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皆様こんにちわ、こんばんわ。
今回でmegのブログは記念すべき10回目です♪

去年あたりから決めていましたが、今回のネタは扉絵の3/3に発売された
Fujifilm X-Pro2の新製品レビューとなります。

3回前のX-T10レビューから僅か半年で入れ替えです(滝汗)
X-T10は星になりました☆彡

アー、マタヤッテシマッタヨー(^q^)

本当に仕方のないやつですね、megは…(´・ω・`)

そんなmegの散財っぷり・・・、もとい皆様が気になってるであろう
この新製品、X-Pro2をご紹介していくのが今回のネタとなります。

Fujifilm X-Pro2は、Fujifilm初のミラーレスX-Pro1の登場から
4年間の粋を結集した堂々たるフラグシップ機となっています。

まずこのX-Proシリーズの最大の特徴であるファインダー、
「アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー」をご紹介。
非常に横長な名称ですが、詰まるところOVF(光学ファインダー)
EVF(電子ファインダー)を両方搭載した複合ファインダーです。
さらに、今回からERF(電子レンジファインダー)というOVFとEVFを
同時に使用するイイトコ取りモードが新設されています。

【OVF】             【ERF】

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※ERFにすると、小さなEVFが図のように繰り出してきます。

例えばmegは、通常スナップではOVForERFを使用、近接撮影や
望遠レンズ装着時にはEVFを使用、といった具合に使い分けをしています。

詳しくは↓リンクからメーカーサイトをご参照頂ければと思いますが、
言うなればOVFの見やすさとEVFの正確さを同時に使えるので、
純正レンズはもちろん、マウントアダプター使用時にも
非常に重宝するモードというのがポイントですね♪
同様の機能を持ったFujifilm X100T登場以降、待望の機能です(*´∀`)ヤッター!!

ファインダーの詳細は【コチラから

次に新フィルムシュミレーション「ACROS」にも大注目!
詳しくはページ下部の作例を見ていただきたいですが、
一般的なモノクロ描写よりも粒子が細かく
高画素化した2430万画素の新センサーも相まり、より精細な画が
得られるのが最大の特徴です。
加えて粒子の大きさを別途変えられるグレイン・エフェクト
設定することで、精細な画からフィルムのような画まで
撮影者の好みに仕上げることが可能です♪

グレインとは・・・「粒子」、つまりツブツブのことです。
フィルムの画像は細かな粒子でできており、
低感度フィルムでは細かく、高感度フィルムでは粗くなる傾向があります。
X-Pro2は、このグレインを3段階で設定することができるので、
細かく、あるいは粗くしたりできる機能がX-Pro2の新機能です。

いつものネコさんモニュメントで違いを見てみましょう。

★グレイン・エフェクトOFF

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↓拡大図

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★グレイン・エフェクト弱

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↓拡大図

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★グレイン・エフェクト強

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↓拡大図

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元画像をクリックして拡大すると、粒子の粗さの違いを確認することができます。
特に後ろボケのあたりを見てみると、その違いは顕著に表れるのが
おもしろいですね。
こういう設定を待っていた!(*´-`)ポッ…

新センサーや新フィルムシュミレーションの詳細はコチラから

最後はこれまでに培ってきたUIを活かす強化された操作性をご紹介です。

【X-Pro2】

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【X-Pro1】

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画像を見るとボタン配置が全体的に右に寄っているのが
お分かり頂けるでしょうか?
これはグリップしている右手だけで、ほとんどの操作が
可能になるように作られています。

嗚呼、なんてユーザー思いのカメラ作りなんだ…(。´Д⊂)アリガトーFujifilm

また前面ダイヤル、8方向認識のジョイスティックの増設や
シャッタースピードダイヤルにISO感度ダイヤルを同時に組み込む等、
ほぼメニューに入る必要がないのも大きな利点です。

↓コレがイイんです!!

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さらに背面ボタンそれぞれにFn機能を
割り当てられるのだから驚きです♪ヽ(´▽`)/ワーイ
(※一部は設定固定、AF-L/AE-LやVIEW MODEなど。)

操作系の詳細はコチラから

ここからは作例を用いて、X-Pro2の魅力に迫っていきましょう。
使用レンズは、【XF 35mm F2 R WR】【XF 56mm F1.2 R】です。

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【XF 35mm F2 R WR】は防塵防滴ボディになった恩恵を活かすため、
レンズも防塵防滴にしたくなり、X-Pro2と同時購入しました(’-’*)♪
OVF使用時にブライトフレームがケラレないというのは
購入不可避の絶大な魅力があります。
(※XF 35m F1.4 Rもあまりケラレませんが、レンズ長+フード長に
差があります。)

まったく仕方のないやつですね、megは…( ´_ゝ`)

※作例はFujifilmのJPEG画質があまりに
優秀すぎるため、全てJPEG撮って出しとなります。

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使用レンズ:XF 35mm F2 R WR
絞り優先/ISO:200/絞り:F2/グレイン・エフェクト:OFF
フィルムシュミレーション:PROVIA
FujifilmのスタンダードカラーであるPROVIAで小細工なしの撮影。
様々な設定をカスタマイズして、改めて使うとその優秀さに気づかされます。

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使用レンズ:XF 35mm F2 R WR
絞り優先/ISO:200/絞り:F2/グレイン・エフェクト:OFF
フィルムシュミレーション:ACROS
こちらは新フィルムシュミレーションであるACROSを使用。
何気ないスナップショットですが、その仕上がりに驚きを隠せませんでした。
信じられますか?これ開放描写なんですよ?

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使用レンズ:XF 35mm F2 R WR
絞り優先/ISO:200/絞り:F2/グレイン・エフェクト:強
フィルムシュミレーション:モノクロ(Rフィルター)+各設定値を変更
ACROSが精細だというなら、モノクロは粗く高コントラストにしてしまおう!
という開き直りにも近い設定をしたカタマイズ設定です(苦笑)
ISO感度を12800まで引き上げるとさらに粗さが際立ちますが、
低感度でも住み分けがしやすく主力のフィルムシュミレーションです。

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 使用レンズ:XF 35mm F2 R WR
絞り優先/ISO:320/絞り:F5.6/グレイン・エフェクト:弱
フィルムシュミレーション:クラシッククローム
今やFujifilmの代名詞となりつつあるクラシッククロームでの作例です。
コントラストがやや抑え目になるこのフィルムシュミレーションは、
こういった被写体の撮影にはドンピシャですね。
megが1番使用するフィルムシュミレーションかもしれません。

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使用レンズ:XF 35mm F2 R WR
絞り優先/ISO:800/絞り:F2.8/グレイン・エフェクト:OFF
フィルムシュミレーション:Velvia
高コントラストフィルムシュミレーションのVelviaでの作例です。
デフォルト設定のVelviaよりもさらにコントラストを上げているので、
花等の色鮮やかな被写体で使用したいフィルムシュミレーションですね。

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 使用レンズ:
XF 56mm F1.2 R
絞り優先/ISO:200/絞り:F1.2/グレイン・エフェクト:OFF
フィルムシュミレーション:ACROS(Yeフィルター)
開放描写とは思えない性能を誇るXF 56mmは、ACROSと組み合わせると、
その描写力にうっとりと溜息を吐かざるを得ません。
35mm換算84mm相当のいわゆるポートレートレンズですが、
何気ないスナップにも使いやすいmegのレギュラーレンズの1本です。

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使用レンズ:XF 56mm F1.2 R
絞り優先/ISO:200/絞り:F5.6/グレイン・エフェクト:弱
フィルムシュミレーション:クラシッククローム
せっかくですし、XF 56mmの絞った画も載せておきます。
低コントラストなので一瞬モノクロに見えますが、ちゃんとカラーです。
絞ると全てを描き出すのではないかと思ってしまうほどの解像です。
新センサー2430万画素とのコンビは伊達ではありません。

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使用レンズ:XF 56mm F1.2 R
絞り優先/ISO:200/絞り:F1.2/グレイン・エフェクト:弱
フィルムシュミレーション:クラシッククローム
無機物被写体の撮影するときのmegのクラシッククローム使用率は
非常に高いです。
この仕上がりです。言葉は不要でしょう。
(*´ω`)ポッ・・・。

また【XF 35mm F2 R WR】は「じゃんぱらお役立ちコラム」でも
取り扱われています。

お役立ちコラムを見る

いかがだったでしょうか?
私もまだまだ使いはじめて間もないながら、X-Pro2とFujifilmの魅力を
皆様にもお伝えできたのなら幸いです。
X-Pro2はもちろん、このX-Transセンサーを採用している
Fujifilmのミラーレスはエントリー、ミドル、フラグシップ機に限らず
高いレベルで完成しているシステムです。

今回のこの記事で少しでも興味を持っていただけましたら、
ぜひFujifilmのカメラを一度手に取ってみてください。
レンズラインナップも登場から4年とは思えないほどに
充実しているのも大きな魅力です。

…ただじゃんぱら店員としては、最新機種ばかりを勧めるというのも
どうかと思いますので、もし中古で始めるなら以下の機種達をお勧めします。

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■X-M1(イチオシ!!)
Fujifilmミラーレスの中では目に見えてコンパクトなボディ。
X-A1やX-A2と違い、センサーがX-Transになっており、
安価なエントリー機ながらFujifilm画質を十二分に味わうことができる機種。
コストパフォーマンスはピカイチ(* ̄ー ̄)b

X-M1在庫リンク

■X-E2(人気機種!!)
2016/2/4に公開されたVer.4.00のファームウェアを適用することで、
X-T10以降の強化された動体AF性能や最大1/32000秒の電子シャッターを
使用可能など、最新機種に積まれている性能のそのほとんどを
手にいれることができます。
ミドル機、かつ上記アップデートも相まり、長く使っていける機種。

X-E2在庫リンク

■X-Pro1,X-E1
Fujifilmミラーレスの記念すべき1代目と2代目です。
現行機と比べるとAF性能やEVF画質など、見劣りする部分が一部ありますが、
出てくる画はしっかりFujifilmです。
価格的にX-M1は程ではないですが、コストパフォーマンスが良好な2機種。
ミドル機ならこの2機種がオススメ♪

2機種の在庫リンク

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また、Fujifilm画質を得るならやはり欲しくなるのは純正レンズ!
Xマウント対応レンズもご用意していますので、レンズの在庫状況も
ぜひご確認下さい♪

対応レンズの在庫リンク

Fujifilmのミラーレスは一部過去記事で書かせておりますので、
よろしければ以下リンクもご参照くださいm(。_。)m

第3回【登場カメラ:X-E1】
第7回【登場カメラ:X-M1・X-T10】

さて、筆を置く前に1つお知らせがあります。
3/15(火)より新店舗「じゃんぱら神保町店」
OPEN致します!ヽ(*´∀`)ノ
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以上、megがお送りしました( *・ω・)ノ