夏です!!
どんより湿っぽい、髪の毛がまったく纏まらない季節から
ようやく開放されて清々しい夏の季節がやって参りましたね!!
今回で3回目になります。
どうもmegです(*´∀`)v
前回はNikon初のミラーレス一眼であるNikon V1をご紹介致しましたが
いかがだったでしょうか?
ニコワンで一眼デビューしてくれた人がいたなら嬉しいなぁー・・・
と思いますが、meg的にはなんとなくニコワンが
売れたような気がしています!
今回は、タイトルにもある通り
「色んなボディで色んなレンズを使ってみよう!」
という特集っぽいネタをやりたいと思います♪
お題はこちら↓
【マウントアダプター】
街中を歩いていると、最近「何あのレンズ?」といった具合に
本来装着されているはずではない
レンズを付けている人をよく見かけませんか?
例えば、Fujifilmのミラーレスボディに同社マウントである
Xマウントではない他社のレンズを付けている等ですね。
これを可能にしているのが、マウントアダプターとなります。
「なんで純正のレンズを使わないの?」という疑問はもっともかと思います。
わざわざこんな事をする理由としては、装着するレンズ次第では
現代レンズでは考えられない独特な写りを楽しむ事ができる
というのが、最大の特徴かもしれません。
もちろん、ごく普通に写るレンズもあるので、メインで使っている
カメラのレンズをマウントアダプターを介してサブ機に付けて楽しむ・・・
なーんて事も可能なわけですね。
さて、本題に移っていきましょう。
使用ボディ:【Fujifilm X-E1】
Fujifilm独自のX-Transセンサーを搭載したミラーレス一眼です。
センサーフォーマットは、APS-Cとなり装着したレンズは35mm換算で
1.5倍程度の焦点距離になります。
センサーが大きめなので、装着したレンズの焦点距離を
後述するマイクロフォーサーズの焦点距離2倍に比べ、
そこまで焦点距離を変えずに使用できるのは勿論ですが
独自のセンサーであるX-Trans CMOSセンサーが
高感度域にも強く非常に優秀です。
また操作系も露出補正ダイヤル・シャッタースピードダイヤル(X-M1、X-A1
は付いていません)が独立して付いているので
各種設定を素早く変えられるのは利点♪
上記の事から、FujifilmのXマウントはマウントアダプターへの適性が
高いと言えるかと思います。
使用レンズ:【MINOLTA M-ROKKOR 28mm f2.8】
レンジファインダーLeica Mマウント用のレンズです。
35mm換算42mm相当の準標準域のレンズになります。
特徴的な写り、というよりはごく普通に撮れてしまうレンズになりますね。
別名、和製Elmaritというだけあって現代レンズにも引けを取らない
シャープな写りに注目!
F8程度まで絞って風景撮影。
ISOを1600まで引き上げ、シャッタースピードを稼いで
水飛沫が起こる瞬間を狙ってみました。
金属の重々しい質感がしっかり出る描写力は現代レンズを思わせます。
・・・が、色飽和を起こしやすいのがたまにキズです(´・ω・)
夏の日差しの強さを表現してみました。
さて、Leica Mマウント用のレンズはデメリットがあります。
連動距離計が70cm~1m程度までしか用意されておらず
物理的に寄れるレンズというものがほぼ皆無なのです。
が、しかし…以下の写真をご覧ください。
あれ?と思った方は、いい勘しています!
そう、この3枚は30~40cm程度まで寄って撮影しているのですよ!!
種明かしをすると、今回使用したマウントアダプターに秘密があります。
【KIPON L/M-FX/M】
これが今回使用したマウントアダプターなのですが
なんとマウントアダプターにレンズとは別に独立して
ヘリコイドが付いているのです!
これによって、レンズの最短撮影距離を物理的に短くすることが
可能という素敵アイテムなのです♪
Mマウントレンズのジレンマを払拭するまさに神アイテム(*´∀`)b
使用レンズ:【OLYMPUS OM G.ZUIKO 28mm f3.5】
OLYMPUS OMマウント用のレンズ、フィルム用のレンズです。
M-ROKKORと同様に、35mm換算42mm相当の
準標準域のレンズです。
Leica Mマウントレンズとは違い、最短撮影距離が
30cm程度なので、等身大で使いやすいレンズとなります。
開放撮影となります。
オールドレンズとはなりますが、1970-80年代くらいの新しめの
レンズなので、写りは非常に素直です。
F8程度まで絞って撮影してます。
解像力に加えて発色も良く、現代レンズと比べても
「現代レンズです!」と言っても通用するレベルですね♪
こちらはF5.6程度まで絞って、モノクロ撮影です。
シャープネスにやや欠けますが、質感は上々です。
使用レンズ:【OLYMPUS OM G.ZUIKO 50mm f1.4】
同じくOLYMPUS OMマウント用のレンズです。
35mm換算75mm相当の中望遠域のレンズとなります。
中望遠域、尚且つ開放f1.4となるとピント面が非常に薄く
ソフトフォーカスな写りが楽しめます。
開放撮影。
手前の花弁にピントを合わせています。
フワッとした仕上がりは、この焦点距離且つこの開放F値でないと
まず味わえません!
まだ終わらないですよ?
お次はこちら!
使用ボディ:【Panasonic G3】
Panasonicの一眼レフライクのコンパクトなミラーレス一眼です。
センサーフォーマットは、マイクロフォーサーズとなり装着したレンズは
35mm換算で2倍程度の焦点距離になります。
Panasonic G3に限らず、マイクロフォーサーズ機はマウントアダプター機
として非常に優秀です。
下記で紹介していますが、シネレンズのような小さな内径のレンズでも
影響なし、もしくは少しの弊害だけで使用可能にしてしまう万能性が
あります。
焦点距離が2倍になってしまう事さえ除けば、これ以上はないでしょう。
使用レンズ:【SOM BERTHIOT LYTAR 25mm f1.8】
フランス産の16mmシネマ用レンズ、通称シネレンズ。
マウントはCマウントです。
マイクロフォーサーズで使用した際の焦点距離は、標準50mmとなるので
画角的には非常に使いやすいのが◎。
非常に特徴的な写りをする個体が多く、レンズ次第で個性が出しやすいです。
LYTARに関しては、ややソフトフォーカスな仕上がりなので幻想的な写りが
味わえます。
開放撮影すると、ソフトフォーカスと収差も相まって何とも不思議な写り。
ちょっと絞れば、シャープネスを得ることだって可能です。
使用レンズ:【TALOR-HOBSON COOKE KINIC 25mm f1.5】
こちらはイギリス産のCマウント用レンズとなります。
焦点距離も同様ですが、開放F値と写りにLYTARとは違い
背景ボケがグルグルボケという特徴的な写りが楽しめます。
開放撮影、且つ最短距離で撮影。
LYTARと比べると、ピント部は幾分かシャープに写るのが特徴ですね。
周辺の収差があるので、日の丸構図を強制されるのがたまにキズ・・・。
と、このようにごく普通のレンズのように写るレンズもあれば、現代レンズ
では到底味わえない特徴的な写りをするレンズもあるのです。
必ずしも、現代レンズが全てにおいてそれらに勝っているというわけでは
ないのが交換レンズのおもしろいところではないでしょうか。
そういった意味で、マウントアダプターはレンズ交換式のカメラには
非常に重宝するアイテムです。
今回、なぜ突然マウントアダプターネタをやったかというとですね。
megの勤務先のじゃんぱら新宿2号店のマウントアダプターの在庫が増えた!
これに尽きます!!(笑)
こんなコーナーを入り口入った所に設置しちゃいました♪(ノ∀`)タハー
お求めやすい価格で多種多様のマウントアダプターをご用意しておりますので
ぜひ一度ご来店してみてください(*>∀<)b
これを機に今までと違ったアプローチで、写真を楽しんでみませんか?