうか、ここまではチルト機構を利用せずの作例でした!

レンズの外観も含めてですが、写りにおいても3万程度で買えるとは思えないクオリティをしています。
金属鏡胴、適度な重さのフォーカスリング、とこの手のレンズ特有の安っぽさが一切ないのは◎

 

…まあ、チルトレンズ系の例に漏れずマニュアルフォーカスオンリーとなりますが、それは不可避なので仕方ないでしょう。

 

さて、ここからがある意味本題です。
このレンズは撮影条件を変えずにボケ位置を調整する、という使い方があります。


後ろのじゃんぱら君に若干ピントが来てない・・・。

 


そんなときははこいつの出番です!

 


このロックを外してからの~

 


レンズをグニっとします!

 


そうするとあら不思議、ピントが合っちゃうんですねぇ!!

 

被写界深度(ピントの合う位置)をレンズを左右に動かすことで調整してるわけですね。

昔、撮影した画像のボケ位置を変えるカメラがありましたが、物理でそれをやるっての面白いです。

 

ちなみにミニチュア撮影においては左右の動きではなく、上下方向の動きで作ります。

チルトです。


このロックボタンを

 


回します!

 


そうしたら鏡銅をさらに回します!

 


横位置撮影の場合は 90° or 270° に合わせ、縦位置の場合は0° or 180° に合わせましょう。

※細かい角度調整も可能です。

 


合わせたらロック!

 


こんな感じになります。

 


ここでロックを緩めて

 


グニっと上に向けます。

 


これで準備完了です!

 

…と思っていた時期が私もありました。

 

これだけではダメで、ミニチュアっぽく撮影するにはいくつか条件があるようなのです。

 

1.アイレベルで撮らない、見下ろす構図で撮る

2.ピント位置に対して、前後はなるべくボケを作る

3.高コントラストで撮影する

 

ちなみにweb調べです(笑)
でも、たしかにこの約束事を守るとそれっぽい写真撮れます。

 

とりあえず、先駆者の教え通りに。


普通に撮影したら、当然ですがごく普通な画が出てきます。

 


これをチルト状態で撮影するとこうなります。

なるほどなるほど、こうすることでピント位置以外がボケるわけですな!
ちょっと適当に撮影してみましょう!

 


とりあえず、1枚撮影してみました。
ふむふむ、若干のミニチュア感出てるんじゃないでしょうか?

ただ、こういうピント範囲から被写体がはみ出しちゃうのはあまりよくないのかもしれませんね。

 


これはちょっといい感じかもです。
撮影位置の前後はある程度ゴチャついていた方がそれっぽくなるのかもしれません。

 


縦並びになるまで粘って撮影してみました・・・が、ピントが合っている横列にもある程度何かがないと際立たない・・・?

 


バスみたいな長い車両にはこういう構図でも合わないでしょうか?

 


ならば、こうか!ってことで撮影してみました。
うん、バスならこの構図でしょうかね。

…が、やはりちょっと物足りないか。

 


で、だいたいの要素を詰め込んだのがこちらです(笑)

うん、初撮りにしてはまずまずミニチュア感出てる気がしますがどうでしょうか。

 

今まで体験してこなかった撮影方法なので、やり始めると意外と面白く、しばらくはこいつ1本で精進しようと思います(苦笑)

 

写り具合としてもボケ量は申し分なく、常用できるレンズ、かつチルトレンズならでは使い方も出来る両刀使いのレンズといえると思います。
多くのf1.4ラインナップは、純正なら5万円以上、10万円以上なんていうのはざらです。

 

しかし、このレンズはもう1度言いますが 3 万 円 !!

 

オートフォーカス搭載のレンズと比べても仕方ないのかもしれませんが、逆に目をつむれば出費額を大きく下げることが出来ます。
その代わりの面白機能も付いてますし、正に安価レンズと侮る事なかれ、ですね。

1度で2度おいしいレンズだとmegとしては思います。

 

以前にもXマウントでこういった安価で明るいレンズを紹介したことがありますので、そちらもよろしければどうぞ。

【焦点工房 TTArtisan 35mm F1.4 C】安価レンズとじゃんぱら新サービス

 

じゃんぱらでも少なからずこういった安価レンズの取り扱いがございます。

 

お目当てボディは買ったけどレンズが高すぎて…なんていうときにぜひ選択肢として入れてみてくださいね。

 

ボディ本体在庫を見てみる

 

レンズ在庫を見てみる

 

以上、megがお送りしました。