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徐々に気温も上がり始め初夏の兆しを見せ
木々も新緑を色づき始めた爽やかな昨今
いかがお過ごしでしょうか。
爽やかな気候とは裏腹に暑くてジトジトし始めたFoutainです。
elmar先輩が自作スピーカーを作っておられましたが
予想もしないモノを使ってまさかスピーカーを製作してしまうとは・・・。
さて、スピーカー続きで恐縮ですが最近新しいスピーカーを見つけたので
ご紹介したいと思います。
それはこちら。
SONY SRS-X1
この一件、ただの丸いインテリアのような・・・
ボールのような・・・
なんと、スピーカーなんです。
従来のスピーカーとは異なり
・手のひらサイズで持ち運びしやすい
・USB給電のできる内蔵バッテリ搭載で屋外で使用可能。
・さらにはBluetooth及びNFC搭載の為、
従来のような煩わしいケーブルが接続に必要ない
アナログ端子もあるのでBluetoothなどに
対応していないプレーヤーにも利用が可能。
またNFCも搭載の為、ペアリングの際にはタッチするだけで接続が可能です。
※NFCとは。
Near Field Communicationの略で
iPhone6が発表された当初、NFC搭載と言う事で話題となったものの
Appleの決済アプリ専用という事で
『え~~~~』となったことでまたちょっと話題になりました。
NFCはソニーとフィリップスが共同開発した
極近距離(10cm程度)で使用できる無線の国際基準規格です。
NFC搭載端末同士をかざす事によって電子決済サービスや
パソコンなどからデータの送受信をする事が可能となります。
おサイフケータイの親戚みたいな感じです。
一時期、NFCはおサイフケータイにとってかわる
上位互換規格という話題も出たのですが
NFCの普及率はおサイフケータイに比べるとまだまだ低く
NFCで決済できるお店も日本ではそれほど多くありません。
しかし、後述のAndroidもそうですが
最近はNFC接続対応機種が増えてきているので
NFCマークがある機種はほぼどれでも対応していますので
今は気軽に試せる環境が整ってきていると言えます。
※もちろん、プロファイル対応とかもありますので
事前にお持ちの機種の確認をお願いします。
またNFC搭載機種でも古い一部機種では
動作しない場合もありますのでこれまた事前に
確認をしてから使用をお願いします。
またAndroidOS4.4から非接触IC機能をサポートするようになり
NFC対応機種も少しずつ増えてきていますが
これまたまだまだおサイフケータイの牙城を崩すには到底及びません。
そんなNFC、電子決済などに注目されがちですが
無線の規格の為、用途は電子決済だけでは留まりません。
アプリと規格が対応していれば音楽や書類データなども送受信が可能。
そして、前置きが長くなりましたが
このボールのような手のひらサイズのスピーカー。
Bluetooth接続で必要なペアリングという作業が
NFCを利用する事で作業を短縮することができるのです!
●通常のBluetooth接続
1.スピーカーのSRS-X1の電源を入れてペアリングモードにする。
2.再生したいBluetooth対応デバイスのBluetooth設定を開き
Bluetooth機能をオンにする。
今回はAndroid Ver4.4.2 XperiaZ2で試します。
※AndroidVerによっては使い方が異なる場合がございます。
3.検索をするとBluetoothスピーカーのデバイス名が表示されます。
4.タップして接続を押せばペアリング完了。
スピーカーペアリング中…。
ペアリング完了!
SRS-X1のデバイスが接続となっていますね。
これでワイヤレススピーカーとして利用ができます。
画像じゃわかり辛いですがちゃんとスピーカーから音が流れてます。
●NFCを利用したBluetooth接続
1.スピーカーのSRS-X1の電源を入れてペアリングモードにする。
2.再生したいBluetooth対応デバイスのBluetooth設定と
NFC機能を両方オンにする。
3.再生デバイスのIC(もしくはNFC)マークのある部分と
スピーカーのIC(もしくはNFC)マークの部分にタッチする。
4.再生デバイスの方でスピーカーを認識、タップしてペアリング終了
これでワイヤレススピーカーとして利用ができます。
これだけで見ると手順としてはそんなに変わりませんが
Bluetoothはいちいち設定画面を開いて
ペアリングをしなければならない事に対し
NFCによるペアリングはBluetoothとNFC機能をオンにしておけば
タッチするだけでペアリングする事が可能という事に尽きます。
例えば複数のデバイスを持っていた場合、
普段は自分のスマホでオーディオ再生しているけれど
外出先にもっていった際に別の人のスマホに入ってる音楽ファイルを
スピーカーで再生させたい。
そんな時にはまさにタッチするだけで
そのスピーカーとのペアリングが可能になるのです。
Bluetoothだけだとペアリングする機種をペアリングモード状態にした後に
検索、検出した機器をペアリングしなければならないという手間がありますので
(設定をオンにしておけば)
ワンタッチでできる大きな魅力がNFCにはあるのです。
途中からNFCの紹介みたいな感じになってしまいましたが
こちらのスピーカーにはそのNFC機能がついているので
彼女「私のスマホで音楽が聞きたいわぁ」
彼氏「それなら僕のこのスピーカーを使いたまえ」
彼女「ワイヤレスなの?設定が難しそう・・・」
彼氏「HAHAHA、このスピーカーはNFC対応だからハニーのスマホで
ワンタッチで接続する事が可能なのさ。
貸してご覧、こうしてタッチして、
ほぉら音楽が再生できるようになっただろう」
彼女「キャーッ!素敵!惚れ直しちゃうわ!!」
みたいな事がありえちゃう訳ですね。
(フィクションです。)
そしてこのスピーカーのウリは他にもあり
防水仕様であること。
浴室などで利用できる防水が施されており
Bluetoothデバイスを部屋において、スピーカーは浴室に持ち込み
音楽を聞きながらゆっくりとお風呂に浸かる・・・。
なども可能です。
しかしながら完全防水ではないので
長時間水に浸かったり真水以外では防水の効果を保証していませんので
注意が必要です。
充電もUSBで充電するタイプのものなので
スマホなどのMicroUSBタイプのチャージャーで充電する事ができます。
キャンプなどのアウトドアも防水の為、ある程度の自然環境でも運用が可能。
室内、屋外場所を選ばずに活用できるスピーカーなのです!
スピーカーの本質である音質も侮れません。
ボール上のデザインは音が内部で音が反射し
360度広がり家のどこに設置しても
音楽が楽しめるように設計されています。
また底部に
低音増強振動板ユニット「パッシブラジエーター」を搭載。
なんかロボットの装備みたい・・・。
つまり重低音を再生する為のウーファーみたいな機能ですね。
野外で楽しんだりちょっと狭い室内などで堪能する分では
問題なくしっかりおなかに響くような音で再生してくれます。
また、その他にもSRS-X1を
2台用意して同時にペアリングして利用すると
なんとステレオスピーカーになります!
お金に余裕のある方は2台同時持ちをしてみてはいかがでしょうか。
そのうち1台をリビング。
もう1台を浴室に置くなど、ステレオ以外にも
使い道は広がりますね。
お高いスピーカーと比べたり
音になみなみならぬこだわりを持ってる方からすれば
多少見劣りはするかもしれませんが
私が聴いてみた感じでは全然気になりませんでした。
こういったポータブルオーディオスピーカーを持っていけば
キャンプなどのアウトドアで音楽を聞きながら
バーベキューをしたり
野外でのダンスの練習や
夏の炎天下の中、長時間列に並ぶようなイベントがあっても
まわりの人と音楽を楽しめるかもしれませんね!
iPodやウォークマンとはまた別の意味で
出かけるのが楽しくなるかもしれないアイテムのご紹介でした!
なお、じゃんぱらでは各種Bluetoothスピーカーも取り扱っております。
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