何度かスマホをPC代わりとして使う方法を書いてみましたが、外で使うにはチョット荷物が増えすぎてしまいます。
そんな持ち運びの不便さを改善するいい商品の買取持ち込みがあったので色々と触ってみました。
今回GAhackが紹介するのはキーボード付きのモバイルディスプレイです。


外観はまるでノートPCのようです。

しかし、電源ボタンを押してみると液晶の設定が出てくるのみでOSは起動してきません。
それもそのはず、このノートPC風のモバイルディスプレイにはOSどころか、メモリやストレージなどが搭載されていません。

ではどうやって使うのかというと、外部ディスプレイ対応のスマホを接続し使用します。

このブログでも何度か書いていますが、一部のスマホは外部ディスプレイと接続することでデスクトップモードが立ち上がります。
※Android 10以降かつメーカーがデスクトップモードをサポートする必要があります。
有名なところではSamsungのDeX(S10やS20など)、HUAWEIのPCのモード(Mate20ProやP20Proなど)、LGのデスクトップモード(G8XやV60など)でしょうか。


手始めにGAhackのメイン端末であるG8Xから繋いでみます。
デュアルディスプレイケースから取り出してUSBケーブルのC to Cで接続します。
付属のケーブルはチョット長かったので、普段持ち歩いているAltarnate Mode対応のケーブルを使用しました。
細かい説明は省きますが、Type-Cケーブルに迷ったときは「50cm未満」の「Thunderbolt 3」ケーブルを選んでおきましょう。
ほぼ間違いなくフルスペックのケーブルが手に入るはずです。


話が脱線してしまいましたが、G8Xと接続すると見慣れたデスクトップモードが起動してきました。
接続しただけの状態を見るとノートPCとデータ転送をしているようにしか見えませんよね。

この状態で色々とゲームやブラウジングや動画再生をしてみると、パームレスト部分は冷たいままでまるでM1搭載のMacbookを使っているかのようです。
代わりにG8Xがしっかりと発熱しておりスマホが本体であることを再認識させてくれます。


次にGalaxy S8を接続してみました。
熱心に見ていただいている読者さんの中にはGalaxy Note8はどうした?と思われているかもしれませんが、諸事情でじゃんぱらの買取に出してしまいました。
既に3年落ちくらいのモデルですが、前回書いたRedmi Note 9Tを一括支払いでの機種変ができるくらいで買取できました。
手持ちのスマホを買取りに出すことで家族の目を気にすること無く新しいスマホを入手することができるなんて最高ですね!
みなさんも眠らせているスマホがあれば買取に出して、新しいガジェットの足しにしてみましょう!

閑話休題

このGalaxy S8ですが、元々傷だらけで安く入手してバイクのナビとして使用していたものでした。

しかし、マウントステーから取り外す際に不注意で落としてしまい液晶の角を割ってしまったものです。
更に運の悪いことにタッチパネルも壊れてしまったようで、操作を受け付けなくなくなってしまっています。

マウスをUSBで続すれば操作自体は出来るのですが、バイクで使う際にマウス操作など出来るはずもなく眠っていた物を引っ張り出してみました。


結果は、無事DeXが起動してきました。

しかも、モバイルディスプレイにはキーボードもマウスも付いているので、スマホ単体(+マウス)で使うよりも快適に使えるようになりました。
今回のモバイルディスプレイはタッチパネルも対応しているので、アプリなどもAndroidタブレットを使うかのように操作ができます。
モバイルディスプレイにはCPUやメモリなどは搭載されていませんが、キーボード側にはバッテリーがしっかりと搭載されているので、ほぼバッテリー切れだったGalaxy S8を充電しつつ使うことができています。
これならバッテリーの心配をせずに作業がはかどります。

本当はHUAWEIのPCモードも試したかったのですが、手持ちにも店舗にも在庫がなかったのでコチラは試せていません。
おそらく問題なく使えることでしょう。


さて、ここまでAndroidで試していましたが、ホームボタンのないiPad ProやiPad Air4世代も端子がType-Cになっていますよね。
ふと気になったので、接続をしてみました。

結果は、ミラーリングとしての操作は可能でした。
しかし、モバイルディスプレイ側のタッチパネル機能は使うことができず、操作はトラックパッドとマウスのみでかなり制限される状態になってしまいました。
iPad本体での操作もできるので、モバイルディスプレイをテント型にして相手への説明に使うのは便利かもしれません。

ちなみに、今回レビューしたモバイルディスプレイはUSB端子やSDカードスロットが付いているので、スマホを接続した際しっかりと外部ストレージとして認識され使用することができました。
つまりこれ1台でディスプレイ、キーボード、トラックパッド、USBハブ、カードリーダー、モバイルバッテリーの6個分の荷物をまとめることができてしまうわけです!

キーボード部分がついていますが 、本質はモバイルディスプレイなのでPCのサブディスプレイとしても使用可能です。
この場合もディスプレイにバッテリーが搭載されているのでPC本体のバッテリーを消費しない為、結果的に使用時間を伸ばすことができます。

使っている状態を周りから見るとチョットだけ、いや・・・かなり不思議な状況にはなりますが、どちらのキーボードでも入力が出来るので便利なのかもしれません。

じゃんぱらではこういったチョット特殊用途なガジェットでも買取ができる場合があるので、遊び飽きたガジェット類は一度お近くのじゃんぱらスタッフへご相談ください。
結構いい値段がついて次のガジェットの足しに出来るかもしれませんよ。
SDGsが叫ばれる昨今、捨てるのではなく次の人にバトンタッチという意味でも買取のご利用お待ちしています。

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