今回はCanon EOS 5D MarkIIIのレビュー第二弾です。
JR中央線の神田〜御茶の水間に1943(昭和18)年まであったそうです。同じ場所に交通博物館がありましたがこちらも2006年に閉館しています。
ここには現在は使われていない「万世橋駅」を再現した施設があります。
エントランスのオブジェ。EOS 5D MarkIIIと手ぶれ補整機能搭載のEF24-105mm F4 L IS USMの組み合わせで室内でも快適に撮影できます。
神田川を臨む位置から広角24mm側で撮影。明暗差がありますがバランスの良い描写が得られます。
望遠側にして近寄ると大きなボケが得られます。この焦点距離での描写は素直でちょっとしたブツ撮りやポートレートに威力を発揮します。
こちらは単焦点レンズ【EF 28mm F1.8 USM】を使っています。広角系のレンズを使ってグンと近寄って撮影すると背景を残しながらボカす手法が使えます。
2階の駅舎に向かう階段は割と暗くなっていますので感度をISO3200に上げています。
このような明暗差が激しい状況でも暗部がしっかりと描写されるのはフルサイズ機ならでは。
駅舎跡に上がるとこの様な場面に遭遇する事もあります。左右から上下線の通過を眺める事ができます。コンティニュアスAFを選択すれば近づいてくる電車にピントを合わせ続けて撮影可能。
歴史を感じさせる階段。空襲をくぐり抜けてきた骨太さを感じます。
EF 28mm F1.8 USMレンズを開放絞りで使用。タイルの質感が見事です。
施設内には初代駅舎のジオラマも展示されています。当時はかなりの賑わいだったのですね。
Canonのレンズの描き出す赤はEOS 5D markIIIでも健在。日陰の「赤」でしたが浮つくこと無くしっかりと描かれています。
手前の自転車のみ陽が当たっている状況なのですが暗部も潰れずに描写されています。この単焦点レンズも使いやすい広角レンズです。
EF 24-105mm F4 L IS USMは望遠側をうまく使ってこういった撮影もできます。
風情のある神田川沿いの風景を望遠側で切り取っています。ワイド側で多くの情報を写し込む、望遠側で主題を強調するどちらもこなせるレンズですね。
ガラスに印刷されたマークを最短撮影距離で狙っています。
EF 28mm F1.8 USMの最短距離での描写。マークが宙に浮いている様な錯覚を覚えます。28mmレンズとしては自然なボケかたをすると言えるでしょう。
ビルから反射する太陽の光が路面を照らしています。モノクロームに変換するとさらに印象深くなります。フルサイズ機ならではダイナミックレンジの広さで編集作業も楽しくなります。
いかがだったでしょうか。
以前、お伝えしたように大量入荷した【Canon EOS 5D Mark III】もじゃんぱら各店舗で残り少なくなってきました。外装はキズがあるものもございますが動作はしっかりしていてまだまだ現役で使えます。
ぜひ、お手に取ってお試しください。
一眼レフならではの軽快な動作やファインダー像の美しさに心奪われる事でしょう。
じゃんぱらでの在庫は下記リンクをご覧ください。
<<Canon EF 24-105mm F4 L IS USM>>
それでは楽しいフォトライフをお過ごしください。
以上、elmarがお送りました。