久しぶりに自由に出かけられるゴールデンウィークでしたね。
みなさまも今年こそ何処かへお出かけれた事でしょう。
お久しぶりです、elmar です。
今回はAndroidスマートフォン【Xiaomi Redmi Note 11】のレビューをお届けします。
皆さんはスマートフォンは何をお使いでしょうか。
elmarはMacユーザーでもあるのでiPhoneをメインとして使っています。
Android端末も持っていますがかなり以前のモデルでOSのアップデートができなかったり最新のアプリが使えなくなったりとちょっと不便になっていました。
そこで見つけたのがこちら!
2022年3月に発売されたAndroidスマートフォンです。
Xiaomiらしく低価格で高性能な機種で新品でも2万台前半で購入できるSIMフリー機なのです。
心臓部となるSocにはQualcomm Snapdragon680を搭載。
メモリー4GB、ストレージ64GBと標準的な仕様。
特筆すべきは6.43インチ有機ELディスプレイであることです。
リフレッシュレートも90Hzと高速なためブラウザでのスクロールやゲームでの動きが滑らかになることが期待できます。
バッテリーは5000mAhの大容量で長時間の利用もできそう。
急速充電対応の33W出力のACアダプターが同梱されているのも嬉しいポイント。
外観はややプラスチックっぽい印象でチープに見えるかもしれません。
それでは詳しく見ていきましょう。
■カメラ部
リアカメラは最大5000万画素でクワッド(4眼)構成。
超広角カメラは800万画素で118°の画角となっておりフルサイズ換算すると約13mm相当のようです。
200万画素ですがマクロ用カメラも搭載されています。
フロントカメラは1300万画素でフルHD動画対応。
ディスプレイ内に埋め込まれたノッチレススタイルですっきりした印象です。
撮影シーンを自動的に判別するAI撮影モードがあり普段の撮影はこれで充分でしょう。
■ネットワーク
Dual SIM 4G LTE対応。
ココがポイントで5Gを必要とするか否かで端末の選択が変わるでしょう。
elmarは古いAndroid端末から乗り換えなのでメインのスマホはiPhoneである事から最新スペックを求めずにコストパフォーマンスを優先してこの機種を選択しています。
■オーディオ
ステレオスピーカー搭載
3.5mm ヘッドホンジャック
ハイレゾ対応
Bluetoothコーデック
aptx
SBC
SONYが提唱する高音質コーデックLDACには対応していません。
Apple製品で多く採用されているAACにも非対応でここはちょっと残念なところ。
簡単にまとめると
普通に使えるAndroid端末
って事になりますが、ここで終わっちゃ面白くありません。
ここからはカメラ部やオーディオ部にこだわって使いこなしていきましょう。
カメラ部
AI撮影モード
カメラを向けたものに対してスマホが最適なモードに調整してくれる機能です。
■料理
このように被写体にカメラを向けると自動的に適したモードに変更されます。
数年ぶりにお店で焼肉を食べる事ができました。
AIモードは料理が選択されていてかなり鮮やかな色彩になります。
■ペット
AI撮影モードで猫にカメラを向けるとペットに最適なモードに切り替わります。
カメラ嫌いな愛猫ですがなだめすかして何とか撮影できました。
色味、フォーカスとも申し分ありません。
■マクロ
道ばたのハルジオンにハチが来ているのを発見。
この花はかなり小さいのでかなり接近して撮影しています。
背景を活かして奥行きのある写真としてみました。
色味は「鮮やか」というより落ち着いた印象です。
このカメラのレンズ鏡胴をマクロモードで撮影してみます
レンズ前端をクローズアップ。
このようにかなりの接写が可能となっています。
■超広角
Redmi Note 11には標準画角の0.6倍の超広角カメラが搭載されています。
約800万画素ですから超高画質ではないようですが実際の画質をみていきましょう。
埼玉県所沢市にある所沢航空記念公園 にて撮影。
C-46輸送機は史上最大の双発ピストンエンジン機だそうです。
確かに大きくて全体を入れるのはかなり離れないとなりません。
同じ場所から通常の画角でも撮影してみましたが機体がかなり切れてしまいます。
ヒコーキ好きにはたまらない空間ですが超広角レンズにより余すことなく残すことができます。
コロナ以前の人出に戻りつつある夜の渋谷駅前。
ワンショットで全体を写し込めるのは超広角ならではの魅力です。
■ポートレート
もちろん、ポートレートモードも搭載しています。
こちらは切り株を人物に見立てて標準ポートレートモードで撮影。
自動設定以外でも手動で絞り効果を変更することもできます。
このようにボカシ過ぎないような撮影も手軽にできます。
前述しましたがメインカメラは約5000万画素の高画質です。
この画質を最大限活かすのはちょっと設定を変えてあげる必要があります。
カメラアプリの「プロ」設定を選択して「50」と表示されているアイコンをタップ。
すると「50MP ウルトラHD」がオンになり、高画質な写真撮影が可能です。
クリックして拡大するとお分かりいただけると思いますが、細かなところまで克明に記録されています。
※このモードでは超広角レンズは使えないのでご注意ください。
■プロモード
シャッター速度、フォーカス位置、ISO感度が任意に設定できます。
一眼カメラのように意図的にピント位置を変更したり、シャッター速度を遅くして動きを演出できます。
この作例ではシャッター速度を1/3秒に設定し、走る車や自転車を軌跡として捉えています。
雨の渋谷をビニール傘ごしに撮影。
AFだと手前の水滴にフォーカスがあったりしますので遠景にフォーカス位置を固定してみました。
このように高画質モードから超広角までカバーできるカメラ部はかなり良くできています。
AIモードはややもたつく感はありますが価格を考慮すれば十分なパフォーマンスを持っていると言えるでしょう。
■オーディオ
通常の設定では現れないモードを呼び出してみます。
設定>デバイス情報と進みMIUIバージョンを連打!!
すると「これでデベロッパーになりました!」と表示され「開発者オプション」をいじる事ができます。
<ご注意>
この「開発者オプション」は設定変更が色々できますが場合によっては端末が破損したり応答しなくなる場合がありますので試される場合は自己責任にて行ってください
設定>追加設定から開発者オプションに入りオプションのコーデックを有効にします。
LDACの項目があるじゃないですか!
これはもしかして裏設定でONにしたら使えちゃうんじゃ。。
一瞬、ワクワクしましたがハードウェアは対応していないのでONにしても機能はしません。
本機での最高の音質はaptXまでのようです。
AmazonMusicでダウンロードした曲を再生してみます。
一部の楽曲ではこのように表示される場合もあり一体どこまで対応しているのか謎です。
聴感上は大きな差は感じられないので表示の誤りかもしれませんが音源が古いせいもあるのでしょう。
Androidスマートフォンとしてベーシックな機能を搭載し普段使いにはちょうど良い【Xiaomi Redmi Note 11】はメインとしてはもちろん、iPhoneのサブ端末としてもおすすめです。
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この端末には購入時から保護フィルムが貼られていますが傷んでいきます。
交換用のフィルムも多くありませんのでじゃんぱらでご購入時には「なめらかガラスコーティング」の施工を超絶おすすめします。
長期間、本機のウリである有機EL画面を守ってくれるでしょう。
以上、elmarがお送りしました。