西日本豪雨による被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
暑い日が続きますがお身体、ご自愛ください。
2018年7月12日にAppleから新型MacbookProが発表されました。
メモリーが最大32GBに拡張でき最上位機種は Core i9 が選択できるのが凄い!
さらに4TB SSDの内蔵ストレージの設定もあります。(本体より高くなってしまいますが)
まさにこれまでで最もパワフルなMacBookProと言えるでしょう。
そして今年の秋には新たなmacOS 10.14 MojaveとiOS 12がリリースされる予定です。
既に登録ユーザーにはパブリックベータ版が配布されています。
当然、「店員に聞け+」的にはインストールしてみたい、いや、しなければなりますまい!
というわけでmacOS 10.14 Mojaveからイントールします!
ご注意:ベータ版OSは未完成の場合があり深刻な不具合を含んでいる可能性があります。
インストールされる場合は必ず事前に正常な環境のバックアップを行い問題が起きても復帰可能な状態にしておきましょう。
万一、データの消失、システムの不具合など発生した場合でも当方では一切の責任を負いません。
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超重要です!インストールされる場合はご自身の責任のもと、お願いします。
実際、iOS11のパブリックベータ版の時は細かな不具合が多く残っていて苦労しました..orz..
インストールするのは手許のMacbook 13インチ(Early 2013)でOSは10.13 High Sierraにアップデート済です。
事前にTimeMachineでバックアップをとってくことを忘れないようにしましょう。
まずはApple Beta Software Program に登録します。
登録ボタンを押すとAppleIDでログインを求められます。
AppleIDとパスワードを入力すると認証コードが送られてきますのでタイプしてログインします。
ログイン後に表示される「パブリックベータ用ガイド」をよく読んでおきましょう。
ベータテストは本リリース前に様々な環境での問題発生を洗い出すものですからアプリが頻繁に落ちるとかクラッシュするなど対処が必要な問題があればフィードバックアシスタントでAppleに送信できます。
多くのフィードバックがあればそれだけ正式リリースの完成度が上がることでしょう。
macOSのパブリックベータは登録を済ませるとAppStoreからダウンロードできるようになります。※既にインストールしてしまったので画面は再起動後のダークモードです(汗
あとは普通のOSインストール手順を進めていきます。
使用許諾に同意して進めます。
特にトラブルなくインストール完了。
デスクトップピクチャは美しい砂丘。モハベ砂漠ですよね、きっと。
インストール後、すぐに設定したのが「ダークモード」です。
これは作業に集中できるようツールバーとメニューを暗くして細部が引き立つようにするモードです。
「Finder」を始めWebブラウザ「safari」などOS標準のアプリケーションはもちろんサードパーティ製アプリケーションも対応させることもできるそうです。
elmarがよく使うAdobe Lightroom Classicは元々ダークモードっぽい色合いだったので違和感なく使えます。
デスクトップは「ダイナミック」を選択すると時間ごとに変化するようになっていて朝、昼、晩と刻一刻と変化するデスクトップが楽しめます。
「Finder」
Finderの機能も大幅に強化されていてこんな感じで画像や書類の詳細をメタタグで確認できますし「マークアップ」で簡単な編集も可能です。
この機能はファイルをスペースキーで選択して開く「クイックルック」でも使用できます。
これはPDF書類を開いて囲みをつけたり文字を入れてみたものです。
例によって直感的に操作できますので気になったところをマークして配布するなどビジネス用途も広がりますね。
「スクリーンショット」
[Shift]+[Command]+[5] を同時に押すとオプションが選択できます。
「画面全体」「選択したウィンドウ」「選択範囲」が選べますので必要に応じて選びマウス(タッチパッド)クリックでスクリーンショットが撮影できます。
画面全体のスクリーンショットを撮ったもの。
部分選択したところです。
さらに画面収録が可能で実際に操作しているところを録画することが可能。
この録画も「選択部分」「画面全体」を選べるので画面操作を記録しておきプレゼンやレクチャーに有効活用できそう。
「連係カメラ」
手持ちのiOSデバイスで写真を撮影したりライブラリから写真をmacOSアプリケーションに取り込めます。
対応アプリを開いている時にツールバーの「ファイル」から「iPhoneまたはiPadから読み込む」を選択します。
「写真」を選択するとiCloud上の写真アプリから画像を取り込めます。
iPhoneのカメラを使ってその場で撮影する事もできます。
文書を作成しながらサンプルをiPhoneで撮影して作成していくなんて事が簡単にできちゃいそうです。
今まさに欲しい機能です!ブログを作成する時などとても便利。
そのほかiOSで実装されているアプリケーションがMacにもいくつか対応します。
「HOME」や「ボイスメモ」が目立ったところでしょうか。
このアプリケーションを購入するための「App Store」もリニューアルされます。
画面左のタブでテーマを選択してお気に入りのアプリを探すといった使い方ができるようになります。
レコメンド機能などはかなり強化され、検索履歴により、ユーザーが希望しそうなアプリを勧めてきます。
macOS Mojave
正式リリースは今年の秋が予定されています。
くわしくはこちらをご覧下さい
対象ユーザーには無償提供されますので安定したOSを運用されたい場合は今しばらくお待ちくださいね。
「早く試したい!」方はAppleサイトからベータプログラムに参加してみましょう。
ただし、くれぐれも自己責任でお願いします。開発途上のOSをインストールすることは特に他社製アプリケーションは既存データに深刻な問題を引き起こす事があります。
また、今秋には待望の「iOS12」もリリース予定です!
iOS12
こちらのベータソフトウェアプログラムも行われています。
もちろんインストール、使用にあたっての注意事項はmacOS同様、自己責任でお願いします。
Appleのベータプログラムサイトへ登録を行います。
指示に従って進めます。
専用のプロファイルをダウンロードするとソフトウェアアップデートにパブリックベータが現れます。
通常のiOSアップデートと同じですね。
iPhoneストレージの容量が足りない場合は不要なファイルを削除する必要があります。
インストールできたら早速、新しいアプリを見ていきましょう。
「スクリーンタイム」
アプリの使用時間の履歴の確認や一定時間以上の使用を制限する機能が追加されます。
設定した制限時間を経過してから、そのアプリを開こうとするとこんなメッセージが出ます。
スマホ画面を見続けることの抑止や教育にも活用できそうですね。
「通知」
SNSやメールから毎日、多数届く通知を見やすく管理できます。
※通知ためすぎかな。。。
「ボイスメモ」
ボイスメモがiPadにも対応します。Garagebandと連携させると鼻歌や短いフレーズから作曲できてしまうかも!
「計測」
AR(拡張現実)を応用して長さを測ることができるApple純正アプリです。
今までサードパーティー製のものが数種類ありましたがとうとう純正アプリとして実装されます。
ただしARkit対応機種じゃないと使用できませんのでご注意ください。
手持ちのiPhone6にいくら入れても勝手に消えるわけです。。。
サンプルは iPad Pro 12.9インチ (第1世代)で試しています。
モデルはCanon VTというフィルムカメラ。ボディ底部のトリガーで巻き上げを行う速写性に優れた機種です。
撮影位置を少しずらしてもスケールが張り付いているところに注目。
AR kit についてはOSのインストールが可能でも対応していない機種があります。
iPhone
- iPhone 6s/6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7/7 Plus
- iPhone 8/8Plus
- iPhone X
※iPhone6/6Plus、iPhone5Sおよびそれ以前の機種は非対象。
iPad
- iPad Pro 第1世代(12.9インチ)(9.7インチ)
- iPad Pro 第2世代(12.9インチ)
- iPad Pro (10.5インチ)
- iPad (第5世代/2017)
- iPad(第6世代/2018)
※iPad Air/Air2、iPad mini 第1世代-第4世代は非対象。
今回、ご紹介した機能以外にもパフォーマンス改善が図られていてiPhone5sの世代からアップデート可能です。
パソコンやスマホなどではOSが新しくなると処理が増えて旧機種では動作が重くなる傾向がありますがIOS12はこの点が改善されて実際に運用してみても重さを感じません。
そのほか、グループFacetimeなど楽しさもありビジネスにも利用できそうなアップデートが盛りだくさんです。
iOS12についてはこちらをご覧下さい。
暑い日が続きますが熱中症に気をつけて夏を乗り切り、実りある秋を迎えましょう。
今年はフォトキナもありますからカメラの新製品もきっと目白押しでしょう。
実はそちらが気になって仕方のないelmarがお送りしました。