お絵描き歴20年弱のRudraです。
最近Androidタブレットが豊作すぎません?ここ数年急にみんなタブレット作るじゃん。嬉しいからもっとやって。
今日はWacomのAndroidタブレット、MovinkPad Pro 14のレビューです。
絵描き用タブレットがほしかったんですがiPadもGalaxyTabも高すぎ…って思ってたところに神の救い。
結論、iPad Pro(12.9inch / M1)から買い替えた価値は大いにありました。
とにかく理想の線が次々決まる爽快感で絵描き欲が再燃してます。

今回、絵描き歴20年弱の懐古やエッセイ的な文章も相まってやたら気合入った導入書いちゃったんで全然本題(イラスト制作)に進みません。なんで目次置いときます。
絵描きレビューだけ見たい人は目次から飛んでください。

※環境によってアンカーのジャンプ位置がちょっとズレるかもしれませんが大目に見てください。

最近のペンタブ業界とRudraの遍歴

Wacomといえば言わずとしれたデジタルイラスト用ペンタブレットで有名なメーカー。
ここ数年はHUIONやXP-Penなど、対抗馬も出てきましたが、長らくペンタブ市場を切り盛りしてきたWacomへの信頼は根強いですよ。

まずペンタブというのは基本的にPCと一緒に使うものですが、iPadをはじめとして、タブレットの性能、モバイル向けのペン技術やアプリ開発が煮詰まったことにより、タブレット単体でのお絵描きもメジャーになりました。
WindowsタブレットではSurface、AppleはiPad、AndroidはGalaxyやNEC、と、ペン対応タブレットの選択肢は意外と豊富。
「絵を描く」ことを自発的に始めたのは小5くらいに理科や図工でデッサンの課題が出されて渋々描いてたら「今知ったけどなんか絵うまくね?」ってなってからですね。それまではむしろ絵とか嫌いだったんですけど、デッサンやスケッチだけは練習しなくてもなんかうまかったんですよね(熱い自画自賛)。
中学生前後でちゃんとしたデジタルイラストを始めて、大学生まではアナログとデジタルを気分で使い分けていました。
そんなRudra、伊達にお絵描き歴が長いわけではなく、デジタルイラストでの含蓄はそれなりにあり、デジタイザー市場の事情には結構詳しいと思います。

Rudraのタブレット遍歴の概略はこんな感じ。

■Wacomの板タブ時代
2009年~ Bamboo Comic Pen&Touch Small(CTH-461/S1)
2014年~ IntuosPro Medium Special Edition(PTH-651/S0)

■Windowsタブレットに手を出す(自作PC+IntuosProも併用)
2015年~ VAIO Z(VJZ13A1 i7-5557u / 8GB)
2016年~ VivoTab Note 8(VAIO Zと併用)

■iPad版クリスタのリリース+iPadへ移行
2017年~ iPad Pro 12.9(初代)
2017年~ iPad Pro 10.5(12.9と併用)
2021年~ iPad Pro 12.9(5世代 / M1)

2025年~ Wacom Movink Pad Pro 14(←New!)

最近はXPPen、WacomからもAndroidタブレットがリリースされていましたが、いずれも11~12インチと普通程度(GalaxyTab S Ultraシリーズは14インチ)、スペックもかなり抑えめなものが多く、ヘビーユーザーにはちょっと使いづらいものでした。

そんな折に登場したWacom MovinkPad Pro 14!
14インチの大画面有機EL、120Hz、そして信頼と実績のWacomペンが使える。しかも超軽い!
あと地味にmicroSDが使えるの偉い。
しかもiPad+MacでのSideCarのようなPCのミラーリングも(ベータ版だけど)使える!?
んで最高かよ…ってなって買いました。(語彙力)
価格は14万円台と、一見けっこう高いように見えますが、同サイズでお絵描き用途に耐えるタブレットたちを並べるとこんな感じ。

製品 価格 画面 ペン技術 CPU
iPad Pro 13インチ (M5) 256GB ¥200,000​ 13inch Apple Pencil Pro Apple M5
iPad Pro 13インチ + Apple Pencil Pro ¥218,732​ 13inch Apple Pencil Pro Apple M5
iPad Air 13インチ (M3) 128GB ¥110,605​ 13inch Apple Pencil Pro Apple M3
iPad Air 13インチ + Apple Pencil Pro ¥129,337​ 13inch Apple Pencil Pro Apple M3
Galaxy Tab S11 Ultra ¥193,600​ 14.6inch 4096筆圧レベル (S Pen)​ Dimensity 9400+
MovinkPad Pro 14 ¥144,980 14inch 8192筆圧レベル (Pro Pen 3) Snapdragon 8s Gen 3

 

価格は価格.comの最安から拾ってます。
ペン込みでもiPad Air 13インチが13万円と最安値なんですが、Airは120Hz非対応なんですよね。
iPad Pro 10.5から120Hzに慣らされてしまったRudraにはちょっと痛いポイント……。多分1週間も使えば60Hzに慣れると思うけど

Galaxyは筆圧レベルが4096ですが、それ以外のスペックはMovinkPad Pro 14よりパワフルで、周辺機器も色々出ています。
が、本体にS-Pen付属するとはいえちょっと高い…。
このように比較すると、意外とMovinkPad Pro 14の価格もいい感じに見えてきませんか?
ちなみにガチの液タブをここの比較表に持ってくると価格がインフレするので入れません。液タブ高いんすよ。プロならまだしもアマチュアで小市民なRudraにはAndroidで十分と見ます。

まぁまずは実機を触ってみないとですね。
価格相応の価値があるのか、見ていきましょう。

外観

背面はホワイト!

Wacomにしてはちょっと珍しい色使いに感じます。
プロフェッショナル向け製品も多くラインナップしてるので、質実剛健で無骨なブラックのイメージ(先入観)が強いからでしょうか。
Rudra的には白ガジェット好きなのでコレはコレでときめきます。

というか背面にカメラないね?

まぁ絵描き端末だからいいんですけど、たまにPlayストアでカメラが動作要件に必要らしいアプリが検索候補に出ないことがあって微妙に困ります。
まぁ「Playストアの検索結果の都合」だけの話なんで、他の手段でAPK入手するか、別のAndroid機でインストールしてからAPK抽出でもして転送したらいいんですけどね。

背面には滑り止めグリップが配置。
背面はガラスや金属でなく樹脂っぽい仕上がり。ラグジュアリー感は他のメーカーのタブレットに負けますが、肌触りがよく、加えて軽量(699g)なのでヨシ!
薄いのも相まって剛性感はその分iPadなどに劣りますが、Rudraは頻繁に持ち出す予定はないので、取り回しやすくなったので助かります。

電源ボタンは指紋認証でもないのにやたらフラットで小さい。とにかく押しづらいことが特徴。
はじめてスクリーンショット撮ろうとしたとき(電源+ボリューム)に5回くらい失敗しました。こんなに押しづらい電源ボタンと初めて出会った。
これはなにか立体型のステッカーでも探して貼ろうかと思います。
あと横位置の正位置で使ってると右上角に電源ボタンがあるんですが、指で探してても場所を覚えるまで電源が手探りで探せないという。
諦めて逆位置の横位置で設置し、左下の見えるところに来るように使ってます。

で、電源ボタンの横にある謎のキャップ。これはまさか……

microSDだ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(クソダサレインボー)

圧倒的感謝……!
WacomのAndroidタブレットではハイエンドだけあり、CPUもまぁまぁかつ有機ELなので、動画や音楽、写真、電子書籍、ゲームにと幅広く使える余地があります。自炊本データや動画データやゲームのISOなぞをmicroSDに入れて色々使い倒すプランもありですよね。
まぁ、Rudraは実際はイラスト専用機になりそうですけど……。
クリスタでキャンパス開きっぱなしでゲームなんてやったら、メモリ圧縮のためにバックグラウンドのクリスタが閉じられるでしょうね。

ディスプレイ

その有機ELディスプレイは14インチ。「液タブ」としては最小サイズ、Androidとしてはほぼ最大サイズ。(Galaxy Viewは除く)液タブのスタンダードなサイズは16インチ前後ですからね。
そういや有機ELなので液タブじゃなくて有タブですね。流行らなそう。

iPad Pro(12.9inch / M1)と比較するとこんな感じ。
左端をあわせて重ねているので、右方向にはみ出してる分がMovinkPad Pro 14に買い替えて得たディスプレイサイズです。

縦方向はほんの少しiPadのほうが大きいですが、ほぼほぼ同じ。
Rudraとしてお絵描き用途では、iPadの12.9(13)インチがちょうどのサイズ。これ以上小さいと作業に支障が出る…という感覚。
慣れや最適化次第でしょうが、Rudraはウインドウ多用しつつ、適宜Tabキーでウインドウ隠してお絵描きしているので、情報量を重視するとこのサイズ未満はちょっと厳しいかも。

そういえばRudraの記事を熱心に読んでる方なら「お前14インチタブのLegion Y900(Lavie Tab T14)持ってるだろ」ってなるかと思いますが、やっぱApple Pencil+iPad Proが良すぎた。
Legion Y900のペン自体は便利なので、GeoGuessr対策で各都道府県の市区町村を覚えるときに市区町村クイズ(パズルゲーム)を無心でマラソンするときに使ってます。多分Lenovoはその利用方法は想定してない。

閑話休題、そんで実際の表示はこんな感じ。

iPadではちょっとウインドウをサイドバーに格納しきれなかった分が、横方向に伸びたスペースを使って左右のサイドバーに格納できつつ、キャンパスサイズは同程度に収まりました。

絵描きにとってiPad Proの最高にいいところは、絵をWeb・SNSで公開する際に、最も利用率が高いiPhone / iPadで見たときの色そのままで描けるってポイントですね。
要は色の再現度のリファレンスってところ。
写真家も共感を得られるんではと思いますが、iPadやiPhoneで見ててめちゃくちゃ丁度いい彩度に調整した絵をGalaxyやAquosで見るとドギツイ感じになってしまうのが気になるんですよね。

その利点が失われてしまうのはちょっと痛いですが、それを差し引いてもWacomのタブレットを選ぶメリットがある! というわけで次の「ここすき」ポイントにいきます。

ペンにバッテリーの概念ないのが良すぎる

Wacomのペンといえば、バッテリー内蔵ではないのが大きな特徴。
ふと絵を描こうとしたとき、Apple Pencilが自然放電しててバッテリーが切れてるというシチュエーションが多発しており、これにだいぶ出鼻をくじかれることが多いのでストレスでした。
RudraのiPad Pro(M1)とApple Pencilは5年弱使ってることもあり、バッテリー持ちが悪くなってるというのもあると思いますが……。
Apple Pencilを2本持ちする手もありますけど、フル充電してあれば数時間使えるので別に買い替えるほどじゃないし、絵を描くときしか使わないしな…と思うと食指が伸びず。
というか1本でもバッテリー管理できてないのに2本に増えたら余計管理できないに決まってるんだよなあ。

結果から言えば、「ペンのバッテリー管理」という制約から解放されるだけで、めちゃくちゃ快適でした。最高。

Pro Pen 3の筆圧レベルが8196と、モバイル向けでは最強クラスのペンが付属しています。
Galaxy Tab S Ultraでは4096段階のS-PenやWacom One、STAEDTLER Noris digitalまではいけますが、8196レベルまで対応のペンは公式では非対応のようです。まぁ使ってみたら意外といけちゃう可能性はありますけどね。

とりあえずApple Pencil(2世代)と比較してみました。

う、うーん、あまりにも軽すぎる。
Apple Pencilは重量と重心バランスが最高に使いやすくはあったので、Pro Pen 3はちょっと軽すぎますね。

どちらも重心はほぼ中心なので、そのまま重量が全体的に軽くなった感じですね。
バッテリーない分もありますし、そもそも付属のPro Pen 3はなんか簡易版っぽくて空洞が多いんですよね。

このように分解すると換えのペン先が出てきます。
MovinkPad Pro 14を買ったけどiPad Proから移行するのが面倒で2日くらい寝かせてたんですが、その期間にPro Pen 3について調べてた際は「重心バランスを換えられるバランサーが入ってる」って公式で見たんですが、なんか違うなこれ……。

って思ってPro Pen 3を買ってきました。

はあ~~~~??

単体購入したPro Pen 3にはちゃんと公式の説明通りバランサーが入ってます。
ちなみにバランサーを付属Pro Pen 3に装着はできず。
Pro Pen 3最初から2種類あるって言ってよ……

色々調べてたらMovinkPad 11でも同じ仕様みたいです。罠でしょこれ。
んでPro Pen 3eってのがあるみたいで、なんか安そうな名前(失礼)だからこれが付属仕様か!と思ったらEraseのEだったようで、消しゴム機能がペンの末端についてるVerのようです。じゃあ付属のPro Pen 3は誰なんだ。

結局迷宮入りしたんですが、まぁ筆圧感知レベルが8196なことに変わりはないので…付属ペンで描ける人はそのまま使ったほうが追加出費がなくていいと思います。

ややこしいのでMovinkpad Pro 14に入ってたPro Pen 3を「付属版Pro Pen 3」、単品で購入したPro Pen 3を「Pro Pen 3(本物)」と表記します。別に付属版も偽物ではないですけどね?

付属版Pro Pen 3には、グリップ関連のカスタムパーツが付属してなかったので、Pro Pen 3(本物)を購入した意味はあったようです。

Pro Pen 3(本物)にはバランサー内蔵のほか、グリップと、グリップ対応のサイドボタンが付属します。なんかアクセサリーめちゃくちゃ入ってる。

さすがにグリップは付属版Pro Pen 3にもPro Pen 3(本物)にもどっちにも装着可能なので、とりあえずつけてみました。
先が太っているほうのフレアグリップはちょっと持ちづらかったので、ストレートグリップだけをPro Pen 3(本物)に装着して使うことにしました。

バランサーの重量効果も相まって、重量がちょうどいい感じに。Apple Pencilと誤差の範囲になりました。

バランサーは下向き(重心手元寄り)のほうが好みだったので、それで装着するとちょうど重心は中央付近。
Rudraは重心がもっとグリップ寄りかつ重量重めのフロントヘビー(?)なペンが好きなんですが、まぁ妙案が思いつくまでは仕方ないのでこれで運用します。

右から3番目の白いペンはマジで正体不明。なんのペンかわかんないスッカスカのやっすいペンだけどEMRなので使える。謎ペンと呼ぶことにします。

Rudraは昔Galaxy Noteを使ってたこともあり、EMRペンは一通り揃えてます。

今回MovinkPad Pro 14を買うにあたって色々調べてたら、STAEDTLERの青(マルス・ルモグラフ)とHi-uni(三菱)の鉛筆スタイルのEMRペンが出てると知って大歓喜して速攻で買いました。あとSafariね。LAMYのAl-starとaionが大好きなのでLAMYは好きです(語彙力)。

真ん中にHi-uni digitalとLumograph digital置いてるけどもうわかんねぇなこれ

ダーウェントのグラフィック、ルモグラフ(青)とHi-uniは本当にアナログ時代で一番使った鉛筆だったので、もう思い入れがありすぎて6BはHi-uni以外使わないみたいな話をしたいんですがカットします。

Pro Pen 3以外は4096ですが、ちょっと触ってみたら意外と個性があったので、割と使い分けはできそうです。

3分割の線が引いてありますが、左から
・普段の感じでさらっと描いた線
・やや筆圧強めに引いた線
・筆圧を変化させながら引いた線
となってますが、あまり線が変化しないペンや、変化が極端なペンなど、結構キャラクターが違うようです。
予想ですが、たぶん筆圧開始地点と限界地点のカーブが違うんじゃないかなと。
あとは本体の重量や素材、形状によって、Rudraが同じ圧で書いてるつもりが全然違ってる可能性もあります。それならそれとしてペンのキャラクターとして機能はしてますね。
あとは軸の素材によって描き心地がそれぞれ差異があり、下書き用や色塗り用で使い分けられそうでちょっとEMR沼にハマりそうです。ハマってます。明後日あたりにルモグラフジャンボのルモグラフ・デジタルも届きます。

ということでペンも色々試せたので、ようやく絵を描いていきます。途中経過載せてるだけなんですけど

実際に描いてみた感想

Rudra的には絵だけでなく文字を書くのも好きで、文房具オタクもやらせてもらってるんですが、

とにかくめちゃくちゃ描きやすい!!!!!!!!!!!!
テキストのチョイスは適当です。
Rudraは普段が悪筆なもので、ボールペンも特定のペン以外では陸で苦しみのたうち回るナマズみたいな字になるんですよね。
ガジェットにおいても字がうまく書けるかどうかでタブレットとペンのベンチマークするという自己流の物差しがあるのですが、とにかくこれ最高。

期待が高まる中、絵を描いてみました。

この時点で、明日からWacom本社に足を向けて寝れないなーって感じました。
詳しくは後述しますが、とにかくiPad Proと比べていい線が描ける。絵描きにしか伝わらないと思うけど、マジでいい線がビシバシ決まるんですよね。

一番楽しいラフ~ペン入れの作業まで。着彩は肌と目と髪以外面倒なのでサクッと完成まで飛ばします。

描けました。

イラストの途中過程を画像で載せてもしょうがないと思ったのでもう適当です。というか画力自体は「いい機材使えば上手くなる」とかないんで。

ブログでは言葉で伝える他ないですから、とにかく描いてて感じたポイントをできる範囲で言語化していきます。

とにかくマジで一発で狙い通りの線が次々に決まるんですよね。
iPad Proでは表面が滑るので、アンドゥ(ひとつ戻る/Ctrl+Z)、描く、アンドゥ、描く…みたいにリトライ試行があったんですが、アンドゥ回数が多分10分の1くらいになりました。
お陰で完成までの時間もめちゃくちゃ短縮されました。今まで何してたん?

iPad Proはとにかくコツコツツルツルしてて、大理石をプラスチックの塊で突いてるような感覚以外の何物でもないんですよね。
一応Apple Pencilのペン先を高抵抗、低抵抗の2種類買ってみたり、ペーパーライクフィルム貼ってみたり、磁石で着脱できるタイプのフィルムを重ね張りしてみたりと、試行錯誤にめちゃくちゃお金使いました。

色々試してはみましたが、いずれも生理的に受け付けず(黒板ひっかくのが無理、みたいな感覚)結局ただの激安ガラスフィルムと純正ペン先に戻ってくるという無駄ムーブをかましたんですが、全部どうでもよくなるくらいにMovinkPad Pro 14+EMRペンの描き心地が最高。

あと画面酔いしづらくなりました。
絵ってものすごい集中力で何時間も描き続けるので、知らずのうちに姿勢も悪くなるし、顔とディスプレイの距離も近くなるしで、普段のPCモニターやタブレット操作では起きない思わぬ体調不良を引き起こしたりします。
iPad Proでは4時間くらい描くと数回に1回体調に変調をきたすことがありますが、MovinkPad Pro 14だと無限にいけそうな感じでした。
背景込みだと1枚あたり50時間とか掛かる場合もあるので、長時間使えるのは大事です。
ディスプレイが有機ELながらアンチグレアというのが結構効いてるのと、または画面サイズが前より大きくなった分、すべて視界に入れるために少しディスプレイと顔の距離が遠くなったんだと思います。

そして一番大事かもしれないポイントですが、前述の通りアナログ時代に愛用していたルモグラフとHi-uniの鉛筆型のEMRペンや、好みのメーカーのペンのEMR版が存在すること自体が最高of最高。
クリエイターと自称するのは気恥ずかしいですが、モノづくりって自分のご機嫌取りやモチベーション(燃料)のために「好きな道具に出会って」、「好きな道具を使う」のが上達への近道かもしれないですね。
今までApple Pencilを置いてたペン立てにルモグラフとHi-uniのペンがあるってだけで、自然とニチャア…ってなりますからね。(ヤバい)

これからはルモグラフとHi-uniペンを常に視界に入る場所に置いておけば、絵描きモチベも上がるかも。
今回の絵でも、ルモグラフ、Hi-uni、付属版Pro Pen 3を気分や場面で使い分けてみています。さっきのペン比較の通り、Hi-uniはフラットに描ける(あんまり圧が掛からない)ので、敢えてペンの取捨選択をした場面もありました。

青春時代を共にしたルモグラフとHi-uni使ってると、自然と気合も入るし、ちゃんとしたデッサン持ち・クロッキー持ちで使い分けたりというのを無意識にやってしまいます。一挙手一投足が体に染み付いてるんですよね…。
他人から見ればただタブレット買い替えただけのコトですが、自分の中では結構なエポックメイキングが起きてしまいました。

というかiPad ProとApple Pencilって、画材じゃなかったんだな…って今さら気づきました。MovinkPad Pro 14は、ガジェットである前に「画材」なんですよねー。
以前よりも絵描きという行為により向き合えるようになりそうなRudraでした。

ルモグラフとHi-uni使うだけならGalaxy Tab Sシリーズでも別にいけるんだけどね