No Music No LifeなRudraです。そんなRudraも、メカニカルキーボードを使うときはそっとイヤホンを外すのでした。
前回はMX Keys Miniなどのライトユーザー向けキーボードを紹介しましたが、今回は本気のヤツらです。
今回登場するキーボードの合計金額を数えたら15万円超えました。前回のと合わせて計20万円くらいです。うっそだろおまえ。
能書きと高額レシートとキー印字なんて過去に置いていけ! ということで(レシートは絶対捨てるな!)、前置きはナシ。早速紹介していきます!
5位はこちら。
まずはこれを見てください。
- JIS(日本語)
- 無刻印の純白
- 複数台接続可
- 全キーのリマップ可能
- 静電容量無接点方式
- 60%レイアウト(厳密にはJISのHHKBは65%くらいだけど…)
この要素を全部兼ね備えるキーボードは多分HHKB Professional HYBRID Type-S(以下Type-S)くらいしかないんです! まぁそれ全部求めてる人も少ないけどね!
HHKBといえばキーボードについて一家言アリという人が使う、というか、HHKB使いと聞いたらちょっと心の距離が離れる(個人差あり)ような印象もありますが、実はJISレイアウトに限ればキーボード初心者にこそオススメ。
そのあたりは追々紹介するとして、まずは外観からチェックしていきます。
Rudraのモデルは、
- JIS
- 無刻印
- 雪
です。
もちろん刻印版もありますし、カラバリは墨(黒)、白(グレー)、雪(純白)から選べます。白といいつつグレーなの、ややこしい。
HHKB純正の桜キートップを散らせばこんな感じにアレンジできます。
お遊びでハートを作ったりKawaiiアレンジもできますが、実用的なカスタムもできます。
このようにカーソルキーの位置をわかりやすくしたり、数字キーを奇数偶数で色を変えたりすると数字入力のときに迷子になりにくくもなります。
HHKB使いにはUS以外認めんとか色々な派閥がありますが、Rudra的には、USに比べて圧倒的にキー数が多い(9キー差)JISをオススメします。
USにはカーソルキーも付いておらず、日常使いで不便なく使えるようになるまで特殊な訓練(HHKBレイアウト)を積む必要があります。
一方で、JIS版は独立したカーソルキーがあるほか、「¥」、「無変換」「変換」「かな/カナ」キーなどが増えています。といってもこの辺は利用頻度が低いので、他のキーに割り当てちゃいます。
HHKBと心中する覚悟があるならHHKBレイアウトに慣れてゴリゴリに使うのも良いんですが、そうなると他のキーボードが使いにくくなるという二律背反が起こるため、Rudraは敢えて一般的なレイアウトで使えることを最重要視して使っています。
なので、HHKBといっても、平凡というか、標準的なキーリマッピングで使ってます。
そのへんは後述のソフト紹介のときに。
HHKBを選ぶ理由のひとつに、静電容量無接点方式の打鍵感にハマってしまって他のキーボードが使えない、という方が一定数居ます。
実際、この打鍵感はかなりクセになります。
所謂Topre軸と呼ばれるもので、REALFORCEと共通(というか、どちらも東プレが作っています)です。
押し心地はリニア(赤軸)感とタクタイル(茶軸)感の中間のような感じですが、スルリと沈み込んでいくのが……たまんねえ!
コトコト系とかカチカチ系とか色々な表現がありますが、Rudra的には「ポフポフ系」ですかね。伝われ!
高級キーボードではまぁ必修科目みたいなところはありますが、全キーリマップが可能です。どうせリマップするんだから最初から無刻印でいいよね。
Rudraはこんな感じにリマップして使っています。意外と普通ですね。QWERTY配列なのでまだ全然人類です。
F4は言わずもがな、Alt+F4と組み合わせるため。F5はVSCodeでPythonのRunに使うのと、F11のフルスクリーン、F12はChromeの開発者モードで使います。F7,8,10はCtrl+i / o / t でそれぞれF7,F8,F10代用できるので不要。
また、JISにしかないバックスペース左の¥キーはなくても困らないので、ここをDeleteにしています。
左下の修飾キーはCtrl / Fn / Win / Alt の黄金比(Rudra談)にリマップ。
Bluetoothの接続先がWindows,Mac,iPad,Andoirdとバラけているので、日 / 英切り替えはCapslockです。
Rudra的にはこれが完璧な布陣。圧倒的じゃないか、我が軍は!
前述の通りBluetoothも4台まで切り替えが可能、かつ、有線にも切り替えできますので、合計5台を同時に切り替えながら使えます。
惜しむらくは、2.4Ghzの独立した独自ドングルがないこと。
Logiで言うLogi boltみたいなものですが、高級キーボード界では(マウスやヘッドセットもですが)2.4Ghzの独自ドングルで高速通信と安定性と無線化を両立するというのが割と常套ですので、これがないのがちょっと残念。
また、外観パートで紹介した画像を見て分かる通り、ビルドクオリティが著しく低い。マジで。
3万円以上するのに……
あと、乾電池式なので、必然的に「寿命」が存在するバッテリーよりは長く使えそうでとても良いのですが、この電池ボックスがはみ出しているのはいかんともしがたい……。
そしてキーキャップの後ろ側、バリが残ってます。これで3万円超えはちょっと……。
5位になった理由は、めちゃくちゃ安っぽいビルドクオリティと、高すぎる値段が釣り合ってないせいです。
ビルドクオリティ自体はAliexpressで買える4000円くらいの中華メカニカルと同じくらいです。
JISで無刻印な純白の60%キーボードを探している人にはコレ一択です。そんなやついる????
一般的なメカニカルのUSキーボードなら純白だろうが漆黒だろうがサードパーティ製のキーキャップが売っているので無刻印化は容易なのですが、JISとなると途端にハードルが上がるんですよね。
JIS版なら独特なHHKBレイアウトに慣れる必要もなく、全然普通のキーボードと同じようにリマップして使ったらいいと思います。
値段が高いことと、筐体やキートップの安っぽさ、乾電池ボックスのデザインに不満は残りますが、言ってみればそれ以外不満がないということでもあります。
気になってしょうがないなら、試してみようホトトギス。
まさかのHHKB連チャンです。散々こき下ろしておいてなんですけど。
Studioでは連綿と受け継がれたHHKBの歴史を覆すような変態を遂げました。
価格は4万円と4千円とかいう正気ではない高価格で、前述のType-Sより高額ですが、あくまでHYBRIDシリーズの後継機やアップグレード版ではなく、Studioという別のラインです。
そのため、前述の通り「変態を遂げた」と表現しました。
あ、変態っていうのはアレな意味じゃなくて、昆虫の生態とかで言うMetamorphosisのことですからね。
外観で特筆すべきは、例のあいつ。
そう、ThinkPadっぽいトラックポイントです。
これの良さは後述することにします。
Type-Sで指摘していた筐体の安っぽさと、乾電池ボックスが取り払われ、スッキリとした見た目に。
そこはかとなく高級感溢れるデザインになりましたね。
乾電池ボックスは消えましたが、引き続きバッテリーではなく乾電池式なので、末永く使っていけます。
そしてベゼル側面に何やら出っ張りがあったり……
手前にもキーがあるぞ!?
これらについてはまとめて後述します。
ちなみにRudraはやっぱり無刻印化(+7000円の追加投資)しています。印字があるとリマップしたとき頭がおかしくなるので。
HHKB純正の無刻印キーキャップ(HHKBでは”キートップ”と呼ぶ)が販売されていますので、それを追加購入して自分で換装してます。
そして、Type-Sのようなキーキャップのバリもとれました。流石に4万円超えててバリあったら怒るけど。
やっぱ無刻印はいいな……。
前述の通り、このキーボードはHHKBシリーズでは異端児で、なんとメカニカルキースイッチを搭載しています。
HHKBは静電容量無接点方式が特徴なのですが(一部メンブレンのモデルもある)、それを敢えて採用せず、メカニカルキーを採用。
しかもホットスワップ(スイッチの取外可)対応なので、自分の好きな軸を買って付け替えることができます。
元々HHKBの利点として、静電容量無接点方式は大変壊れにくく、かつ乾電池式ということで、インターフェースとして永く使う、という理念が前提にあります(”HHKB 鞍” で検索!)。
今回は耐久性には劣るメカニカルキーを搭載したことで、永く使うために故障したキーを交換できるようにしたのでしょうね。
まぁ、キーボード沼の住民にとってはホットスワップ対応のキーボードなんて格好のオモチャに……。
自分好みの軸に換装することで、カスタムキーボードのベースとしても使えるようになったわけですね。
Rudraは純正のキースイッチのゴトゴトした打鍵感がめちゃくちゃ好きで、本ランキングは純正スイッチで評価してこの順位です。
一応、お遊びでEpomakerのFlamingo軸に変えたりKeychronのリニア軸に変えたりもしてみてます。
このHHKB Studioオリジナルの静音リニアキー、実は普通に買えちゃうので、コトコト系のリニアが好きなら、コトコトを超えたゴトゴトを体感するためにスイッチだけ買うのも十分にアリ寄りのアリです。ハチャメチャに高いですけどね……。
前回の記事でもThinkpad TrackPoint Keyboard II を紹介しましたが、このトラックポイントの良さは、本当に筆舌に尽くしがたい。
Lenovoのものと比べてもHHKBのトラックポイントの完成度はかなり高いです。ほぼ同じといって差し支えないレベルです。
このトラックポイントなども含めて、Type-Sと同じようにリマップ用のアプリで、カーソル感度を変えたりのカスタムも可です。
手前の3つのキーは、マウスクリックのためだったんですね。
あとは普通に十字型の軸なので、サードパーティのキーキャップを使ってアレンジも楽しめます。もちろん、トラックポイントのあるところは削らないといけませんけど。
そして、手前のキーたちもロープロファイルのスイッチを換装できます。デフォルトは茶軸。
前述したベゼル側面の出っ張りなんですが、これ実はジェスチャーパッド。
ジェスチャーパッドは前面左右、左右側面とで4エリアあります。
それぞれ割当を自由に変更できるんですが、このジェスチャーパッドの使い勝手がかなり微妙です。
ボリューム調整に割り当ててますが、狙いが逸れて(爆音で)耳がこわれたりします。適度なところで止める、というのがかなりシビア。もちろん感度調整は可能なんですが、Rudraは正直そんなに使ってません。
Magic Trackpadくらい精度良ければ使う気にもなるんですけどね……。
新設されたジェスチャーパッドは微妙ではありますが、それを差し引いても最高のキーボードです。
正直、Rudra的に、「キーボードとしての完成度」や「利便性」などに於いては、コレに並ぶものはありません。
これ以上を望むなら、ジェスチャーパッドがマトモに使えるようになったうえで、ダイヤルを付けてもらうとかでしょうか。
普通の60%キーボードよりキーが多いので、Type-Sでアレンジしたように、手前にFnキーを配置したりとリマップが捗ります。フルキーボードより全然こっちのほうが便利。
で、なんでそれが4位かと言いますと、高すぎるからです。キーキャップ無刻印化含めたら5万円だぜ。
でも、キーボードとしてはRudraがこれまで使った中では最高傑作ですし、これを超えるものは(2024/08現在のRudra的には)ありません。
紹介の通り、Type-Sからだいぶクオリティが上がってますし、Rudra的にはType-Sの静電容量無接点方式より、このオリジナルの静音リニア軸のキータッチは良く感じます。ということでType-Sを売ってこちらに買い替えもアリです。
Vortexという中国のキーボードメーカーの10周年モデルです。
ここまで来てまさかの有線オンリーなキーボードですが、有線オンリーでも使いたくなるキーボードなのでこの順位です。
あと比較的、安いので。
カラーバリエーションは存在せず、バリエーションはピンク軸、赤軸、茶軸、青軸から選べます。
Rudraも、せっかくだからこの赤い軸を選んだぜ。
ベゼルレスデザインがめっちゃキレキレでカッコいいですね。
キーの側面がむき出しなので、メカ感があって痺れます。
イルミネーションも搭載しています。
純粋にデザインが非常に良くて、側面印字なこともあって一見無刻印のよう。
あと、いいキーボードは底面までオシャレです。これ常識。
ちなみに、Rudraは普段使うときはその辺にあった無刻印キーキャップに交換して使っています。
スペースキー右側のキーはサイズが合わなかったので、ツートンにしています。
コトコト寄りのカチャカチャ系です。
軸はCherry RGB MXの赤軸。45gf ± 15gf。
なんでかわかりませんが青軸も持ってます。
この打ち心地が良いので、有線オンリーであることを妥協してでも使いたくなります。
って言っても、実はこのキーボードはKeychronのSilentリニア軸とかEpomakerのDawn Pinkなどのリニア軸に換装してあげちゃった方が実力を発揮できます。
素性がいいのか、同じ軸をHHKB StudioやEpomakerに取り付けたときより、Vortex 10でスイッチ換装したほうが静音性がめちゃくちゃ優れていて、打鍵感も上品でカチャカチャしません。
他のキーボードで使ってて良いと思った軸をVortex 10に乗せると軸の良さをワンランク引き上げてくれる印象なので、軸を買ったらまずVortex 10に装着してます。
外観と打鍵感のところで書き尽くしたので割愛します。
このキーボードは特に外観と打鍵感が良いという理由だけで愛用しています。
キーリマップ(QMK/VIA)に非対応なところです。
一応レトロゲーの裏技みたいな感じでコンビネーションキーやらを駆使すると単体でもリマップ可能なんですが、リマップするほどキーも多くないのでRudraはやっていません。
とにかくデザインと打鍵感がよいです。
あと安い。
Rudraはセールで買ったので特に安かった(6,000円くらい)のですが、新品でも12,000-14,000円くらい(2024年8月現在)です。
敢えていうなら、手に入りにくいことが最大の泣き所。
一目でわかるやべーやつ感。
YUNZIIといえば、AjazzやVarmilo、e元素、MAGIC-REFINERなどのメーカーを知ってるレベルの人には常識でしょう。そんな常識を常識と思ってる人はどのくらいいるのか。
これに限らず中華メーカーはかなりコスパが良いんですよね。
とくにこのYUNZIIのクリスタルアイス軸の打鍵感がとてもよいです。軸だけ単体販売してほしい。ほんとに……
他のキーボードにこのキーキャップとキースイッチを使いたいので、X75を部品取りとして購入しようかと血迷ったほどです。
言葉は要らない……。わかるだろ?
圧倒的透明感ッ!
側面にもLEDが仕込まれていて、これ単体でLEDの色や光り方を変えることもできます。
GameSirのT4 Kaleid と夢の共演。みんなが見たかったやつ。しらんけど。
軸はクリスタルアイス軸です。リニア、45gf ±10gf。
もう最高じゃん……
コトコト系ではトップクラスの出来だと思います。
打鍵音はカチカチ系ですが、実際の打鍵感はコトコトしてます。音はRainy75と少し似てるかもしれません。
前述の通り、X75というこれの78%レイアウト版のキーボードがあるのですが、X75を買って、クリスタルアイス軸をぶんどってHHKB Studioに付けたい……。
デザインと打鍵感です(大声)。
もう一つ、ソフトウェアでキーマップが自在なところでしょうか。
68%レイアウトなので、Enterの右側にHomeやDelキーがあり、キー数には余裕があります。
この辺をF13やら好きなキーに置き換えたら、色々悪いことができそうですねぇ?
手の皮脂が強めだったり手汗多めの人だと、キーボードの表面が見たまんまの感触(テカテカ系)なので、皮脂が乗りやすく、使っているうちにぬるっとしてきます。
コントローラーとかもそうなんですが、透明樹脂の素材ってサラサラ系じゃないテカテカ系の素材、皮脂がめちゃくちゃ乗るアレです。
でもこの素材だからこその吸い付き感や打鍵感、何よりデザイン面(透明度)に寄与していることを考えると、なかなか責めにくいところ。
X75 Proはキーキャップのトップだけがサラサラ加工されてるように見えますが、X71はトップもテカテカ系です。
でもそのおかげでライティングが映えます。
デザインがやべーだけの飛び道具かと思いきや、恐ろしくキレキレの打鍵感で度肝を抜かれました。
Amazonでは1万円前半(定価だと1万と後半ですが、大抵タイムセールやってる)くらいなので、テカテカ系透明プラに抵抗なければ買い。これは68%レイアウトですが、75%レイアウトのX75 Proもあります。
Rudraは60%キーボード好きなのと、X75はずんぐりした感じがあまり好きじゃなかったのでX71にしました。
そういえば接続ですが、中華キーボードあるある、BT1~3の切り替え+2.4Ghz+有線と、いつもの5台対応です。
中国メーカーのキーボードは、5台対応がデファクトスタンダードになりつつありますね。いつもありがとう。
誰とは言わないけど3~5万円もするのに有線しか使えないゲーミングキーボードは見習って欲しい(急な飛び火)。
おまたせしました、堂々の一位となった NuPhy Air60 v2です。
好きすぎて色違いで2台持ってる。
ここまで来てロープロファイルかよ!
いやいや、ロープロファイルでもバカにできないくらい打鍵感がいいんです。
ビックカメラやヨドバシのような大型量販店では試打できることも多いです。見かけたら騙されたと思って試してみてください。
とにかく薄くてスタイリッシュ。ぶっちゃけジャケ買いです。デスクにこれがあると自然と気分が高揚します!
ノートPCやMX Keys miniのような薄型のパンタグラフやシザーのキーボードに慣れている人にはむしろロープロファイルのほうが馴染むかもしれません。
そして当然無刻印化します。無刻印じゃないと使う気起きないまである。
裏面もかわいい。
そしてこの細い足。この細い足のおかげで……
尊師スタイルでもキーボードに干渉しない。
Rudraのは、黒いモデルがAloe軸(37±15gf / リニア)で、白いモデルがCowberry(45±15gf/ リニア)です。
どーです、このコトコト音……見た目からは到底想像のつかないような良い音が出てますね。
この筐体のどこからそんな音がするのか不思議です。
もちろん押し込みは浅いですが、打鍵音も相まってか、不思議とものすごく満足感の高いタイピング体験ができます。なんだこれ……? 謎テクノロジー。
タイピングの満足感って、押し込みの深さとか軽さのような触感だけでなく、耳で感じる打鍵音の要素も結構強いんだなと思わされた逸品です。
まずコンパクトというのは当然なのですが、この小ささの割に、キー数が多いところです。
60%キーボードでは省略されがちなカーソルキーをしっかり備えていて、それでいてその左右にDelとShiftなんていうオマケまで付けちゃってくれています。
右Shiftはデカくないとダメって人には辛いかもですが、HHKBもJISは右Shiftが1Uサイズなので、Rudraはこのサイズでも全然OK。ただデフォの配列はダメ。
ですが、VIA/QMK対応。ありがとう、今日も米がうまい。
ということで、DelとShiftを入れ替えることができます。
幸いにしてキーキャップが同じ大きさなので、キーキャップを入れ替えつつ、VIAでアサインを変更すればオールオッケー。まぁRudraは無刻印がデフォルトなのであんま関係ないですけど。
というか入れ替えできなかったら絶対にこの変な配列のキーボードは買ってません。
ナイヨ
まさかの欠点なし。そりゃ1位だよ。
あとこれはキーボードオタクにしか伝わらないですが、無刻印キーに入れ替える際、ロープロファイルのためステップスカルプチャーを気にせずキーを換装できるというのもイイんですよね。
ちなみにご多分に漏れず、このキーボードもBT1~3+2.4Ghz+有線の5系統です。
ロープロファイルなコンパクトキーボードでEnter右側に余計な1列がないキーボードってかなりレアなんですよね。
MX Mechanical MiniとLofree FLOW、Keychoron K3、チミたちのことだぞ。
ロープロ界において、
- キーリマップ対応
- ホットスワップ可能
- 複数系統対応
- イルミネーション
- Enter右に余計な1列がない
という条件で絞り込むと、もうコレしかないんじゃないでしょうか。
というわけでキーボード5選でした。今回登場してないキーボードも実はまだあるんですが(LogiとかFILCOとかKeychronとかAjazzとかEpomakerとか)、先に誌面が尽きたというか誌面の裏側まで回り込むような文量となってしまったのでこのあたりで一旦退きます。
JISの60%キーボードデビューするならアーキスのRETRO TINYがいいぞ、と記事内で紹介してないキーボードをオススメしつつ、キーボード沼からお届けしました。
ちなみにじゃんぱらもHHKBの在庫は結構あります。ほしいけど高い、中古でもOKなら結構安く買えますのでぜひ。
▼前回の記事(キーボード沼・前編)▼