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皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年もじゃんぱらをよろしくお願いしますm(_ _)mペコリ
この記事ももう5回目、どうもmegです。
今回は何やろうかしら?とずっと考えていたんですが・・・。
やはり、ウチの子達の中ではメイン機よりも出番が多い
Nikon V1で行こうかな、と思います。
小さいは偉大なのです(*゜ー゜)
そんなV1で撮った画像をとりあえずペタリ・・・(何か見たことのある構図)
まずはじめに、2回目の最後にV3買う、と宣言しましたが・・・
実は他に大きな買い物をしてしまいましてですね。
買ってません!!
僕はV1一筋ですよ、ハハハッ(;´д`)
オカネガナインダヨー!!(T-T)
ところで、ニコワンについての記事は、皆様ご覧いただけましたでしょうか?
見てない!って方は↓のリンクからぜひ読んでみましょう!そうしましょう!!
【ここから飛べます】
これを踏まえて、何をやったかと言いますとマウントアダプターネタですね。
3回目のマウントアダプターネタの時に、V1・・・というかニコワンを
入れなかったのには実は理由がありました。
日頃からマウントアダプターで輪っか遊びをしている方は
既にご存じかもしれません。
理由は↓
「ニコワンは、純正レンズ・アダプター以外を付けると自動露出を取ってくれず、かつMモード以外のモードでは撮影自体が出来ない!! 」
要はISO感度、絞り、シャッタースピードを自分で設定し、最適な明るさを
自分で判断して撮影する必要があるのです。
それでいて、上記の設定をしても液晶画面上で露出変化が確認ので、
正に撮ってみるまで仕上がりがわからないわけです。
俗に言うフルマニュアル撮影ってやつですね。
※ちなみに現在の一般的なミラーレスであれば、自動露出してくれるので
フルマニュアル撮影する必要はなく、A(絞り優先)モードやP(プログラム)モード
などのISOオートのお手軽撮影も可能。
ニコワンで自動露出を取ってくれる組合せは、ニコワン専用レンズかFT1
という純正のマウントアダプターを使用する必要があります。
・・・が、今回のネタは自動露出を頼らず写真を撮ってみよう、というのが
内容になりますね。
まず、適当な作例を投下しますね。
ある程度まで絞れば、この通りのシャープネスとコントラストを得られます。
少しだけトリミングしてその大きさが分かるように意識。
何か恒例になりつつあるニャンコ写真を開放でフワフワに。
こちらはやや絞って撮影、開放とのギャップに注目。
手持ちで夜を彩るスカイツリーを撮影。
このように露出が取れずとも、やろうと思えばいくらでも
撮影することが可能です。
また3回目のネタであるマウントアダプターで使用したPanasonic G3と
比べての利点は、イメージサークルが小さすぎて周辺がケラレてしまうということが
ニコワンではほとんどないのです。
ちなみにマイクロフォーサーズで撮影すると↓な感じがよく起こります(;・ω・)
四隅が真っ暗になってしまった・・・。
主に広角域(35mm換算で~50mm)のレンズでは、頻発します。
ちなみにこの例だと換算30mmです。
使い方次第なのかもしれませんが、普通に使うには少し辛いです(´▽`;)
故のニコワン・・・というわけですね。
この恩恵は、センサーサイズによるものです。
ご周知かもしれませんが、大きさはマイクロフォーサーズ>ニコワン(CX)です。
「・・・で?」って話ですよね(;´д`)
答えだけいうと、使用しているシネレンズにより合っているセンサーサイズは
ニコワンということです。
ニコワンのセンサーサイズは、本来使われていたシネマ用のフィルムのサイズに
酷似しているんですね。
逆にマイクロフォーサーズは、それよりもサイズが大きいのです。
これがどういうことかというと、レンズのイメージサークルに対して、
センサーサイズが大きすぎるということ。
図解すると以下のようになります。
上記の一例であるケラレの理由も、これによるものです。
※レンズのイメージサークルに対して、センサーサイズが大きいということ。
数は少ないですが、APS-Cセンサーをもカバーするシネレンズもあります。
僕の所持レンズだと、COOKEがそれに当たります。
また、これによって引き起こる例として、「収差」の問題もあります。
3回目をご覧頂いた方は、お分かりかもしれませんがグルグルボケ
というやつですね。
これは絞ればある程度改善しますが、絞りを開けたいときには困り者です。
そういうときでも、センサーサイズがレンズのイメージサークルより小さい
ニコワンであれば、その心配はほほぼ無用だったりします。
どんな描写をするのかは、第3回にてご紹介しています。
【第3回にジャンプ】
・・・前置きが少し長くなりました。
今回の撮影機材は、お馴染み?のV1にフルマニュアル撮影のための+αとなります。
使用したレンズの内で初お披露目なのは、アンジェニュー 15mm f1.3ですね。
ニコワンに付けると35mm換算で約40.5mm(約2.7倍)の準標準レンズ
になります。
lytarと同様のフランス産のレンズなのですが、以前ご紹介した2本と
大きく違うのはレンズのイメージサークルが非常に小さいこと。
これによるデメリットは、次に上に付いている銀色の露出計ですね。
これが、今回の肝たるブツにあたります。
「露出がわからない?・・・なら、他で露出取ればええやん?」
使い方は至って簡単。
1.まずISO感度と絞り値を決めます。
2.オレンジのボタンをポチっと。
3.ランプ点灯するので、緑点灯になるようにシャッタースピードダイヤルを回す。
↓
4.これで得た値をボディに設定
と、こんな具合です。
ね?簡単でしょう?
ぶっちゃけると、露出計なら何でもいいので、一概にクリップオンタイプを
用意する必要はありません。
知識があるなら、それこそ露出計なしで、勘でやってもいいくらいです。
トライアンドエラーしても問題ないデジタルカメラの利点が活かせます。
また、最近ではandroidやiphoneで露出計アプリがあるので、それを
代用するのも1つの手ですね。
ここで、ちょっと裏技をご紹介。
★裏技★
Cマウントのレンズは、スクリューマウント(ネジ込み式)になるのですが、これの利点は
最短撮影距離をレンズ表記よりも短くできます。
やり方は至って簡単で、レンズ側の距離計を最短にして、レンズのネジ込みを少しずつ緩くする。
これだけです。
撮影してみると↓くらい差が出ます。
ここまでしか寄れない・・・(´・ω・`)
↓
(*´ー`*)ココまで寄れました♪
※調子に乗って回しすぎると、レンズが外れてしまうのでご注意を!!
この裏技は、Cマウントに限らずスクリューマウントならどれでも出来るので、
お手持ちだったらやってみると利便性が上がるやも( ̄ー ̄)b
と、ニコワン裏技はこんな感じで存在するので是非お試しあれ。
最後にメリットとデメリットをまとめてみます。
■メリット
・ニコワンはまだまだレンズラインナップが充実していないので、違った形の撮影が可能になる。
■デメリット
1.手動露出になってしまう。
2.1の理由でシャッターチャンスに弱くなる。
3.レンズ次第では、ケラレてしまいがちで、更に焦点距離が2.7倍なので、どうしても望遠寄りになってしまう。
4.ピント調整の際に拡大表示が出来ないため、明るいレンズだと正確なピント確認が困難。
このように書き出すと、デメリットばかりが目につきますが・・・(汗)
他マウントに比べ、レンズラインナップが発展途上となり、どうしても表現できる幅が狭い
ニコワンシリーズなので、制限付きとはいえ表現幅が広がるのは見逃せません。
爆速AFが特長のニコワンの特色を捨て去ってでも挑戦する価値は絶対にあるので
ぜひお試し頂ければ嬉しく思います。
そんなニコワンの在庫は 【コチラ】 !!
以上、megがお送りいたしました。