長々とわたってお話してきました

「音楽とコンピューター」

ですが、本日最終回を迎えることになりました。
ども、そっち系では自称生き字引のLogicsです。

Windows7出ましたね。
早速インストールして使っていますが
結構いい。使いやすい

できれば、これを機にAeroデスクトップを無くしてほしかった
そう思ったのは私だけでしょうか?

私だけですね。すいません。

現状、どのようにして制作されているのか
また、どんなソフトを使っているのか
いくら位でできるのか?

検証と、実演をしていきたいと思います。

Foutainさんが、一生懸命弾いて録音まで行った

「さくらさくら」

これを元に、音を足してみました。
いきなりおまけ登場です。

前回の記事はこちら

頑張って上手に弾かれているのに
めちゃくちゃにしてしまいました。
本当にゴメンナサイ。ゴメンナサイ。

適当ですいません。
見事に、1フレーズを2回繰り返してしまったので
ミスったのも2回使ってしまいました。
Foutainさんには、深くお詫びしたいと思います

なぜ、テンポも何も決まっていない状況で弾いた
Foutainさんに伴奏がついたのか?
今からのお話になってくるのです。

■まずは、ネタ探しとソフト選択

今回は、Foutainさんが主役なので
提供者から与えられたネタを駆使しないと行けません。
まずは、店員に聞けのFoutainさんのブログから
音のファイルへのリンクボタンで右クリック
そして、対象をファイルに保存。を選択
適当な場所を指定してダウンロード

ネタはそろいました。

で、主役のネタを使い作り替える作業(リミックス)ですので
オーディオファイル編集に特化した
Ableton Liveというソフトを使用します
だいたい、価格的には¥55,000ほどしますが
ツール的に使いやすく、ライト版であれば、オーディオインターフェースに
オマケでついてくるので、使ってみてください。

■オーディオトラックにインポート。そして編集

Foutainさんの録音した音源を、オーディオトラックに挿入します
デスクトップにダウンロードしたのであれば、ドロップするだけです。簡単♪
そうして、テンポにあわせてメトロノームを再生します
ずれているトコをタイムスライス機能を使い、ジャストテンポに合わせます。
ちょうど、画像の中下ですね。音の波形に対し、縦の線が見えると思いますが
ここを聴きながら、テンポのタイミングにあうよう、縮めたり伸ばしたりします。
2009120401
これで、ある程度ケリがついたらアレンジをのっけていくだけです。
そこは、センスが問われます。私のセンスは全くないので適当に・・。

ちなみに、シンセサイザーのトラックには
VSTと言う機能を使い、往年の名機と言われていたシンセサイザーの
ソフト版を使用しています。
2009120402
はい。minimoogです
2009120403
これは、正規のVintageコレクションモデルですので、高かったです。
たぶん、Liveより高かったと思います・・。

大丈夫です。心配しなくても同じ機能のものが
フリーで手に入ります。(買った後に気づいたorz)

こちらにありますよ(Windows用)

■できあがったら、公開する準備

今は、マルチトラック状態ですので、各音源がまだ調整出来る段階です。
これをトラックダウン(2ChステレオにダウンMix)する作業が必要です
確定段階で、バウンス(トラックダウン)を選択し、保存先を適当な場所に指定するだけ

今回はデスクトップに保存しました。

保存した音声ファイル拡張子は.WAV
ウエーブファイルですので、1分あたり10MBと大容量。
到底、ブログアップには無理な容量ですよね。
それをMP3に変換しちゃいましょう。
私は、iTunesを使っていますので、その方法をお教えします

One
2009120404
Two
2009120405
Three
2009120406
3ステップのニ○ビケアではないですが
まず、メニューから設定を開き、画像のウインドウを出します
そして、真ん中のインポート設定をクリック
2番目の画像にある、エンコーダーをMP3エンコーダに変更
ブログアップ用に軽くしますので、128kbpsをチョイス
3番目の画像で、iTunesに取り込んだこのウエーブファイル上で
右クリックするとMP3バージョンを作成という項目が出るので
そのまま、左クリック→変換開始

この流れでできあがりました。

機材の割に、ほんとショボくてすいません。

■お金がかかるのもどうかと思うがね、ぼかぁ

Q.音楽するって、お金がかかるの?
A.ちょっぴりかかりますが、ソフト次第では高くありません。

まずは、パソコンで音楽をやりたいと思っている方々へ
店頭でもアドバイスしていますが、必ず損しない買い方があります。

ちょっと高いですが、オーディオインターフェースを買いましょう。
USB・FireWire・PCI内蔵いろいろありますが、ASIO対応で
オマケにソフトがついているモノを買いましょう。
そうすれば、私が何万も出して買ったモノより、機能は落ちますが
同じようなことが出来ます。

ソフトなしで、安いやつ買っちゃった!!

ご安心めされい。フリーで対応しているソフトや
楽器系・エフェクター系フリーソフトは多数あります
※Windowsが結構多いです

ASIO対応オーディオ編集ソフトMUTOOLS

50種のソフトシンセ内蔵でフリーだそうで・・・。
何十万もシステムに掛けてきたこの私の散財は一体・・・。
お嫁さんに見られないようにしておこう

以上、Logicsがお送りいたしました