みなさん、こんにちは!

お久しぶりです、elmarです。

コロナウィルスによる自粛も徐々に緩和されて少しづつ出かけられるようになってきました。

以前、GoProの360度カメラ【Fusion】を使って動画をアップロードした事がありました。

360度カメラを始めてみよう【GoPro Fusion】

この時、オートバイに乗って撮影した動画を作成しました。

GoProに代表されるアクションカム、アクションカメラは比較的、高価でありながらそのサイズと設置のしやすさから様々なシーンで使われてきました。

実はelmarは前回の撮影時に普通免許しか取得しておらず、原付一種(49cc以下)のバイクしか運転する事が出来ませんでした。

動画を作ってからそのスピード感の無さにちょっと残念だった事を覚えています。

今回は新たに購入したアクションカム【DJI OSMO ACTION】を使ってモトブログ風に撮影してみたいと思います。

こちらが【DJI OSMO ACTION】のパッケージ

ご覧のようにGoPro HEROシリーズによく似たカタチをしています。

大きな特徴は前面に配置されたディスプレイでしょうか。

これは自撮りをする際に有効ですね。

通常は標準添付のケースに入れて使用します。

各種三脚やマウントに取り付ける部分は既に世の中に数多あるGoPro互換の形状をしています。

既にGoPro用のマウントなどを持っていればそのまま移行できる設計でこの辺りは中国メーカーの強かさを感じます。

気になる性能ですが主なスペックは以下の通り。

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センサー:1/2.3インチ CMOS 12Mピクセル

レンズ:FOV:145° F2.8

ISO感度:3200

シャッター速度:120秒〜1/8000秒

動画:4K 60fps(最大)

静止画:4000×3000 ピクセル

タイムラプス:4K 最長30秒

ハイパーラプス:4K 30X

スローモーション撮影:

手ブレ補正:RockStady(電子式手ブレ補正)

重量:129g

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DJIは世界有数のドローン製造メーカーでその技術を活かしたアクションカムやスタビライザーを作っています。

当ブログでもGAhackさんが【OSMO  POCKET】を取り上げていました。

プロの撮影技術を手のひらに【OSMO Pocket】機能編

elmarもスマートフォン用のスタビライザーであるOSMO MOBILE2を使っていろんな撮影をしてきました。

iPhoneのカメラを使い倒せ!

 

OSMO  ACTIONはGoPro買収に失敗したDJIにとっては復讐の一台だったのではないかと邪推してしまうほど形状はGoPro  HEROシリーズに似ています。

しかし、そのインターフェースはスマートフォン操作に近く画面をスワイプして機能切り替えを行えるなどGoProを凌駕する操作性を持っています。

 

GoProは慣れないとメニューの階層に戸惑ってしまいますがOSMO  ACTIONは直感的に操作できるのが軽快で「サクサク感」が楽しめます。

モトブログを作るにあたってカメラの設置位置をどこに設定するかが問題となります。

以前、GoPro Fusionで試したのはヘルメットの頭頂部に設置するいわゆる「ちょんまげマウント」でしたが、街中でちょっと目立つ事もあり違う方法を試してみます。

ネックレスのような器具で首にかける「ネックマウント」です。

この形式なら専用のハーネスを装着するボディーマウントのように着る物にも左右されずに撮影できますし、ぶら下げる事によって加速、減速時のブレも撮影できます。

あまりに安定した画像だと迫力に欠ける可能性があり、ある程度は運転している感覚も共有できたらなぁ、と考えました。

さて、前置きはこれくらいにして実際の映像をご覧いただきましょう。

高速道路での撮影。

4K 60fps RockSteady オン

実は大型バイクで高速道路を走るのはこの日が初めてなのでいささか、緊張してます(笑)

手ブレ補正機能RockSteadyをオン、マイク設定は「風ノイズ軽減」をオンにしています。

ご覧のように細かな振動はほぼ消えて非常に落ち着いた映像になります。

音声も「風ノイズ軽減」によりボコボコ音は抑えられ聴きやすくなっています。

この時は時速100km/h巡行ですが軽減効果もこの辺りが限界かもしれません。

音の響きにリアリティが欠ける傾向が見られますので後ほど対策します。

RockSteady は電子式手ブレ補正のためオンにすると画角が少し狭くなります。

左右のバックミラーがちょっと見切れるくらいで前方の景色は広く写し込めます(ウィンドシールドがちょっと邪魔ですが)。

RockSteadyを入れない場合の画角は145度と公表されていますがオンにした場合は100〜120度くらいに感じます。

「風切り音軽減」をオンにすると実際に録音された音声はちょっとくぐもっていて少し不自然な印象を受けます。

これは気になるので「風ノイズ軽減」をオフにして物理的に対策してみます。

ネットで購入したOSMO ACTION用の防風スポンジを装着して試してみます。

一般道の60km/hの速度域ならかなりの風切音を軽減できるようです。

いくつかのメーカーで販売しているので比較するのも良いでしょう。

OSMO MOBILEは4K 60fpsの高画質動画を簡単に撮影する事ができますがその他にもアクションカムとして効果的な動画撮影機能がありますのでご案内していきます。

ハイパーラプス

2019年5月のOSMO ACTION 発売時には搭載されていなかった機能ですが10月のアップデートで追加されました。

おそらく現在、市場にあるものはアップデートが行われていると思われます。

GoProの「タイムワープ」と同様に動きのあるタイムラプス撮影の事です。

このように撮影者が動きながらタイムラプス撮影をする事により時間の経過を圧縮することができます。

ランドマークの周りをぐるりとゆっくり一周するような撮影も非常に印象的な映像が撮れます。

スローモーション

OSMO ACTIONでは印象的なスロー撮影も可能です。

今回は8倍の速度で撮影を行っています。

吹き上げる噴水のしぶきが細かな粒として写っています。

また今回は試していませんが、OSMO ACTIONは30秒までの長時間露出に対応していますから星の軌跡を記録する星夜写真にも使えそうです。

ご紹介した機能の紹介も含めた動画をYouTubeにアップしています。

ぜひご覧ください。

 

じゃんぱらでのDJI OSMO ACTION の在庫はこちらからご覧いただけます。

今後もCOVID-19の影響は続き旅行や外出の機会は以前ほど自由にできないかもしれませんが、ソーシャルディスタンスを取りながら出かける事は可能になっていくでしょう。

思い出をさらに印象的に残せるアクションカムは悪条件に強いので一眼カメラを使用している方にもオススメです。

以上、elmarがお送りしました。