Love Will Find A Way

愛の行方はみつかるよ

If you want it to

君が望めば

ライオンキングよりはYESの時代。
手書きアニメで毎週放映の時代に脱帽しながらの空の色…
2014040401
【SONY α7R + Canon NewFD 50mm F1.4】
春らしくなってきましたね~。

こんばんは、elmarです。

以前にも何度かお話ししてますがelmarは映画大好き人間であります。
今ではスマホやタブレットでいつでもどこでも映画が観られる時代ですがelmarが
少年だった頃はちょっと地方に住んでいると映画館が近くになかったりしました。
苦労して観に行っていたその頃と比べると遥かに便利になりました。
しかしながら少ない機会を真剣に楽しむ機会は逆に減ってしまった気がします。
時代に流されるのが人の世の常とはいえ、ルーツを見失いたくはないと思う今日この頃です。
2014040402
【SONY α7R + Canon NewFD 50mm F1.4】
なんとなく懐かしさを覚える菜の花の黄色がまぶしいです。

その頃、将来は「映画監督になりたい」と思っていた時期もありましたね。
そんなわけで今回のネタはズバリ、動画です。

最近のデジタル一眼、コンパクトデジカメには動画撮影機能が搭載されています。
もちろん、スマートフォンやタブレット端末でも撮影は可能ですがレンズの明るさがさほどなかったり、センサーサイズの小ささからくる画質の荒さがちょいと気になります。
Lumiaなどのカメラ機能に特化した変わり種も中にはありますけれども。。。

センサーサイズが大きいと画質はよくなりますがシステム自体は大型になります。
たとえばiPhone4Sは焦点距離4.28mmF2.4のレンズが使われています。

被写界深度(ピントの合ってみえる範囲)はレンズの焦点距離によって決まります。
数字が小さい方がピントの合う範囲は広くなりますから全体を捉えるスマホやwebカメラには焦点距離が短いほうが向いているといえるでしょう。

一方、さらなる高画質を得たい場合や様々な映像表現をしたい場合はセンサーサイズが大きく明るいレンズを使った方が有利なわけです。

デジタルカメラ以前のフィルムカメラの時代、小型カメラの歴史を拓いたのはライカでした。
すでに存在していた映画フィルムをスチルカメラに転用する事を思いついたエルンスト・ライツ社の技師オスカー・バルナックは縦方向に送られる映画フィルムを横方向にして2コマ分を1コマ(24X36mm)としたカメラを試作します。
2014040403
100年ほど前の事です。
くわしくはLeica社のサイトをどうぞ。
http://jp.leica-camera.com/news/100years/jubilee/

35mmカメラは生まれながらにして映画とは異母兄弟といっても差し支えない関係だったのです。

そんなわけでデジタル一眼で動画を作ってみようと思います。

Appleユーザーであるelmarは当然のことながらApple純正の動画編集ソフトである【iMovie】を使用しています。
現バージョンの【iMovie 10.0.2】はAVCHDからMP4、AVIなど様々な動画ファイル形式に対応していますので便利です。
また、iOS版もありますのでiPhoneやiPadでも制作できますね。
昨年から写真撮影中に撮りためていた動画をまとめてみたいと思います。
制作用マシンはMacBookAir13インチです。(以前使っていた11インチからグレードアップしました!)
じゃんぱらでは現在、2014040404
を開催中です!
Mac学割なんかも行っていますのでぜひご利用くださいね。
MacBookはこちら、Macデスクトップはこちらからご覧いただけます。

以前の記事でもちょっと触れましたが動画の鉄則は「カットを短く」です。
たとえば敬愛する監督作品(自分の場合はテオ・アンゲロプロスやアンドレイ・タルコフスキー)の真似をしてはいけません。
それは彼らや彼らのスタッフ、役者が揃って成り立つすばらしいマジックなのですから。

本来の映画の場合は「脚本」ありきなのですが、今回は手持ちの素材を編集して
みたいと思います。
使用したカメラもSONY NEX-7、α7RありOLYMPUS E-PL1ありと様々です。
もちろん、交換レンズもいろんな物を使用していますので描写もカットごとに変わったりします。
※実は自分でもどのレンズで撮影したか、うろ覚えなのはさておく

花や風景だけでは面白くないのでクルマのダッシュボードからの映像を多く入れています。

編集前にストーリーを決めておきます。
フロントウィンドー越しの映像が多いのでちょとロードムービーっぽく、、。

シーンごとにイメージを託して作品作りをすると次の作品への意欲も湧いてきます。

闇 渋滞(日常のストレスや不満など)
[モノクロ]
空と開けた風景(解放されたいという欲求をイメージ)
[カラー]
疾走(クラッシュ~記憶の断絶をイメージさせる)
[カラー]
暗転
フェードイン
夢の中
[カラー]
朽ちた機械・風に吹かれる白い花(時間経過~解放、天国などのイメージ)
フェードアウト
こんな感じで目安を決めたらクリップからカットしつつ編集していきます。
2014040405
 iMovieではシーンに合わせたテーマが用意されていますが、今回はテーマなしで作成します。
 2014040406
カットとカットのつなぎにはいろんなエフェクトがありますのでコンセプトにあわせて選びます
2014040407
 サウンドは同時録音のサウンドだけでもいいのですがクルマの映像ではカーオディオが全開だったため使えません。(鼻歌まじりですし。。)
著作権がありますのでね。企業ブログのつらいところです。。
このシーンでは環境音はミュートしておきます。
 2014040408
カットのつながりを考えながら編集ができたらサウンドトラックを入れます。
「GaregeBand」で映像の時間分のベーストラックを作って、ギターのリフを重ねてみましょう。相変わらず下手ですけども(汗
 2014040409
エフェクトを調整して作ったサウンドトラックを動画とあわせます。
何度か調整しながら完成に近づけます。

編集作業が終わったらムービーの書き出しを行います。フルHDでの書き出しを選択して、、、。
 2014040410
書き出し完了!

さっそく、YouTubeにアップロードしてみました!

YouTubeでの公開設定を行って完成です。
※音が出ますのでご注意ください。

さて、東京では桜が満開を迎えています。
ささやかですが春の訪れを喜びたいと思います。

4月からは増税となりましたが今後ともじゃんぱらをよろしくお願いいたします。