9月になってもまだまだ暑いですね。みなさん、色々な所にでかけて遊んでいますか?
夏真っ盛りの頃、GAhackは前回書いたオズポケを持って色々と出かけてました。
基本はカメラですが、やはり動画で残したほうがいい場合もあるんですよね。

今回はオズポケの機能(できること)にフォーカスを当ててみたいと思います。

オズポケでできることは大きく3つです。

1.動画撮影
2.写真撮影
3.タイムラプス撮影

まずは動画撮影についてですね。
ジンバルの機能つまり、手ブレ補正機能の凄さを感じてもらう為にiPhoneXと撮り比べてみました。
左手にiPhoneX。右手にオズポケの二刀流です。

※以降、比較動画・写真は最初がiPhoneで次がオズポケです。


この通り一目瞭然ですね。
どちらも手に持って適当に歩いてみたんですが、これだけの違いが出ました。
特に上下のブレはオズポケの方が少なく、カーブでのカメラのパンもオズポケがゆっくりとしていて動画酔いしにくいと思います。

前回明るいレンズを採用していると書きましたが、いまいちピンと来ないと思うので、夜の道路で同じくiPhoneXとオズポケを撮り比べてみました。

撮り比べてみたんですけど意外とiPhoneが健闘しており分かりづらいですが、車のライトを見てもらうとオズポケの方が少しハッキリしています。
これから涼しくなってライトアップが始まる時期でも大活躍すること間違いなしだと思います。
最近のスマホは手ブレ補正も強いとは言いつつもやはり本格的なジンバルには勝てないことがわかっていただけたのではないでしょうか。

次は写真撮影についてです。
動画撮影専用の機器じゃないの?と思われがちですが、強力なジンバル機能のおかげで写真だって手ブレなしで撮影できちゃうんです。
その最たるものが手持ちでの長時間露光です!

ツーリングついでに夜のダイバーシティーに行くことがあるのですが、どちらも同じ場所から撮影しています。
iPhoneXはオート撮影で、オズポケは「手持ち」で6秒露光撮影をしています。
この日は月明かりもなくかなり暗かったのですが、しっかりと撮影することができました。

例えば山などの高くて開けた場所に行った場合は全体を撮影したいと思いませんか?
最近のスマホのカメラは広角レンズの他に超広角レンズを搭載しているものも出てきていますが、iPhoneXには広角と望遠の2つしかありません。
そのため、通常で撮影すると下記の通り画角の狭い写真になってしまいます。

当然ですが、オズポケには超広角・広角・望遠などの区分けはなく、35mm換算の28mmの焦点距離しかありません。
しかし!ジンバル機能を最大限に活用して超広角での撮影を実現させる機能があるんです。
それがパノラマ撮影機能です。
この機能を使うと三脚に固定することなく、「手持ち」で超広角撮影が出来るんです。

特に固定することなく適当に握ったままシャッターボタンを押すことで超広角写真を撮ることができます。

シャッターボタンを押すと、オズポケが自動で左上→左上真ん中→左上右→真ん中左→・・・→右下右と言った具合で動き合計9枚の写真を撮影します。
あとは、スマホとオズポケを接続してアプリ上から開くことで9枚の写真を合成して超広角写真を作成します。
多少・・・かなり歪みが出るので建造物には向きませんが、風景などの自然物を撮る分には十分な機能じゃないでしょうか。

最後はタイムラプス撮影です。
最近のスマホは標準でタイムラプス機能がついていると思います。
しかし、固定するものが必要だったり角度調整が必要だったりと活用できている人は少ないのではないでしょうか。

渋谷の某カフェで休憩しながら撮影した動画です。
三脚座のないオズポケですが、平らな場所であれば立てて置くことができます。
上下の位置取りは、撮影開始前にカメラ部分を上下に動かすことで自分の思った角度に設定できます。
左右に関しては本体ごと動かしてあげればOKです。
ポンとおいてチョット調整すれば、思い立ったその場でタイムラプス撮影を楽しむことができます。

ただのタイムラプス撮影なら固定用の機材を用意すればスマホでも出来るのは当然ですが、オズポケじゃないとできない機能として、モーションタイムラプスという機能があります。
説明するよりも見てもらったほうがわかりやすいと思うのでまずは動画を見てください。

自宅の室外機の上に置いて1時間ほど放置してみたものです。
通常のタイムラプスでは定点撮影になりますが、モーションタイムラプスではゆっくりとカメラが動きながら撮影をしてくれます。
オズポケ単体ではA点→B点のように2箇所しか指定できませんが、スマホと組み合わせることでA点→B点→C点→D点の最大4箇所を指定することができ、左から右に上下に動かしたりするタイムラプス撮影が行なえます。

アップデートで追加された機能としてハイパーラプス撮影というものがあります。
ハイパーラプスとは1歩ごとに1回写真撮影し、それを何回も繰り返して1つの動画にする撮影技法です。
簡単に説明するとタイムラプス撮影が固定なのに対し、ハイパーラプス撮影は動きながら撮影が出来るというものです。

渋谷駅で電車から降りてハチ公までをハイパーラプス撮影してみました。
滑らかに撮影できていて、なかなか面白い作品になったのではないでしょうか。

このように色々と機能があるのですが、難しいことを考えずにチョットずつ撮影してつなぎ合わせるだけでも作品ぽくなるのも手軽に使えるオズポケの特徴だと思うんです。
そこで、伊香保温泉までツーリング旅行に行ってきたので、オズポケでショート動画をたくさん撮ってつなぎ合わせてみました。

動画撮影の技術がほぼないGAhackがオズポケで撮影してみたのですが、なんとなく作品っぽくなったと思います。
編集は「DJI Mimo」アプリでつなぎ合わせ、文字入れだけiPhoneのiMovieで行っています。

出来ることを中心にかいてみたのですが、どうでしょうかオズポケに興味のなかった方もチョット手にとって見たくなったのでは?
気になってはいたけど、どんなことが出来るのかわからなくて迷っていた人の背中を押すことはできたでしょうか?

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