なんだか他のライター達がスマホをパカパカしていたので、GAhackもパカパカしたくなりました。
そこで、ついにパカパカできる携帯を購入してしまいました!
機種名はMode1 RETROⅡ(モードワンレトロツー)です。
え?あまり聞いたことがない機種ですって?
それもそのはずキャリア販売モデルではなく、P-UPという会社がキャリアを通さず販売しているモデルなんです。
そんなわけで、パカパカしつつ使い勝手を語っていきたいと思います。


まず、扉絵を見てスマホじゃないじゃない!と思った方、正解です。
Mode1 RETROⅡはいわゆるガラホと呼ばれるジャンルに位置します。
ガラホとは外観がガラケー(昔ながらの携帯)で、OSはAndroidであるスマホのことを指します。
Androidなのでスマホの方が操作性は上なのですが、電話だけメールだけといった用途であればガラケータイプの方が使い勝手位がいい場面もあるんですよね。
各キャリア細々と出してはいるのですが、ドコモ以外は2023年には新機種を販売していないんです。

docomo:DIGNO ケータイ KY-42C/2023,3,10
SoftBank:かんたん携帯11/2022,11,16
AU:G’z One Type-xx/2021,12,10

auなんかは発売からだいぶ時間が経っており、LINEも使えない機種のようです。
先にメールと書きましたが、最近はLINEなどのチャットツールでのやり取りがメインになってきているかと思います。
そんな中、機種が古い場合はそもそもアプリに対応していなかったり、そのツールの最新機能が使えなかったりしてくるかと思います。
せっかくボタンがあって手元を見ずにサクサク文字が入力できても、アプリがダメではサブ機種としても使いづらくなってしまいますよね。
(最近の若い子はスマホの画面を見ないで文字入力できると聞きますね・・・。)

リンクじゃないですよ

しかし!このMode1 RETROⅡはAndroid OS13を採用していて、GooglePlayにも対応しているので最新アプリを簡単に導入できるんです!
と、ここまで導入として語ってみたので、ここからは外観だったり中身だったりを見ていきたいと思います。


まずは特徴的なレザー調の外観です。
この凹凸がいい塩梅に滑り止めを果たしてくれ、また高級感も醸し出してくれます。

サブディスプレイも搭載されており、閉じたままでも時間の確認や新着通知の確認ができます。
この辺りは昔からのガラケーでお世話になったものですね。

昔ながらといえば、ストラップホールもあるんです。
これで、大きなぬいぐるみやお気に入りの根付けを着けて自分らしさをアピールできます。
実用的なところではネックストラップでしょうか。
つけておけば胸ポケットに入れていても不意に屈んだ際の落下を防げます。

充電端子は某林檎の最新端末でも採用されたType-Cになっています。

赤色が指紋認証で右側のがボリュームボタン

そうそう、最近のスマホ機能として指紋認証も搭載されています。
この辺りは順当に最近のスマホって感じですね。

SIMカードはスロット式になっていて、microSDカードも追加することができます。


開いてみるとガラホなので画面とキーボード面で分かれます。
画面の方はタッチパネル式なので、画面は小さくなりますが、通常のスマホと同じ操作方法を行うこともできます。
そこで画面のタッチ操作ができるので、せっかくなら使いやすくなるおまじないです。
設定から「ユーザー補助」→「システム操作」→「システムナビゲーション」と潜っていきます。

そこで、「3ボタンナビゲーション」から「ジェスチャーナビゲーション」に変更します。
こうすることで、メール送信等一仕事が終わった後、画面を切り替える時などが素早く行えます。
右手で文字を入力しつつ左手で画面の端をスワイプする感じです。

ボタン部分に「戻る」「ホーム」「履歴」のボタンもちゃんとあります。
そちらだけでも当然操作はできますが、画面ではスワイプ操作を受け付けるようにしておくことで操作性が上がります。

操作性を上げたら今度は実際に使ってみないとですね。

まずはカメラですね。
センサーは4800万画素で、最近のスマホと同等のカタログスペックです。
じゃんぱらくんを撮ってみました。

全体的に明るく撮れており、SNSに上げるのも問題ないレベルですね。
ちょっとした記録用から思い出の記録用まで問題なく使えます。

肝心の文字入力ですが、ガラケーから使い始めた世代としては打ちやすいです。
何より、画面を見ないで直感で入力できて、入力ミスもなくできるのはいいですね。
スワイプに慣れすぎてて、文字入力の速度は完全に落ちてしまっていますが、これは勘を取り戻せば余裕でしょう。
(昔は両手で連打しまくってメールのやりとりをしたものです。)


さてアプリですが、先にも書いた通り欠かせない連絡手段となってきているLINEからです。
問題なく使えます。
文字入力すると変換候補が画面下部に出てくるので、片手で入力しつつ片手で変換候補を選ぶことで高速に入力ができてしまいます。
十字キーでもトークの選択等できますが、画面操作の方が操作はしやすいです。


X(旧Twitter)も試してみました。
表示して見ることはできますが、残念ながら十字キーでの操作に対応してません。
正確には、表示している画面の中を十字キーで選択することはできても、画面外の次のポストを見ることができません。
画面をスワイプしてあげれば見られるので、使うこと自体は可能です。


Facebookも入れてみました。
これは問題なく普通に使えます。
リールとかが間に入ると画面全てを占有されるのが気になりますね。

一般的なアプリは全く問題なく使えそうです。
OSにAndroid13を採用していることもあり、長く使うことができそうですね。
ただし、スペック的なところはちょっと低めになっているので、ゲーム系は難しいと思われます。
まぁ、そもそもこの機種でゲームはしませんよね。

じゃんぱらのHPを表示したスクリーンショットです。

よく使うであろうブラウザは画面が小さいこともあり、最近のコンテンツを表示するのはちょっと苦しいかも知れません。
それでも、簡単な調べ物などは問題なく使うことができます。
画面の操作は十字キーだけで行えますし、高速でスライドしたい時は画面をスワイプすればいいのでいい感じです。


暇つぶしには欠かせないYouTubeも再生してみました。
全画面表示にすれば横にしておくことで普通に見られます。

縦表示でも見ることはできますが、表示領域はかなり小さくなってしまいますね。
表示は小さくなってしまいますが、ガラケータイプなので画面の角度調整がある程度できます。

このくらいまでなら開いたまま保持できます。

最大に開いた状態から92°くらいまで閉じても軽く保持することができるので、自分の見やすい角度で視聴が可能です。
(開いてテーブルに置いておく前提ですよ。)

パカパカしながら触ってみた感じだと、ガラケーを愛してやまない人には間違いなく刺さる端末です。
ガラホの出来がイマイチで、渋々スマホを使っていたのであれば、1度はこのMode1 RETROⅡを手に取って使ってみてください。
ガラケー時代の操作性+スマホの操作が加わった事で、直感的に操作ができるので使い勝手はバッチリです。
画面は小さいですが、文字入力時にキーボードが出てこないため、(3.5インチの数値からのイメージより)けっこう広々と使うことができます。
次のガラホを悩んでいるのであれば、是非一度手に取ってみてください。
手放せなくなること間違いなしです。
以上、パカパカ・ポチポチしながらの紹介でした。