皆様おはこんばんちわ!
どうもmegです。

今回はYou○ubeの広告でついついポチってしまった商品(オモチャ)があったので、それの体験記録ネタとなります。

皆様は「光学ズーム」と「電子ズーム」の違いはご存じでしょうか?
わかりやすくいうと、スマホのようにピンチイン/アウトをして使うズームを「電子ズーム」、一眼やコンデジでレンズ自体がみょーんと伸びるズームを「光学ズーム」といいます。
どちらも遠い被写体を大きく写す、という点では共通していますが、実はかなり明確な違いがあります。
実際の作例を比べれば一目瞭然です。

■光学ズーム(一眼レフで撮影)

■電子ズーム(iPhoneで撮影)

パッと見ですでにお分かりかと思いますが、その差は「画質」となります。
※画素数差はありますが、基本的にこの差は変わりません。

ちなみに電子ズームしていない状態は↓です。

「電子ズーム」というのは、このズームしていない状態を指定範囲切り取って、無理やり画面大まで拡大したものになっています。
一眼・コンデジとスマホのカメラにおいて、明確な差異として生まれるのがこの点だと思います。
そういった側面ではやはりスマホカメラは、まだまだ一眼やコンデジにはまだ及ばないということですね。

今回のネタは、そんな電子ズームしかないスマホでどうにか遠くを綺麗に撮影したかった!
そう思い、足掻いたネタになります。

 

そこで使っていくオモチャがこれです!!

■STARSCOPE

いわゆる単眼鏡、というやつですね。
これをですね、物理的にiPhoneカメラにガッチャンコして使います。

この単眼鏡は10倍ズームとなるので、iPhoneに付ければだいたい280mm相当のレンズが付いたのと同義になるわけですね。
※広角レンズで使用する場合は周辺がケラレるため、2倍程度に電子ズームする必要があるため実焦点距離は500mm相当です。

ファーストトライで実際に撮影してみるとこんな感じになりました。

おおー結構遠く撮れるやん!と撮影時には思ったのですが、実際に液晶で見てみると周辺は流れていますし、収差補正がiPhoneカメラに最適化されていないので解像度も低く、写りはまあこの通り・・・。


やはり、一眼やコンデジのような画にするのは無理なのでしょうか。

いやいや、ここで諦めてはカメラ好きの名が廃ります。

iPhoneにはエフェクト機能があるので、とりあえずこれを使ってパッと見の印象を変えてみましょう。
こういったときに誤魔化し・・・、頼りになるのはやはりコントラストが高めのエフェクトです。
周辺が流れてしまってボヤけてしまうなら、ボヤけてしまうものを構図から排除して、コントラスト高めて無理やり解像度を上がったように見せてしまおう、というわけですね。

ドラマチック(冷たい)で撮影してみました。

これならだいぶ見れますね。
周辺が流れてしまう状況では基本的に日の丸構図、メインの被写体を真ん中に持ってくると安定させやすいです。
普通のレンズでは面白くない構図になってしまいがちですが、こういったレンズで使うなら最善の構図でしょう。
背景がうるさくない状況ならこういう写し方ができますが、↓のような状況だと真ん中以外は盛大に流れてしまいます。
まるでトイレンズのような写りになってしまいます。

むしろ、この取って付けてのレンズで撮影して、それなりに写っていることに感謝したいですが・・・(苦笑)
普段使いしているスマホカメラの性能が如何に優れているのかわからされます。

後半からの写真はiPhone XSを使用しているのですが、せっかくですから等身大のiPhoneのカメラ性能も見てみましょう。

テレ側(57mm相当)で撮影、わりと雰囲気出てます。

最短撮影距離で撮影、実はかなり寄れます。

iPhoneのモノクロ侮れません、メリハリがつく高めのコントラストとはいえ質感出ていますね。

さすがに高感度、かつハイライトを飛ばすとややノイジーですが、ひと昔のカメラくらいには写ってる・・・。

仕事上で何度も触っているiPhoneですが、実際にiPhoneカメラを使ってみると確かにこれスゴイですね。
自分で体感してみると、たしかにiPhoneで撮影っていわれるのも納得。

iPhoneはとにかく写真の仕上げ方が上手く、今回のように超望遠域だとまだまだ過不足が出てしまいますが、スナップ的に使うならかなり有用ですね。

残念ながら単眼鏡を使用した今回の目論見が失敗といって差し支えないのですが、iPhoneカメラの実力をまじまじと知れた、よい機会でもありました。

ポートレートモードやエフェクトなど面白い機能もあるので、一度iPhoneだけで撮影サンプルたくさんの記事なんてのも面白いかもしれませんね。

iPhoneをカメラ専用機として使う・・・アリだと思います!!
というか、意外と楽しくてAndroid教のmegがついにiPhone買いました(笑)

とはいえ、やはり一眼でしかできない、ということもあるので、iPhone一辺倒ではなくうまく両刀使いでしばらくやってみようと思ったmegなのでした。

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以上、megがお送りしました。