デジカメを買うなら中古製品も視野に入れているという人は多いのではないでしょうか。デジカメの中古市場は、新品にもひけを取らないくらいの活気があります。
今回はコンパクトデジカメ、デジタル一眼レフカメラに限らず、中古デジカメを買う際にチェックすべきポイントをご紹介します。


新品に近いものが格安で手に入ることも!?


デジタルカメラはいまだに人気の衰えない製品なので中古市場での流通数も多く、盛んに取り引きも行われています。

また、新技術の搭載などで新機種が発売されるサイクルが早いため、時折、新品に近い製品が格安の値段で手に入ることがあるのも見逃せない点です。とくに後継機種が発売される前後はそれまで使っていたカメラを売りに出す人が多くなります。
中古カメラを扱っているショップでも一時的に在庫が増えて、価格がグッと下がることがあるので要チェックです。


中古デジカメの選び方のポイントは?


まず、コンディションの良い物を手に入れるのが基本です。精密機器なので、なるべく美品で傷みの少ないもの、使用感の少ないものを 選ぶようにします。もちろん、コンディションの良い物は価格も高く設定されていますが、デジカメは流通数が多いため中古でも美品や良品が出回ることが多い アイテムです。
欲しい機種でありながら傷や汚れが目立つ物しかないなら、そこで下手に妥協するよりは、もっと状態のいい物が出てくるまで少し待ってみることも必要です。少しじっくりと腰を据えて探せば、程度の良い物が見つかる可能性が高いはずです。

次に、年式についても注意を払う必要があります。例えば最近のデジカメには当然のように顔認識機能が搭載されていますが、数年前の 物には機能がなかったり、あったとしても今のものより単純なものだったりします。画素数や高感度特性についても古いものほど当然、スペックは低くなりま す。3~5年以内のものならそれほど気にすることはありませんが、5年以上前の製品では最新機種との差もかなり付いてしまうので、許容できるスペックであ るかどうかを見極めることが肝心です。もちろん、価格が安くなるのなら多機能・高機能なスペックは必要ない…という割り切りをするのもひとつの考え方であ り、選択です。

さらに、中古デジカメで最もデメリットを被りやすいのがバッテリーの問題です。デジカメのバッテリーは専用品であることがほとんど のため、バッテリーが劣化していると短時間使用で我慢するしかなくなってしまいます。中古デジカメのバッテリーは、むしろある程度劣化していて当然という 面もあります。購入前にはその機種のバッテリーが容易に入手できるかどうかを事前に調べておくことが大事です。


デジイチの場合のチェックポイントは?


中古のデジタル一眼レフカメラの場合には、コンパクトデジカメ以上に内部構造に問題がないかが気になるところです。とくに店頭で チェックしておきたいのはレンズ取り付け部の内部です。ここを外してみて、ミラーや撮影素子部分にゴミなどが入り込んでいないかよくチェックしておきま しょう。
またファインダーに埃が入り込んでいると使用する時に気になるものなので、これもよく見ておきます。シャッターも実際に押してみて、きちんと動作するか感触を確かめておきましょう。


中古デジカメならではの魅力


デジイチを含めたデジカメの中には、特定の機能や使い勝手の良さで名機と言われるようになったモデルがあります。こうした製品は今では中古でしか手に入れることができず、程度の良いものが市場に出るとあっという間に買われてしまいます。
こんな機種が存在することも中古デジカメの面白さです。掘り出し物を見つける目を養うために中古デジカメに関する研究をしてみるのも楽しいのではないでしょうか。

じゃんぱらでは、中古デジカメ・デジイチを豊富に取り扱っています。試し撮りがしたい場合やスペックについて詳しく知りたい場合はお気軽にスタッフまでお問い合わせください。