皆様、おはこんばんにちわ(´ー`)ノ
今回で3回目、どうもmegです(*´∀`)

今回は先日開催されたCP+で撮影してきたポートレートと
毎年恒例にしていきたい(願望)megの小旅行の2部構成で書いていきたいと思います。
CP+といえば、新製品をいち早く見れる展示会という印象が 強いかもしれませんが、プロ仕込みのレクチャーを受けられることや コンパニオンさん達を撮影できるのも
魅力のひとつです。
今回はそのポートレートに焦点を合わせ、CP+に挑んだmegの実体験をつらつらと書きます。

 

まずポートレートは、あまり日常的には撮れません。
一般的なスナップと違い、被写体が人となるので、 そういった機会が
どうしても必要になります。
CP+においては、そんな機会が無料で巡ってくるわけですから
活かさないのはもったいないですよね。
※お子様や恋人がいる方は別ですが、megは非日常です(´・ω・`)

さらにいえば、折角の機会なのですから、クオリティーの高い写真が撮りたくなるのは写真好きの性(さが)でしょう。

ちなみにmegの今回の装備はこちら。

FUJIFILM X-Pro2 + XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR + エツミ Lブラケット + ニッシンジャパン i60A

今までで恐らく一番イカツイ装備内容ですね。
さしずめ、フルアーマーX-Pro2といったところです。

「おいおい、こんな装備が必要なのかよ…」

といった重装備ですが、あえて断言しましょう。

必要である、と!

理由は様々ですが、これでもバウンスさせるためのレフ板を
用意していないので、妥協はあったりします。
ちなみにLブラケットは何故必要かというと、縦位置撮影時にクリップオンストロボで
撮影すると横から光が照射されてしまい、些細な顔の凹凸でも陰影が出来てしまうのを
緩和する効果があります。

 

まずポートレートを撮影するための機材で
なんといっても必要となるレンズは

・85mm以上の明るい中望遠-望遠レンズ

が望ましいレンズとなります。
広角-標準画角でも厳密にいえば、ポートレートは不可能ではないですが、
広い画角は被写界深度が深く、写る範囲も広いため、人物を強調しにくいのが
一番の理由です。
もちろん広角レンズでもポートレートは撮れますが、モデルとの距離を
詰めないといけない都合上、こういったイベント会場ではあまり適しません。

上の作例を見るとわかりやすいですが、
焦点距離が大きいほど写したい被写体が大きくなります。
自分と被写体の距離に応じて、焦点距離を調整することの出来る
ズームレンズだと使い勝手は飛躍的に上がります。

明るいレンズは、単純にボケやすさとシャッタースピードが
稼ぎやすくなるのが利点です。
※ボケやすさは、厳密には焦点距離依存ですが、ここでは割愛します。

 

次に必要なのは、

・コントロールできる光源

これは撮影状況にもよりますが、今回のCP+のような屋内ではほぼ必須といえます。
まずシャッタースピードが確保しやすくなり、 手ブレや被写体ブレを軽減することが
第一にあります。
さらにライティング(光源)を整えることもできるため、まさに一石二鳥です。
※各メーカーによって、フラッシュの名称は異なりますが、
フラッシュ=ストロボ=スピードライトです。

上の作例を見ていただけるとストロボのある・なしの違いは一目瞭然です。

ポートレートでは、露出はモデルで決めるため、マニュアルモードを使う事もあります。
露出固定をさせるマニュアルモードは、モデルのライティング状況が変わらないのであれば有効な撮影方法です。

ただし、状況次第で露出状況が変わってしまうCP+などでは使いにくい、と言えるでしょう。
そういう状況下の場合は、プログラムオートや絞り(Av)優先モードで露出補正を使い、適正露出を随時取るのが一般的です。

それでは状況次第で変わってしまう露出をどうすれば安定させられるかというと、ストロボで自発的に光源を作り、露出を安定させてしまうのが 手っ取り早いわけですね。

もちろん、これでも仕上がりのムラは出てしまいますが、 環境光によるムラはある程度回避することが可能になります。

また、副次効果として環境光による影を和らげることができるため、 撮影意図でない限り相対的に仕上がりが良くなります。

 

ということを踏まえて、megのシステムでの作例と展示機での作例合わせてご覧下さい。


・Fujifilm X-Pro2 + XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ストロボあり、Zeissブースにて撮影。
CP+では珍しい外人のモデルさんです。
本に読みふける姿は凛としたものを感じます。


・Fujifilm X-Pro2 + XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ストロボあり、Canonブースにて撮影。
EOS Kiss Mのコーナーは非常にフリーダムでした。
通常、自社製品での撮影以外は頻繁に注意を受けるのですが、終了間近の時刻だったのもあってか皆一様に自分のシステムで連写していました(苦笑)


・SONY α9 + FE 100mm F2.8 STF GM OSS
ストロボなし、SONYブースにて撮影。
一転してストロボなしの作例ですが、SONYブースは
光源確保量が非常に多かったため、モデルさんもじわっと汗をかいてしまうほどです。
このモデルさんは笑顔が素敵で、思わず長居してしまいました。


・Fujifilm GFX 50S + GF 45mm F2.8 R WR
ストロボなし、Fujifilmブースにて撮影。
今回ベストショットかな、と思います。
中判ミラーレスの実力は伊達ではなく、システムはAPS-Cなどとは
比べ物にならないほど大きいのですが、撮った写真を見ると納得させられてしまう魅力があります。


・Fujifilm X-Pro2 + XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ストロボあり、mouse computerブースにて撮影。
コンパニオンさんはブース外にいますので、一声掛けるとポージングまで取ってくれます。
撮影後はお礼を忘れずに!

 

いかがだったでしょうか。
ストロボ利用がなくても、もちろんポートレートは撮れますが、
クオリティーを上げる近道ですので、機会があれば試してみるのも
面白いのではないでしょうか?

じゃんぱらでストロボを探してみる

 

さて、ここからはmegの小旅行の作例のご紹介となります。
今年は日頃の疲れを落とそう、ということで箱根まで温泉旅行です。
その間に撮影した作例を投下しながら、筆を置きたいと思います。


・Fujifilm X-Pro2 + CarlZeiss Touit 32mm F1.8
宿について一服、部屋に備え付けでワイングラスがあったので、注いで撮ればそれだけで画になるから不思議。


・Fujifilm X-Pro2 + Leitz Summaron 35mm F3.5
温泉は部屋に備え付けだったため、掛け流しの様子を最近のメインレンズで撮影。
SummaronのシャープネスとFujifilmのモノクロは相性◎。


・Fujifilm X-Pro2 + CarlZeiss Touit 32mm F1.8
エントランスにて撮影。
Touitのモノクロもまたいいです。
Summaronとは違い、暗部が粘り強く解像する様は現代レンズらしさを感じさせます。


・Fujifilm X-Pro2 + CarlZeiss Touit 32mm F1.8
一晩明けて朝食タイム、配膳された食器が何とも絵になっていたので、衝動的に画にしました。
こういう画で撮れると「Zeissらしいレンズだな」と思わずにはいられません。
まさに空気まで写す、です。


・Fujifilm X-Pro2 + CarlZeiss Touit 32mm F1.8
青と白と黒の作例です。
青空だけでは味気なくても、構図に何かプラスしてみるとまた別の表情を見せてくれます。

 

旅行に行くと猛烈な撮影意欲に駆られるから不思議ですね。
見慣れない景色というのもあるのでしょうが、新鮮味がシャッターを切らせてくれるのだと思います。
普段スマホで撮影してる方もワンランク上の思い出作りのために、一眼デビューしてみてはいかがでしょうか?(*´∀`)b

じゃんぱらで一眼を探してみる

 

以上、megがお送りしました。