ようやく夏らしい季節になってきました。
たまには動画機材のレビューをGAhackもしてみようと思います。
色々とアクションカム系は手を出してきましたが、センスが壊滅的らしくなかなか作品にするのが難しかったんですよね。
そこで色々と考えた結果、GAhackは賢いので自分の周り全てを撮ってしまえば良いじゃ無いか!ということに気がつきました。

そして、あわよくばelmarさんみたいにモトブログも始めてみようと思い、下記の条件で探してみました。

・360度撮影
・コンパクト
・防水
・画質綺麗
・長時間撮影
・手ぶれ補正が強い
・バッテリー交換式

なかなか条件は厳しいのですが、世の中欲張りな人は多いようで条件に一致するものが見つかりました。
それが、今回紹介する「Insta360 ONE X2」です。


サイズはこんな感じで手に平に乗ってしまうくらいです。

ボタンは電源ボタンとシャッターボタンのシンプルな構成です。

円形の画面もついていて、タッチパネルになっているので、写真モード・動画モード・タイムラプスが簡単に選べます。
簡単な設定も行えますが、基本はスマホと繋いでアプリで行うのが良いでしょう。


バッテリーは交換することができて、容量も大きくこれ一つで公称80分撮影だそうです。
バッテリー自体に防水シーリングが付いているので、防水性能を考えると純正品を追加購入しておいた方が安心だと思われます。

このほかの主要なスペックは下記の通りです。

センサー:不明
絞り:F2.0
露出値:±4EV
ISO感度:オート、100-3200
ホワイトバランス:オート、2700K、4000K、5000K、6500K、7500K
360度動画:5.7K 30fps(最大)
360度静止画:6080×3040 ピクセル
ジャイロスコープ:6軸ジャイロスコープ
マイク:4つ
動画エンコード:H.264、H.265
防水性能:10m(IPX8等級)
重量:149g
寸法 (幅×高さ×奥行き):4.62×11.30×2.98cm


本体下部にはカメラの一般的な三脚用ネジ穴が付いているので、特殊なアクセサリを用意しなくても自撮り棒やバイクに固定などが簡単にできます。
最近は「見えない自撮り棒」なるものもあるらしく、セットで用意すると棒が一切映り込まない動画の撮影ができるようになっています。
GAhackは持ち運び優先でコンパクトになる自撮り棒を用意しまいたが、本格的に撮影するようになったら用意してみようと思います。

使用する記録媒体はmicroSDですが、メーカーページをみると「UHS-I V30」を推奨しているようです。
大量に書き込んだり、データを読み出したりするので少しでも快適にするため、じゃんぱらで買える一番早いLexarのLMS1066256G-BNANGを用意しました。

このmicroSDカードはリード160MB/sのライト120MB/sをうたっており、アクションカムなど動画メインで使う時に安心して使えます。
1時間で50GBほどのファイルが出来上がるので、256GBだとざっくり4時間くらいは撮影できる計算です。

じゃんぱらで買えるInsta360 ONE X2にオススメのSDカードはこちら

さて、スペックはこれくらいにして実際の撮影動画を見ていきましょう。

愛車のトリシティ155に取り付けてツーリングに行った時の動画を使ってみました。

まだ手に入れたばかりでアプリを使いこなせておらず、簡単に編集できそうなことをやっています。


スナップという機能で、撮影後の動画を編集していわゆるリトルプラネットと呼ばれる撮影技法に変更したりもできます。
アプリを使いこなせるとスローモーションや撮影方向の変更なんかも簡単にできるようになるようです。

振動が多いバイクに取り付けていますが、動画を見てもらうと分かる通り気にならないくらいのブレになっていると思います。
どれくらい強力な手ぶれ補正なのかを以前紹介したOSMO Pocket(オズポケ)と比較してみましたのでみてください。


左がInsta360 ONE X2で右がOSMO Pocketです。
どちらも自撮り棒に取り付けて真っ直ぐ手に持った状態で歩いただけです。
OSMO Pocketは言うまでも無いくらい強力な手ぶれ補正ですが、設定も何も考えず持っているので、後半の走ったところで地面を撮影することになってしまいました。

しかし、Insta360 ONE X2はジャイロが強力な事もあって前傾姿勢になったとしても水平を保っており真っ直ぐ撮影できています。
OSMO Pocketと遜色ないくらいの手ぶれ補正が有ることがわかっていただけたかと思います。
どちらも甲乙つけ難いですが、この辺は適材適所っといったところでしょう。

バイクに取り付けて使うことを考えると防水機能って結構大事なんです。
防水機能はIPX8等級というのはわかっていますが、入手したばかりのInsta360 ONE X2をドキドキしつつ水溜りに浸けてみました。


この日は前日までの大雨で水溜りができて、オタマジャクシが泳いでいました。
全部浸けるには浅かったので、片方のレンズを浸けてみました。
水中ですが歪むことなくオタマジャクシの姿も捉えられているのが分かると思います。
この後特に不具合もないので防水機能はしっかりとしているのを身をもって体験できました。
夏本番はプールや川など水辺に行くことが増えると思うので活躍の場面は増えそうです。

どうでしょう?360度全て撮影できるので、後から見えていなかった場所の確認もできるInsta360 ONE X2の魅力が少しでも伝わったでしょうか。
じゃんぱらのInsta360 ONE X2の在庫はこちら
中古なら結構お手頃な価格になってきているので、これからに向けて1台確保して今年の思い出を360度動画で残してみましょう。

入手からの期間が短く使いこなせていませんが、そのうち使いこなしてココで発表できると良いなと思いつつ撮って切り出したツーリング動画で締めたいと思います。
バイクを運転している気分を体験してみてください。