寒いっ

もう、これに尽きますね。寒いのが苦手なLogicsは
この時期が本当に大きらいです。

肩と腰が重くなってしまい、全く言うことを聞いてくれません
パソコンとかと同じで、適度な温度でぶん回さないとだめなんです。

暑さに多少強い分、OC耐性に強いとかなんとか・・・
ま、ポンコツチキン野郎なので起動出来ないのが欠点なんですけどね(笑)

OCと突発に使いましたが、ここのコラムを良く読まれているじゃんぱら好きの
皆様にとって、このOCという言葉はもうご存知のはず

そう

「オロナミンC」

ち~~~が~~~う~~~~~

「オーバークロック」のことですよね?

「オレンジサイクル」と自分家近所の自転車屋の名前出したあなた
わかりませんから。本当にわかりませんから

さてさて、この業界に丸10年いるとここら辺の遊びは
必ず通ってきた訳で、歴代の話を交えながら軌道修正していきたいと思います(爆)

丁度、10年前から現在に至る過程の中で
オーバークロックで遊ぶCPUがたくさんありました

・PentiumMMX
・K6-2
・Celeron
・PentiumII
・PentiumIII
・Athlon
・AthlonXP
・AthlonMP

とかですね。

特に、萌えたのが
Celeron300AMHz(PPGA)のFSBを上げて
450MHzで動作させる王道中の王道。
2010120301
こんなCPUでした。
いや~、450MHzで動いた時は感動しました~
2012120302
その後は、Celeron667MHz(FC-PGA)
を、同じ原理でFSB上げて1GHzで動かしたりとか

FC-PGAはこんな形でしたね

中毒性が結構出てきますので、所かまわずオーバークロックしては
ベンチマーク計測したりして遊んでいましたよ。

まぁ、これに関してはパーツを破損するリスクがある
訳ですから、自己責任でやらなければなりません・・・。
だいぶ焦げ臭いにおいがしたり、マザーボードが壊れたり
大事な大事なデーターを入れたHDDが起動出来なくなったり
しますので、軽い気持ちで手を出してはだめでスゾ!

次に、デュアルCPUでオーバークロックもやりましたね
PentiumIII600MHz(SECC2)をデュアル構成にして
FSBをいじって798MHz(800MHz)とか

AthlonXP2500+にカーボンペンで落書きをして
AthlonMP2800+でデュアルCPUで動かしたりとか

壊れたら買い替える→新しいプラットフォームでオーバクロック
また壊れる→買い替える

の繰り返しで、CPUも高性能化しながら1GHzは超えて当たり前
の世界になると次第に熱も冷めてきました。

しかし、速くしたいからする。ではなくて
クロックをいかに上げるか?が楽しみだったということに
気づいてくる訳です。

体感速度も思ったほど速くなかったし
安定しなかったし、いいことなかったんですね。

オーバークロックの一方、ハードディスクのストライプ動作や
RAIDにも興味が出てきて平行して実験してたんです。

そのとき思ったのが、HDDの動作が速いと
システムの動作も速いということ。

ちなみに、ストライプ動作というのは複数個のHDDを
一つにまとめ、動作させるという画期的なシステム
ハードディスクに入るデータ量は

1/HDDの量

ということもあり、構成している1つのHDDでも壊れた日には
すべてのデーターがおじゃんになる訳です。

しかし、データを書く量が少なくすむので
レスポンスはが良くなり、体感の反応もかなりよくなります。

そこから、オーバークロックという概念がなくなって
ハードディスクを買いあさるようになりました。
IDEのRAIDカードを購入し4台をストライプ動作させて
ほくほくの毎日でしたが

待ってたかのように、HDD故障 orz・・・

もう少し、データをバックアップ出来るやり方へと
構成を変えて行く訳ですが、なんせIDE
一つのケーブルに2台までしかつながらない訳ですから
2PORTのRAIDカードでHDD4台までです。
もっと、HDDが搭載出来るシステムはないかと模索したら
SCSIしか当時なかった訳です。SCSIは当時1本のケーブルに
最大15台までHDDを搭載出来る画期的な接続インターフェースでした。

そこからは、ずっとSCSIを使い続けて15台構成の
ストライプ動作+バックアップ機能付きで容量も稼いでいました。

安定はしているものの、コストが高すぎる
難点はつきものです。
上記の機能がついたコントロールカード自体
十数万しますし、HDDも147GBのSCSIとなると
一つ数万円を超えますから、それだけお金をかければ
速くなるのは当たり前な訳です。

しかも、ノートパソコンではこれはできない。

その難点を克服したのが、やっと出てきました。
SSDです。

ハードディスクと同じ扱いですが、中身が不揮発メモリーになっています
実は、テクノロジーの進化で私が数年前にHDDでやっていた構成をも超える
スピードを、いとも簡単に単機でこなしてしまいます。
サイズも2.5インチということでノートパソコンにも入ります。
メモリーなので、消費電力は微小です。

こんなすばらしい小箱があるならば、大システムなんて
もういらないじゃん!!!

と思ったあなた。まだまだ、弱点があります。
容量がまだまだ少ないことです。

ちなみに、2.5インチサイズとして
今1TBのHDD容量が出回りはじめですが
SSDだと、同じ価格帯で32GB~64GBあたりになります。
256GB以上になると高価になり、なかなか手が出ません。

あくまでも、お遊び用としてしか実用性がない状況です
ちなみに、今この原稿を書いているMacBookProにも
SSDが入っています。容量は60GBです。
予算の都合もありますが、そんなに使わないだろうと思っていた
ということもあり、搭載はしてみたものの
意外と使いたいデーターをしまっておくには
ちょっと物足りない状況が頻発します。

HDDの時に、250GBで余裕と思っていたんですが
3サイズダウンになるとやはり、物足りません。
せめて、160GBか80GBが必要というのがわかりました。
今後導入予定の皆様、ノートPCに搭載するときは
今の容量をみて、そこから大体2サイズダウンまでが
許容範囲を目安に選んでみてください。失敗しないと思います。(たぶん)

最後に、デスクトップでSSDを使いたい皆様へ
HDDと同じ扱いですから、RAIDおよびストライプ動作も対応します。
32GB~60GBぐらいの安いSSDを複数個購入して遊んでみてはいかがでしょう?

後10年ぐらいパソコン買わなくていいやと思えるほど
速くなりますから(笑)

今回は、実験とかそういうのなしで文章ばっかりで
すいません。次回もう少しネタをひねり出してみます
Logicsがお送りいたしました!また次回!

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