ジメジメムシムシほんとに梅雨時期は嫌になるものです
イライラモードも全開!!
そして、先日私の15インチMacちゃんの1台に不具合発生!
画面がいきなりストライプの模様が入り
その後画面が出なくなってしまいました
こんな時って、イライラもMaxに到達するもんです。
ひとまず、中のSSDを抜いて13インチのMacに載せ替えることに
ここから、更にイライラ爆発の出来事が待ってるとは・・・・。
2016070801
ひとまず、起動が普通にすることは
以前にお話したことありますね
ひとまず、狭い画面に苦労しながら作業することにします

Corei7(2.3G)クアッドコアにカスタムした
15インチのMacBookから
Corei5(2.3G)デュアルコアの標準
13インチのMacBookにサイズも能力もダウンです

実際、2.3GHzの速さ的な数字は同じで
どれだけ恩恵がなくなるかを
体感的と数字的にお伝えしたいと思います笑
実測値は、現物が用意できなかったため
2.6GHzのRetinaを使いました。
ここは参考値ではありますが
ほんとに、コア(Core)なお話で参考になると思いますので
是非、読んでみてくださいね

■とある一時のエンコードでふと気づく

映像でDJをすることがメインの私は
海外から直接映像を購入しているのですが
海外はもちろん日本と違い、再生形式が違います

・日本は、1秒間に29.97フレームを描画するNTSC形式
・海外は、1秒間に25フレームを描画するPAL形式

DJの時は、直接MPEG4の動画ファイルで扱い
PCの出力をそのまま映像に出しますので
特に、フレームが違うからといっても
ダウンスキャン時などにコンバートされたりするので
特に関係ないんですが、昔のDVD画質をブルーレイ画質に
アップスキャン(高解像度化)して
高画質化した状態でコレクションしたい!!
そういうわがままな私は、ここで編集ソフトを用い
フレームを強制的にNTSC形式に変換し解像度を上げて
保存しているわけなんです。

ソフトで編集し終わった後、なにげに書き出しをし始めて
その、問題に気づいたわけでした。

なんじゃこりゃ

いつもであれば、メモリー16GBと512GBのSSDの組み合わせ
15インチの時はフィルタ通しても数分程度で終わるはずですけど
一向に終わってないし、しかもMPEG4直録したデーターを
DVD書き出しのためMPEG2にエンコードする時も、
1時間程度の容量(3.4GB)すら4~50分程度で終わるはずが
1時間以上かかってイライラMAX!!
設定は、そもそもSSDをそのまま移動しているので
設定が変わるっていうこともない状態で、何が原因?と思ったら
やっぱり、CPUの性能の差なんですね・・・・。

■2コア増えただけで、変わるもんなんでしょうか?

実際、普通に考えてそう思いますよね
実は、インテルのCPUに隠された秘密があって
その部分が重要になってきます。

Core i5はデュアルコア(2個のコア)
Core i7はクアッドコア(4個のコア)
※Core i7にもデュアルコアが存在します※

実際2倍ですから、確かにそうですね。
実はそれだけではなく
ハイパースレッディングという機能がついています
これは1コアあたりに仮想のコアをもたせた機能で
実際計算する能力は2倍になる設計になっています。

Core i5はデュアルコアで計算能力部分(スレッド)は2倍の4スレッド
Core i7はクアッドコアで計算能力部分(スレッド)は2倍の8スレッド

実際、アクティビティモニターという
ユーティリティーアプリがありますので
こちらで見ることも出来ますよ

アプリケーションからユーティリティ
2016071402

そこからアクティビティモニターを起動
そして、表示からDockに表示
2016070803

そうすると、Dockに表示されます
ほら、4っつあるでしょ
2016070804

あと、Core i7とi5で大きな違いももう一つ
マルチコアを一つのコアに集約し、
パフォーマンスを向上させるターボブースト
という機能もありますが、同じ2.3GHzでどれだけ違うのでしょう

ちなみに、搭載されてるモデルナンバーから
性能を見てみることにしましょう。

Core i5 13インチのMacbookにはこのプロセッサーが入っています
2016070805

Core i7 15インチのMacBookにはこのプロセッサーが入っています
2016070806

つまり、実際ターボブーストが働いた場合
500MHzも差がでることになりますし
実際、普通Coreシリーズに搭載されたキャッシュメモリーも
私がカスタムで購入した時に、
Core i5の2倍の6Mのキャッシュメモリーの
i7のはずが、更に高性能の8MBが搭載された
高性能品であったということもあり
それから普通の一般的なものに格下げになってしまい
前記したコアの数とスレッド数が効くに効いて
エンコードが速かったというわけでした。

これ、壊れたのすげー悔しいな・・・。

ということで、実スピードが300MHz上のこちらを搭載した
15インチRetinaを使ってエンコード時間を測定してみましょう。
2016070807

■480P動画をアップスキャンで擬似720Pに変換
映像編集ソフトを用い、720Pにアップしてエンコードをかけます。
データーの大きさは、19MBこれを一旦解像度を上げ
190MB程度までファイルサイズを大きくします。
もちろん両者SSDを使用し13インチのMacBookは
16GBのメモリーを搭載しています。
メモリーも参考にしてもらいたいということもあり
あえて、同じにセッティングはしていません
15インチは8GBです。
使用ソフト:Final Cut Pro
設定はすべて自動で、フィルター無し
2016070808

2016070809
2016070810
15インチは結果、31秒で書き出し終了。

次に13インチで同じ設定で書き出してみましょう
20160711

え?!

5分・・・・。
Core i7のMacBook Proのほうがやはり
FinalCutなどのプロアプリケーションに特化したといいますか
マルチコア・マルチスレッドで、多ければ多いのと
実クロックも高いほうが向いているというわけでした。
メモリーってほぼ意味無しって感じですね・・・。

いや~~これはかなりの差です

ということで、また次回この13インチは下取りに
15インチのMacBook Proを購入することにしましょう・・・。
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以上、コアなコアのお話?でした。