皆様おはこんばんちわ!
近頃の冷え込みが著しく、朝布団から出られない…。
どうもmegです。

今回はイヤホン、ヘッドホンネタになりますが、『ながら聴き』イヤホンに焦点を当てていきたいと思います。

というのも、先日出たSONYの新しい『ながら聴き』イヤホン、Float Runがmegの興味を引いてしまったからなのですね。

いわゆる、『ながら聴き』イヤホンは音楽などを楽しみつつも、外音も聴こえるようにしたい、そんなイヤホンです。
良くも悪くもそういった分類のイヤホンは、音質を犠牲にしていることも多いのが悩みどころです。

SONYなら外音取込(アンビエント)モードでモード切替や物理的にイヤホンに穴を開けて直接外音を取り込んでしまう、といった手法を取っています。

そんな中昨今よくよく見かけるようになったのが、骨伝導という別解を得たイヤホン達です。
この手法で一番の有名どころは、やはりShokz(旧AfterShokz)ではないでしょうか。
このタイプの利点は外音を聴きたいなら、そもそも耳を防がなければいい、ということを体現したスタイルです。

今回ご紹介するイヤホンは、耳をイヤホンで塞がない系のイヤホンのご紹介となっています。

※各参考画像はSONY、audio-technicaの商品ページから引用しております。

わずか33g、フィット感がいいので装着ストレスはほぼ0です。

骨伝導は伝導部を肌に密着させて、骨の伝導を利用して、側頭骨から振動で音を伝えるのが駆動メカニズムですが、このFloat Runは耳元にスピーカーを配置して、直接音を伝えるという力業みたいなイヤホンです。・・・新しい。

スピーカーは耳の前に浮いているようなスタイルになります。

裏側はこんな感じです。

 

帽子やメガネと干渉づらいのはうれしいポイントですね。

また、ドライバースペックも高く、16mmのダイナミックドライバーを採用しており、この価格帯では破格の大きさを誇ります。

ダイナミックは大きければ大きいほど高音質!これでだいたい合ってます!!
※安価なイヤホンだとだいたい9mm前後が主流なので、2倍近く大きい。

これで何が違うか、というと単純に音質が骨伝導のそれと明確に差が出ます。

骨伝導は音を伝える際に音(振動)→側頭骨→中耳→蝸牛と伝わるため、通常のカナル型イヤホンやヘッドホンとは音が伝わるメカニズムが異なっています。

一方、Float Runは空気振動で鼓膜から直に伝わるので明確に音質としてこちらが勝ります。

メーカーサイトの比較ページより

https://www.sony.jp/headphone/products/FloatRun/

駆動方式が違うので一概に比較するようなものではないんですが、『ながら聴き』イヤホンとして見ると比べることも止むなしです。

ちなみにmeg個人としては、開放型のヘッドホンをしているのと遜色ないと思っています

実際の音質のレビューとしては

高音 ★★★★☆
中音 ★★★★★
低音 ★★★★☆
音場 ★★★★★
解像感★★★★☆
迫力 ★★★☆☆
遮音性☆☆☆☆☆
音漏れ★☆☆☆☆

こんな感じでしょうか。

■YOASOBI アドベンチャー

YOASOBIの新譜から1曲。

非常に軽快なリズムでボーカルが目立ちますが、高音質イヤホンと比べても音質は見劣りしません。
定位が安定していて、かつ広い音場で高音-低音までかなり懐の深い音色を奏でます。
この価格帯でこれだけ鳴るのはイヤホンではまずありえません。
どちらかというとヘッドホン寄りの恩恵といえると思います。

■Ado 阿修羅ちゃん

変調が多いAdoの曲ならどうでしょうか。(…YOASOBIも変調曲多いですけどねw)

ボーカルはやはりよく出ているのですが、こういった曲だと迫力がカナル型のイヤホンと比べるとやや見劣りするかもしれません。

パワーは足りてるんですが、どうしても出力位置と耳までに物理的に距離がある弊害が少し響いているのでしょう。

新時代とかの冒頭のアカペラ部なんかは鳥肌モノなんですがね(苦笑)

■yama 新星

曲調自体はシンプルなyamaの楽曲であれば、yamaのパワーボイスで迫力不足なんて解消!!耳が幸せになれます(笑)

この曲は最後に信じられないくらい高音になるのですが、それを再現しきるポテンシャル・・・Float Run侮れません。

といったところでしょうか。

共通していえるのは音場、距離感が非常に良く、1歩離れた位置から鳴っているので、定位も安定し、聴き疲れしにくいところです。
音質面は本当に優秀で、音量を出せる場所ならパワーを上げるほどに全体的なクオリティーも引きあがっていきます。
音域のバランスはSONYらしく優等生、過不足なく鳴っていてこちらも好印象。
高音をここまで鳴らしてくれるワイヤレスなんてそうそうありません。

そのあたりは大型ダイナミックドライバーらしく限界が高く、容易に音割れしてしまうようなこともないのでレンジが広いといえると思います。

ただ、もちろんデメリットもあります。
開放型のヘッドホンと比喩しましたが、開放型というのは例に漏れず、盛大に音漏れします。
つまり、日常生活においては使いどころをかなり選ぶということなんですね。

通勤通学に使うのなんてもってのほか、さらに外からの音が大きければ大きいほど、遮音性が0に等しいので外音と混ざりやすく、周りの環境と状況を選ぶイヤホンともいえます。

そういった点を加味すると、普段使いとしては骨伝導のほうが優秀です。

骨を介している分、Float Runに比べれば外部からの影響もそれほど大きくなく、音漏れも断然しづらいです。

ただ、このあたりは考え方次第ではあります。
そもそも、『ながら聴き』イヤホンというのは、あれもこれも、といった前提のイヤホンなので何か犠牲していることの方が多いためです。
Float Runなら音漏れ、骨伝導なら音質が挙げられる、ってわけです。

骨伝導とは違う新たなスタイルともいえるFloat Runですが、それでは骨伝導では高音質を実現できないのでしょうか?

正直、贔屓目に見ても難しいと思ってしまいます。

骨伝導における音質の良さはイヤホンの例に漏れず、フィット感がすべてです。仮に最善のフィット感を得られたとしても、その駆動メカニズムからFloat Runほどの音質は得られ辛く、価格帯に関わらず音質は頭打ちになりやすい、というのがmegの見解。

とはいうものの、それでは面白くないのできっとあるはず!と思い探してみました。
そして、見つけたのがこの機種です!

audio-technica ATH-CC500BT

audio-technicaはこういうのホントに得意ですね。
詳しいメカニズムはメーカーページリンクを貼っておきますが、普通の骨伝導とは伝導経路が違うため音質向上をはかれるみたいです。

メーカーリンク

かんたんにいうと耳の軟骨(耳珠)を振動させて、その振動を耳穴(外耳)を通って、その振動によって鼓膜を揺らすようです。

つまり、単純な空気振動ではないものの、通常のイヤホンと駆動メカニズムがかなり似ている、ということになるので、通常の骨伝導と比べると高音質を理論上は実現しやすい、というのがメーカーの謳い文句かと思います。

実際に聴いてみると、たしかに従来の骨伝導と比べるとくぐもったような骨伝導特有の感じがかなり軽減されているように思えます。

耳の中に指を入れてみると軟骨(耳珠)を通して耳の中が震えてるのがわかってちょっと面白いです(笑)

実際の音質のレビューとしては

高音 ★★★☆☆
中音 ★★★☆☆
低音 ★★☆☆☆
音場 ★★☆☆☆
解像感★★☆☆☆
迫力 ★★☆☆☆
遮音性☆☆☆☆☆
音漏れ★★★★★

骨伝導イヤホンと比較するなら、俄然こちらの方が音質面において良いかと思いますが、Float Runや一般的なイヤホンと比べるとやはりその差は大きい・・・。
比較のために同様の曲を聴いて比べてみました。

■YOASOBI アドベンチャー

分類的には骨伝導となるので致し方ないところはありますが、軽快にたくさんの楽器でリズムを刻む、を再現するというのが苦手に感じます。
ボーカルに関してはそれなりに再現するので、『ながら聴き』イヤホンとしては及第点以上ではあると思います。
どちらかというと曲調がシンプルなほど不得手な部分が目立ちにくくなるので、YOASOBIなら「群青」「たぶん」「アンコール」のような曲のほうが合うのではないでしょうか。

■Ado 阿修羅ちゃん

ヌケが足りない、それに尽きます。
曲調自体が爽快感あるものなので、突き抜けていくような音質再現が求められると中々に厳しいですね(苦笑)
Adoの声色はがなり系なので、聴く分には問題ないのがなんとも不思議な感じではあります(笑)

 

■yama 新星

予想外だったのがyamaを聴いたときです。
「あれ・・・?全然聴けるぞ・・・?」と思いました。
もちろん、Float Runとは再現力に差が出ています。
でも聴ける・・・yamaのパワーボイスで解決しているのか?
と思い、しばらく聴いてみましたが得手不得手が浮き彫りになりやすいんだと結論づけました。
それを証拠?に「色彩」や「麻痺」はちょっと苦手ですが、「愛を解く」や「Lost」などのシンプルな曲調の曲はわりと再現してくれています。

辛口めなレビューですが、個人的な感想としては曲を選べば普通に聴けるイヤホンです。
言葉にするとすごく残念な感じに聞こえるかもしれませんが、骨伝導でわりとこう思えたのは個人的にビックリ。
そのため、骨伝導の高音質機として紹介に至ってみました。

もちろん、音質を重視するのであれば、遮音性を高めたカナル型イヤホンの方がはるかに低コストに実現可能です。
ATH-CC500BTはやや高価になりますが、『ながら聴き』イヤホンとしては高水準であるといえると思います。

ただ、どうしても付いてまわるのが、人を選ぶかな、といったところでしょうか。
このイヤホンは耳の軟骨(耳珠)に当てるので、装着位置がほぼほぼ固定となる機構です。
そのため、自分とこのイヤホンの相性が悪いと音導率がただただ悪い骨伝導イヤホンが出来上がります。
試し装着が必須ですので試聴してからの購入を推奨します。
わりと伸るか反るか感が否めないのがたまにキズ、となるかもしれませんね。

と、ここまで2機種比較しましたが、どちらが気になったでしょうか?

megは音質厨なので、タイトルにもしたFloat Run派ではありますが無事?自宅用になりそうです(笑)
↓と同じですね。

平面駆動の「イヤホン」Unique Melody ME1をレビュー

あ、メーカーページで紹介しているようにジムやランニングの際にも良いかもしれませんね。

高音質でストレスフリー、最高じゃないでしょうか…。

そんなFloat Run、いかがでしょうか?

もちろん、紹介した軟骨伝導、それ以外の骨伝導やイヤホンでもよいかと思います!

『ながら聴き』イヤホンは、マルチにゲームをしたり、チャットしながらだったり、と用途は多岐に渡ります。

meg個人の話になりますが、某イカゲーでボイチャしながら使うなら骨伝導が俄然おススメです!
デジタルミキサーでゲーム音とボイチャをミキシングしたり、出来なかったりと苦しんでいる方には特に。
うまくミキシングできない?自分自身がミキサーになればいいんですよ(暴論

といったところで、このあたりで筆を置かせて頂きます(笑)

過去に他ライターが紹介した『ながら聴き』イヤホンはこちらから。

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