■キャシー準備はいいかい?
毎晩師匠のDVDを見ながらイメージトレーニングに励んでるmizuです。
ポテチを片手にじっくり鑑賞しなくっちゃ。
肩がこってきたのでストレッチはしっかり。
うーんよくがんばった、ビクトリー。
師匠、今日も自分を変えられたでしょうか?
■よくある光景
さて、最近じゃんぱらでこんなものを売り始めました。
中古PC業界ではよく見られる光景ですが
往年の名機が、付属品が全く無いからという理由だけ(?)で
なんとも残酷な価格で売られています。
でも本当にそんなに価値が低いものなんでしょうか?
インストールできそうじゃないですか。然らばこれは買いですよね?
■決め手はOS。
この商品は無保証のジャンク品ですが起動確認は見せてくれるみたいです。
因みにこの商品のスペックはこのような感じ↓
IBM ThinkPad A21e(2628-J1J)
・CPU MobileCeleron 600MHz
・MEMORY PC100 256MB
・HDD 10GB
・15インチTFT(XGA)液晶搭載
・CD-ROM搭載
・100BASE-LAN搭載
しかもポップには「起動確認&メモリとHDDをテスト済み」とあります。
・・これで、¥9,800-は買いですよね?
いいや早速購入・・・。おっとAC電源も無いのでした。
折角なので汎用性の高いこちらのACを購入します。
これで計¥15,000-弱。うーん。ちょっと割安感がなくなってきた感じが。
あっ。肝心のXPを買わなくっちゃ・・・・って、更に¥12,000-!
ACはThinkPadなら使い回しができるものを買いましたが、
OSはPCと対になりますのでそうはいきません。
正直価格も3万円近くになってくるともうちょっとスペックが高いものを
5~6万円かけて・・・なんて衝動買いの領域を超えてしまいます。
やっぱり水とOSはタダ(最近は物騒ですから)が良いので
では今日はクラックのお話を
オープンソースOSであるLinuxを使ってみましょう。
(以上、長い前振りでした。)
■今回はさわりだけ。
勢い任せで買ってしまいましたが、所詮はジャンク品。
ご存知の通りジャンク道とは決して振り返ってはいけない男坂。
勿論通電確認だけでは正常に機能するかはわかりません。
ポップにHDDとメモリチェック済みと書いてありましたので
問題なのはキーボード&タッチパッド、LANやサウンドが
正常に使えるかどうかがポイント。
しかし無料とはいえ手間をかけてLinuxをインストールしても
徒労に終わっては疲労も倍増、ビリーバンドも2倍です。
そこで質問。Live-Linuxってご存知ですか?
■答え。インストールしないで記録媒体のみで動作するLinuxです。
はい正解。正確にはLive-CDと呼ばれる媒体そのものを指します。
それではLinuxディストリビューションの中でも
私みたいな初心者にも優しくて人気のLive-CD、
Ubuntu(ウブントゥ)を使ってみましょう。
(コミュニティのURLは↓)。
https://www.ubuntulinux.jp/
まずはイメージファイルをダウンロードしライティングソフトで
CD-Rに焼きこみます。
(ちゃっちゃっらんら♪ちゃっちゃっちゃっちゃっ♪
ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃらーん♪)
早速愛機に焼立てをセットアップ。魂を吹き込んでみましょう。
※BIOSで起動ドライブの優先順位をCDにすることを忘れずに。
案外簡単に起動画面が表示されました。
早速「起動」を選んでみましょう。
※メニューの中にメモリーテストもついてます。なんて親切!
往年のカーアクションドラマを彷彿とさせるながーい待受け画面が終わり
ようやくGUI画面が現れてきました。
おっ。ポインティングデバイスも動きますね。
※バッテリーも表示されています。これはラッキーだったかも。
キーボードテストを兼ねて、「アプリケーション」からテキストエディタを
起動してみましょう。
Q、W、E、R・・・と特に問題ないようです。
あとはインターネットですがルーターをDHCPに設定しているので、
WindowsでいうところのドライバーがあたればWebブラウズが可能なはず。
標準ブラウザのFirefoxを起動してみましょう。
ちょっと重たいですがあっさり繋がりました。
ついでに最近気になっている某黒烏龍茶のホームページを閲覧した際、
あの素晴らしいCMソングが流れてきました。
※途中でFlashプラグインのインストールが要求されます。
よって音もOKでした。完璧です。ラッキー♪
さてさてPCの動作は問題ないようですし、
取り敢えず簡単な操作もできるようにはなりました。
でも流石にLive-CDでは一挙一動が重く、
今回のようなテストや実験で使うのが限界っぽいです。
(逆に検証はインストール不要なので速く、大変簡単でした。)
次回にはインストールしてみて実用に併せたパフォーマンスを
求めていきたく思います。
(目指すのは最速のホームサーバー?)
それではまた。