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(ディスプレイ編)
液晶ディスプレイも単体で売ることができます。どんなことに注意すれば高く、スムーズに買取ってもらえるかを解説します。
全入力インターフェイスで映像は映るか
ディスプレイの映像入力インターフェイスには、アナログ接続のD-SUB、アナログ/デジタル両対応のDVI-I、デジタル接続のDVI-D、HDMI、DisplayPortという主に5種類があります。ディスプレイの裏を見ると、これらのうちいくつかの端子が複数並んでいることがあります。対応するビデオボードとケーブルがあるなら、すべて問題なく映像が映るか確認しておきましょう。スピーカーが付いているものは音も出るかどうか確認します。
液晶の色ムラ、ドット抜けに注意
ディスプレイをよく観察して、色ムラ、ドット抜けがないかも調べましょう。色ムラは画面の一部が別の色で表現されてしまうものです。明るさが違ってしまう輝度ムラという現象もあります。またドット抜けは液晶の1点だけが暗くなっている、あるいはずっと赤や緑に点灯している現象です。ディスプレイを購入した当初から見られることもありますが、経年劣化によってひどくなっていることもあるので要注意です。ドット抜けは一般的に近接していない5点以内の抜けであれば許容範囲と言われ、それ以上であれば減額査定の対象になるかもしれません。詳しくはショップに問い合わせてみてください。
ケーブル類など付属品は揃っているか
購入時の付属品が揃っていればそれだけ高い価格がつく可能性があります。取扱説明書、電源コード、ケーブル類などがあるか確認してください。ただ、ケーブルは製品によって付属していないこともあるので、取扱説明書の付属品一覧で確認しましょう。保証期間内であれば保証書も付けます。
箱は、保存してあれば持ち運びや梱包にも便利で、査定でも多少有利になります。
液晶画面はきれいに掃除されているか
静電気が発生するとホコリを吸い寄せやすいので、ディスプレイを掃除するときは必ず電源をオフにしてしばらくしてから始めましょう。液晶画面にうっすらと付着しているホコリは柔らかいブラシなどで取り除きます。四隅やフレームとの境目はエアダスターでホコリを吹き飛ばします。取れなければ綿棒を使うのもいいでしょう。
画面は液晶画面専用のクリーニングクロスで拭きましょう。
液晶はキズがつきやすいのでゴシゴシと強く拭かずに、軽く何度も拭くようにします。それでも取れない汚れがあったら、綿の布を水で湿らせて固く絞り、そっと拭いてください。水をぬるま湯にすれば汚れの落ちがよくなります。
使ってはいけないのは、ベンジンやシンナーなどの揮発性の強い成分を含んだ液体、界面活性剤を含んだ洗剤、クリーニング用ウェットシート、ウェットティッシュ類(「OA用」などと書いてあっても使わないほうが無難)、ティッシュペーパー、キッチンペーパーなど。ティッシュは研磨剤が配合されていることが多く、気にしないという人もいますが、細かいキズは確実についてしまいます。
フレームや背面や台座もきれいになっているか
液晶画面だけではなく、フレームやフロントパネル周り、背面も掃除しておきます。こちらは中性洗剤を水に溶かしたものや、OAクリーナーを綿の布につけて拭きます。液体が隙間から内部に入り込むと故障の原因になるので、直接本体を濡らすことは避けること。背面には端子があるのでとくに注意します。
ディスプレイの汚れは目立ちやすく、とくにタバコのヤニなどによる汚れはかなり減額の対象になってしまいます。掃除は念入りに行いましょう。また付属のケーブル類も汚れていれば拭いておくことを忘れずに。台座はひっくり返してチェックすると底が汚れていることがあります。これも掃除しておきましょう。
インターフェイスや色むら、ドット抜けのチェックは買取の際にじゃんぱらでも行います。わからない場合がありましらまずはじゃんぱら店頭までお持込みください。なお、大型のディスプレイの場合は事前にご連絡をお願いいたします。
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